スポンサーリンク

ホクレン ディスタンス..千歳大会

2025.夏の北海道を彷徨う親爺です。

我が人生も黄昏時に突入して、 若かりし頃の思い出をしょって彷徨ってます。旅に出た当初は不思議に毎晩のように現役時代の仕事の夢を見てましたが、ここ最近はほとんど夢は見なくなって毎日爆睡。

今回の千歳は人生で一番充実していた頃の思い出に惹かれてやって来ました。道の駅 サーモンパーク千歳に到着、昼はサーモン親子丼に知床鶏の親子丼を食べて、イオン千歳店でお買い物..

買い物を済ませて支笏湖にある極秘のねぐらへ向かいました。

先輩..お疲れ様です。乾杯..

夏の北海道車中泊旅のために仕事を辞めた親爺先輩.. いよいよ旅をしまって横浜へ帰る算段を始めた様子で、日曜日のフェリーで津軽海峡を渡りたいけどスーパー海割り¥11,000-では空きがないとか..

「先輩 帰るにはまだ早いんじゃありませんか」なんて言っても..「もう見たいところは全部見たんだ」..だから帰るの一点張り。

そして翌朝、時刻は6時10分.. 函館フェリーターミナルを目指して極秘のねぐらを出て行ってしまいました。

その早きこと風のごとし、昨日までは洞爺湖を観光してから帰ると言っていたのに..今日のうちに津軽海峡を渡るそうです。 .. 「ばいなら..気を付けてお帰りください」..

馬は走れば早いけど普段はまったりくつろいでいるのに、どうも日本人はせかせかしていて いけません。「黄昏時の残りの人生、そんなに急いでどこへ行く」なんて思う親爺です。

千歳へやって来たのは夏になると北海道で開催される陸上競技大会を観るためでした。大会名はホクレン・ロング・ディスタンス チャレンジ千歳大会

大会の趣旨は国際競技会で活躍できる中長距離選手の育成及び強化..開催都市の観光促進.. その他いろいろ..涼しい夏の北海道ですが、ここ最近の猛暑ゆえ 競技開始が15時45分と選手主体の運営方針に好感がもてます。

種目は男女共に3000mと5000mで参加標準記録をクリアした選手達が持ちタイム別に集団をつくり走る長距離記録会のような感じ..

上の写真は第4レースの女子5000m  記録の早い順からA,B,C,Dとランクわけされてます。

いいリズムで走っています..「俺も昔はこんなところで遊んでいたんだぜ.. こんな姉様くらいなら、余裕のよっちゃん楽勝で後ろについてほのかに薫る残り香を嗅ぎながら走る力があったんだぜ」..←親爺の実話

神奈川の白鵬女子高の沼田選手が女子5,000Dで見事に優勝..初めての5000mで16分07秒はいいタイムだと思います。走りもきれいだし、まだまだ伸びしろはありそうな..「おいらが念をいれてやったら優勝したんだぜ..きっと」←親父の妄想

男子3000mの吉居 大和選手(中大トヨタ)の走りが凄かった.. 男子の3000mくらいになるとスピード感が半端なくって、風が吹き抜けていくみたいな..ドキドキしちゃった親爺の胸。

これが圧巻でした↑..この日の最終レース 男子5000mグループ。

上の写真 右端 早稲田大学の山口選手は5000mの自己ベストが13分30秒で対するアフリカ勢は13分01秒に13分07秒.. 「勝てっきゃないだろが」と思って見ていた親爺ですが..ゲゲッ..

4000mを過ぎたあたりで先頭へでたと思ったら..ラスト800mを力で走り抜けて13分16秒で優勝。

アフリカ勢の腰の高さ、細くて長い脚と天性のばね、なめらかな走り、対して日本選手は腰が低くて、身体使いが硬い感じ.. アフリカ勢のなめらかさとは対照的な硬くて力強い走りでぶっちぎり..唖然としました。

完勝でした。

ラスト2周でアフリカ勢をおいてけぼり..あっぱれ!

戦い終わって日が暮れて.. 黄昏親爺にいいものを見せてくれました。感動..

暮れなずむ千歳の陸上競技場..まさか旅先でこんなのを見られるとは思いませんでした。

選手も観客もホテルか家路につくんでしょうが.. わたしゃ、車中泊旅人..

青葉台公園 中央駐車場で車中泊しようと思っていましたが、樹林に囲まれて熊がでそうなので、どこか別をあたります。

コメント