2024.夏の車中泊放浪(15日目)
かなやま湖畔キャンプ場に2泊したのに、かなやま湖の写真を1枚も撮っていないことに気が付いて.. どこか てきとうなところで撮ろうと思いましたが、道路は湖岸から離れるばかりで..
1枚も撮れずに町場へ出て来てしまいました。
富良野線廃止を記念に写真をブログにのせて貰えませんか?なんてコメントをaomori.n先輩からもらっていたので、町場へでてからきょろきょろと目をこらしてたら..
いいものを発見.. ぽっぽや「鉄道員」のロケ地だそうです。「先輩に言われちゃ、行くっきゃないでしょ」と寄っていくことにしました。駅近のコープで買い物をして、レジの姉様から情報をいただきました。
姉様からの情報⤵
「鉄道は廃止されましたが、駅は残っています。その駅が映画のロケに使われて.. ..駐車場はあるから車は停められますよ」..
情報のもとやってきたのが こちら↑の駅です。幌舞駅と書かれていますが..
映画では幌舞駅(ほろまいえき)だったようですが、実の名を幾寅駅.. 何と読むのか、わかりま千昌夫?
軌道を見ればレールこそありますが、草がぼうぼうで廃線は間違いない様子。栄枯盛衰というのでしょか..悲しいことです。
駅舎の中はこんな感じでした。地道に職務をまっとうした.. 高倉健の遺影が机の上にあります。
大型の液晶モニターで映画「ぽっぽや」をただで鑑賞できるみたいな.. 10分ばかり観ていたら、「もうどうにもとまらない」なんちゃって、最後まで観たい衝動にかられて..「まずいよ.まずいよ..」なんて後ろ髪を引かれる思いでこの場を後にしたんです。※こんなところでよろしいでしょか?aomori.n先輩..
ぽっぽやのロケ地をあとに、上りにのぼって狩勝峠、ここは初めて越す峠でした。峠を下っている途中で、カーナビが左の細道を指示したもんで、すなおに従ったら..
やがて標識にはトムラウシの文字が.. はるか昔に読んだ本でトムラウシを知ってこのかた..いつかは訪ねてみたいと思ってました。そのトムラウシが7km先だなんて..そう思った瞬間、カーナビは無視..
その7kmはなにかの見まちがいだったのか..次の標識にはトムラウシ37kmとあります?..ゲゲッ!
ひきかえそうかとも思いましたが、あこがれのトムラウシです。
後は野となれ山となれ、どうにかなるさなんちゃって.. トムラウシをめざしたんです。
あこがれのトムラウシまであと7.5km.. こんなところでエンストしたらヒグマの餌食、間違いなし。
ドキドキしちゃった親爺の胸..
無事にトムラウシに到着.. 「なんだよ、大きなホテルじゃんかよ」..
せっかく来たのにただ戻るんじゃ、のうがありません。
温泉に浸かっていくことにしました。 おいくらですかと訊いたら、¥1,000-とのこと..
さすがトムラウシでした、その風呂も泉質も満足のいくもんでした..
15,6の時に読んだヒグマ猟師の本の中で知ったトムラウシは本当にいいところでした。
「まずいよ.まずいよ」.. 早く士幌高原にいかねばならないんです。Qさんが待っているかも..
十勝ダムを見て、ブイブイ..
めざすキャンプ場まであと5km..
ロッジ ヌブカに到着、時刻は16時12分..
申込書を記入して、¥500-を支払い、
こちらの施設の最上段の展望広場へ、広い駐車場に たったの一人ぼっち.. 強雨に降られて..たまりません。が..
人間は考える葦である..
雨にも負けず、風にもまけず.. ヴォクシーをひさしの横にとめて。
「これでどうでしょか」..
強い雨の中でも、これで大丈V。
旨コロも食べちゃいます。
旨コロにじっくりと火をとおしたら、タフ丸Jrを強火にして、きざんだねぎには さっと熱をくわえるだけ.. これぞ横浜中華街の技なのです。
雨さえしのげれば、余裕のよっちゃん..
晩酌が終わった頃に雨があがって虹がでました、それも2つもです。
左の虹と、
右の虹.. ふたつを合わせれば虹の架け橋なのに.. 左と右とが合わされば、世界平和になるかも。「おててとおててを合わせて幸せ」なんて感じで..
食後は、だれもいない広い駐車場でウクレレを弾きまくりました。
戦争が終わってぼくは生まれて、戦争も知らずに僕は育ったと思っていたら、あっというまに高齢者です。あーああ、やんなっちゃった、あーああ、おどろいた ♪..
Ⓐかなやま湖畔キャンプ場 Ⓑ映画ぽっぽやロケ地 ©トムラウシ温泉 Ⓓ士幌高原ヌプカの里
コメント
ありがとうございます。
懐かしい幾寅(イクトラ)駅!
ダブル虹も行き先を照らして前途洋々!
雨もあがって素晴らしい旅になりますように!
まさか.先輩もぽっぽやだったんですか?