2024.秋の東北車中泊放浪 第1弾(3日目)
7時だよ!、全員集合の写真↑.. 御池駐車場から乗り合いバスで入ってきました。
9月19日 木曜日 朝の沼山峠です。雨がバシャバシャ..
「我ら、これより尾瀬を徘徊す」なんちゃって..
昨夜は強雨のなか、御池駐車場に夜中の1時10分に後続部隊の5人が到着したんです。
かるく一杯呑んだあと4人がハイエースのキャンピングカーで、ウクレレ組の2人はヴォクシーで車中泊.. ウクレレを弾いたあと就寝しました。
雨が降っているもんで 「尾瀬はやめて、桧枝岐温泉に2泊すればいいんじゃね」なんて提案したんですが..
尾瀬徘徊は決行されたのです。
濡れた木道は滑ってあぶないのですよ.. 高齢者はちとしたことで転んで、それを機に寝たきりになる.. よくある話なのです。
つるっと滑って、ドタッ!、やってしまいました。
あしたのジョーの丹下団平じゃないけれど、「立つんだ、立つんだ お嬢~」なんちゃて..
安心してください、最近50代になったばかりの テニスで鍛えた姉様ですから。
お嬢はすくっと立ち上がり、歩き出しました。
尾瀬沼です、時刻は8時55分。
今回の尾瀬徘徊組の最年長は写真左の立姿がりりしい? 親爺先輩で、齢79歳..
「最後の写真になるような気がするから」.. と言われて撮りました。
ブログ用に撮った尾瀬沼です。
さあ行きましょか..
尾瀬沼をあとに、お次は尾瀬ヶ原へ.. 尾瀬沼と尾瀬ヶ原とは同じ標高だとばかり思ってましたが、尾瀬沼が高くて尾瀬ヶ原が低いようです。
昨夜の雨で増水した川を渡り尾瀬ヶ原へ、先頭を歩く長老です。
今夜の泊まりは東電小屋、小屋まで1.2kmの標識↑です。
東電小屋に到着、こちらにも最近はやりのクマ情報が..
とりあえず1日目の無事を祝して乾杯.. 1本¥800-の缶ビールは超旨でした。
風呂に入って夕飯を食べて、部屋呑みを期待していたのに.. 19時半を前に皆寝てしまって、しょうがないので私も寝ました。
そして翌朝 天気晴朗なれど風弱し.. いい一日になりそうです。
早朝、小屋の周りを散策して、
そして朝飯。
小屋の前で2日目の記念撮影.. 「姉さんは後姿の方がいいかもしれないね」なんて パチリ!と一枚..
昨日、東電小屋を前にして脚が動かなくなってしまった長老(79歳)も、目を覚ましてくれて安心しました、体調はどうなんでしょか?..
至仏山の方から山ガールがひとり..「な~んだ、仲間のおばはんでした~」..
テクテク.. テクテク.. 爽やかな高原の風に吹かれて、たまりま千昌夫。
「尾瀬ヶ原を周回してから、御池駐車場を目指そうか」なんて話もありましたが、
東電小屋から最短ルートで御池駐車場を目指すことにしました。
御池まで残り5.5kmの地点です、時刻は10時30分。
つり橋を渡ったところで、昼飯タイムとしました。
小屋で作ってもらった弁当を食べたのが11時40分で、
豆を挽いてコーヒーもいただきました。
ヨタヨタ..ヨタヨタ.. .. 「思い込んだら試練の道をゆくが親爺のど根性」なんちゃって、
全体的に疲れていたようですが、昭和世代は我慢強いんです。
上の写真は、ひとり高速徘徊をする長老です。「先輩、 そんなに急いでどこへ行くんですか~」?.. 返事がありません、完全にゾーンに入ったみたいな..
御池駐車場まであと500mの地点では、
第3集団ははるか後方です。
前方小高い丘に立つ長老.. 「どんなもんだい」なんて、勝ち誇った顔をしております。「後などないけどどうにかなるさ」なんて人生最後の勝負に出たんじゃないでしょか..
「どうだ参ったか?」.「まだ、おまえらには負けないよ」.. なんて得意顔です。時刻は14時10分..あとをついていったら あの世へ連れていかれるんじゃないかと怖くてペースを落としましたが、半端ないラストスパートでした。
後続を迎える長老(79歳)です..このとき時刻は14時22分。
無事に1泊2日の尾瀬 徘徊をすませて、桧枝岐温泉の民宿へ、こちらに泊まって明日は三浦へ帰ります。
民宿の夕飯↑です。天然の舞茸料理にサンショウウオのから揚げとイワナのお造りに塩焼き..
当然、イワナの骨酒もいただきました。
それにしても79歳であの早さ..「あ~..やんなっちゃった、あ~ああ.驚いた」♪..
ポロロン..ポロロン♪♪..
ウクレレ組は夕飯のあと音楽談議に花が咲き、気が付けば寝ていました。
そして翌朝、皆は三浦へ帰っていきましたが.. 私はも少し仕事をしてから帰ります、これが車中泊ブロガーの辛いところなのです。
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