
車中泊放浪をしていてなにが気持ちが悪いって..ずばり毎日風呂にはいれないことです。いつもの暮らしなら毎日入れるお風呂でも、旅に出るとそうはいきません。これは洗顔や歯磨き、トイレに関しても言えることです。

そんなこんなでやって来たのは木曾駒高原の麓にある天神温泉でした。風呂に入ってしゃっきっ!としたいと思いました。前回風呂に入ったのは、さて.. ..若狭辺りだったでしょか..
玄関先で「日帰り入浴をしたいんですが」と声をかけても、返答が帰ってきません..シーン.. ..
5分ばかり経ったところで おいちゃんの登場..「日帰り入浴は¥500-.. 階段を上ったら右に曲がったその奥が温泉だから」なんて感じで、 感じの悪いこと..

湿っぽい廊下をいけば、途中自動ドアがガラッと開いたりして..次も開くかと思ったら、そこは手動でした。この先はいったいどうなっているんだろうかと..ドキドキしちゃった親爺の胸。

建屋からいったん外に出てトントントンと外廊下をいけば、

その先にやっとこ温泉の入り口が..

入り口の扉を開けてみたら..まさしく温泉でした、掃除はいき届いているようです。

この湯舟が風情があってよかったんです。湯舟にある手摺がステンレスじゃなく鉄だから..錆々のがりがりで.. 手を掛けた途端に錆が剥がれ落ちて湯舟にチャッポン..
泉質も錆びた手摺の鉄分がいいのか?、なかなかなもんです。この温泉が¥500-なら毎日入ってもいいと思うほどの名湯じゃないでしょか.. 木曾駒冷水公園を離れる日にも再び利用させていただきましたが、次来る時もこの温泉に浸かりたいと思うほどの温泉でした。←あくまでも個人の感想です。

風呂上りは最高です、心身がしゃっきっとして生き返った感じで.. 風景まできれいに見えます。

温泉で温まった身体には、木曽の冷気が爽やかでした。

湯ざめしないように火を熾して..

おそらくこれから冷えるはずと、肴は炙ったイカ天に豚のホルモン..
時刻は17時30分、今日の一杯のはじまりはじまり.. 風呂上がりの宝焼酎ハイボールレモンは最高でした。

パチパチパチと焚火が燃えてます、とにかく風呂上がりの一杯は最高です。
焚火がありゃ- 漆黒の闇なんてどうってことありません。温泉に浸かって、焚火を熾して外で呑む、 こんなのが車中泊放浪旅の醍醐味じゃないかと.. いつもの暮らしでは毎日風呂に入れるし、着替えもできます。が.. いつもの暮らしに疲れたら、どうにかなるさなんちゃって..青年だけじゃなく 年金親爺も荒野を目指したらいいんじゃないかと思うんです。「老人は荒野を目指す」なんちゃて..

木曾駒冷水公園はとてもいいところなんです。が.. 金曜、土曜に日曜日は混雑が予想されます。それとゴールデンウィークに7月~8月末ははんぱなく混雑するような気がします。 年金暮らしの自由人はそれを避けて行ってみればいいと思いますが..
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