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今日も早引け中央酒場

通勤経路の木々も赤く色づき綺麗です。とても綺麗ですと書きたいところですが、東北単身赴任経験者からすれば「とてもをつけるのはちと無理です」…

ブログのネタ用にみつくろって撮ったうちの一枚↑なんです… 京急黄金町駅から事務所までの通勤途上で写真を撮ろうと思うんですが、朝はぎりぎりに事務所へ入るもんだから写真を撮っている暇は無いし、帰りは終業のチャイムが鳴るころには辺りは真っ暗だし、そんなこんなで本日早引けをして写真を撮った次第です… 

予定では本日仕事を休んで勤労感謝の日とからめて5連休を目論んでおりましたが、それも叶わず… 出勤したわけです。昼休みを返上して14時にはあらかた仕事が片付いたもんで、早引けをしました。

最近特にせちがらくなった仕事環境です… 「そんなこまかいことまで協力会社に要求するんだ~ そんなやりかたされたらやる気のあるやつだってやる気をなくすぜ… 現場の担当者(おいら)のことも考えろよ、おいらだって言いたくないことをお願いしてやってもらっているんだからよ~」チッ…

「やってられね~や」と… やる事を終わらせて速攻で早引けを取りました。「なにがマニュアルだ~ 規則だ~ それだけじゃ世の中は動かないのよ~」… 「そんなら、四角四面にやってみろよ~ おいらもあと10日有給休暇があるから、あんたの好きな四角四面のやり方で働かせていただきますからね」なんて…

「今の若いやつらはお馬鹿だね~ 文章の表面つらしか読めない… 仕事で何か問題が起きると、やたらマニュアルや規則の中に逃げ込みやがって…その中に入ったら動こうとしない、白でも黒でもないグレーのときに判断できない、グレーのところを埋めるために給料をもらっているんじゃないのかい」…「マニュアルや規則だけで仕事が出来たら、だれも苦労しねいやい」… 「だから… レベルの低い凡ミスをやらかすんだろうが~」…

そんなことを考えながら昼の横須賀裏通りを歩いているもんだから、仕事の憂さがたまるばかりで。

ガラガラッと中央酒場に入ったとたんに、ボワ~ん.. なんて仕事の憂さが爆発して…

「ホッピー氷入りで」… ド~ンなんてテーブルをたたいて、仕事の憂さを晴らすことになってしまうんです。

40代50代を筆頭に、今の労働者諸君は可哀そうだと思います。やたら世の中がせちがらくなったために、仕事の大半が何か起こった時に責任の所在を明らかにするための書類集めやら文書作りが主な仕事のようになってしまって、それらに時間を取られるあまり現場で起きている些細なことに気がつけない…

「身を守るためにはマニュアルをしっかりと勉強して.. 規則を守って仕事をしてください」なんて…「今回の事故の原因は、○○マニュアルの21ページを守っていれば防げた事故ですから」なんて… 「事故や問題が起きるたびに増えていく規則やマニュアルの隅々まで覚えていられるかって~の」…「いくらマニュアルを覚えたとしても、現場経験がないところからはたいしたものは出てきやしないの」…「テニスやマラソンやウクレレだって、実際に身体をつかってやってなんぼなもんで、そんなの分かりそうなもんだけどな~」…

おいらの若い頃はよかったと思います、まだ義理や人情があった世の中だったから… 些細な仕事のミスくらいなら、みんなで力を合わせてミス自体を無かったことにしたりして、今は些細なミスすらゆるさない怖い世の中です「怖いですね~、さよなら. さよなら..さよなら…」※ 故 淀川 長治のように

30分ばかりの中央酒場の寄り道で仕事の憂さは晴れました… 家に帰ります。

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コメント

  1. aomori.n より:

    まさに兄さんの言う通り!
    私は更に10年以上前の人間ですから、兄さんの事すら少し理解できないこともあります。
    例えば有給休暇!
    60歳で出向する時には休暇残は3年度分(50数日)残しました。
    何せ、転勤時にも荷出し、移動、荷入れ、の他に3日間の転勤休暇があるはずなんですが、荷出しの前夜も深夜まで残業、荷入れ日も午後から出勤なんてのが普通でしたからねえ!
    パワハラ、ブラックなんて当たり前、今日の仕事は明日に残すな、明日の仕事の段取りは今日のうちに!なんてね。
    ところが、定年間際の頃には、明日出来る仕事は今日するな!
    これが働き方改革なんですね。
    時代も違ったものです。
    責任の取り方も同様です。
    若いうちは好きなようにやれ、マニュアルは人がつくったもの、俺の給料が高いのは危険手当だ、だから責任は俺が取る!でしたね。
    これって、完全に過去の遺物ですね。