せちがらいことがいやだったんです..それで会社を辞めました。
本当は若くに辞めたかったんですが、それも叶わず、やっとこ去年..
それでいま車中泊放浪旅をしているんですが..
「萩に来ているのに、武家屋敷も歩かないで ただ通り過ぎるのかい」？.. 「ありえま千昌夫」なんちゃって心が叫んだもんで、後は野となれ山となれ、萩の町を歩くことにしました。
目指せ菊ケ浜駐車場.. 海水浴シーズンを除けば無料だという駐車場で、トイレはあるし萩城にも武家屋敷にも近いようです。
菊ケ浜駐車場に到着、駐車場のすぐ裏手が海水浴場になっております.. どれどれ
「ガックシ..とても綺麗な海だったのに、おいらのカメラには美しいものが美しく撮れないようです」.. 知らない海を眺めていたいんですが、武家屋敷を歩くことにします。
「久しぶりに、 高杉さんちにいってみるかえ」なんて知らない町を歩いていくと..
気が付きました、 武家屋敷にもエリアが分かれて上士の住むエリアと下士の住むエリアがあるようです。横浜に例えるなら、山手に住むお金持ちと黄金町界隈に住む人々みたいな違いじゃないかと..
このあたりは上士が住んでいたところらしく城にも近いし、屋敷のひとつひとつが大きいですね、白壁が延々と続いております。
周布家長屋門とありますが、周布正之助とは関係があるのでしょうか.. それは不明です。
やたら塀がながいですね..
こちらは旧益田家の物見やぐらだそうです..
この益田家は関ケ原では西軍につき 戦に敗れ、合戦後に家康から家臣になるよう勧められたようですが、それを固辞し、毛利輝元の信頼を得たようです。幕末動乱では当時の当主が禁門の変の責任をとり切腹..いと悲し
武家屋敷（上士のエリア）から大通りを渡ると、
こちらが幕末維新の志士たちが多く生まれたエリアです。
木戸孝允の誕生地とありますが門が閉まっております..どうしたのでしょうか？..
腹が痛くて困っていたところ..
木戸孝允の生まれた家が、今はトイレになってしまったのかと、ちと驚きました..
「ゲゲ.. これが木戸孝允の生まれた家かい」..ドキッ
きれいなトイレで助かりました..
トイレの隣に木戸孝允の家の入り口がありました、腹が痛くならなければ、おそらく通り過ぎていたことでしょう..
￥100-を支払い家の中へ入ってみました、ムム..たしかに木戸孝允の家のようです、桂小五郎の写真が飾ってありますから..
木戸孝允の家をあとに「おっと、高杉晋作の銅像じゃないかい」..
今回、萩は車中泊するだけで観光はしないつもりでしたが、昨夜酒を呑んでいたら無性に幕末の青春群像に触れたくなり、それに萩焼のマグカップもほしくなって..
.
萩の街の散策で、なにが楽しいかって.. 幕末維新もいいけれども、萩焼の店を覗くのもたまりません。
今日も入っては出てを繰り返しマグカップをさがしましたが、 なかなかいいものがなくて..
上の写真のお店は高杉晋作の家の右隣のお店で、ここにちとそそられるマグカップがあったのですが、どうしようかと悩んだあげく.. 「高杉晋作の家を見てからにしよっと」なんて..
高杉晋作の家の前からその先を見れば、左隣にも萩焼の店が.. 高杉晋作の家の両隣は萩焼の店だったようです。
高杉晋作の生まれた家↑
高杉さんちの前を通りすぎて、さきに萩焼をさがしていきます。
「これにしよっと」..
萩焼は買ったし..￥100-を支払い高杉晋作の家を見学させていただきます..
「帝釈天で産湯をつかい」.. はフーテンの寅さんですが、ここには高杉晋作の初湯の井戸があります..
このきかんきの強そうな顔↑.. これぞ高杉晋作
「おっと、むーちん師匠のトラックの後ろに書いてある歌だぞ、チッ..ぱくりやがったな」..
※むーちん師匠とは→ おいらのブログの師匠で 2トントラックにバラック小屋を積んで旅する変人系の親爺。こちらがその親爺のブログ→青の風に吹かれて
夏ミカンがたわわに実っております、白壁に夏ミカン.. これぞ萩の武家屋敷なのです。
萩八景の遊覧船に..
「おっと、びっくり」.. 今でもあるかいユースホステル、 泊り客の大半は昔ヤングだった男女じゃないでしょか..
今でもみんなで歌など合唱するのでしょうか？.. いと恥ずかしや
「萩城跡などを見ていきますかい」..
毛利輝元の座像に迎えられて..
この先が本丸のようです、が.. 先に料金所があるようなので本日の萩歩きはこれでおしまいです。
高杉晋作の家の左隣の店で買った萩焼ですが、今 改めて見てみて、ガックシ
「やっぱり手前の店のマグカップにしておけばよかったぞ」なんて.. 後悔島倉千代子。
当ブログはにほんブログ村に参加しております、「車中泊の旅」「60代オヤジ」「ウクレレ・ハワイアン」のどれか一つでかまいませんので バナーのクリックをお願いいたします… 励みになります。
コメント