2025.夏の北海道を車旅するために 現在 下道で青森港を目指しています。昨夜は道の駅 七ヶ宿(宮城県)で車中泊しましたが、今日はどこまでいけるやら.. とりあえず北を目指して下道を行くだけです。
山形県長井市の街外れをトロトロ走っていて、左手に支那そばやさんを発見、一度は通り過ぎましたが戻りました。
時刻は14時13分.. 昼飯を食べてなかったのでちょうどいいタイミングです。
砂利の広い駐車場にヴォクシーを停めて車窓ごしに情報収集.. 昔の味..がら炊き、熟成醤油.. 店名はまる久支那そばや..とどめは旨い店.. 「それじゃ、食べていくかい」..
暖簾に書かれた支那そばの文字。今や死語?..
ガラガラっと引き戸を開けて、
中に入いれば まさに昭和で、癒される感じ。 メニューはこれだけ↑?.. 左から馬肉支那そば、焼きもち、おにぎり、ビールにジュースと日本酒。店内には地元の親爺さんが2人、静まり返っています、ときたま聞こえる支那そばをすする音..
待つこと2分、シーンと静まり返った店内.. 奥の厨房までいって「注文いいですか」と声をかけたら..雪のような白い素肌の若奥さん..これぞ まさしく山形美人って感じに、ドキドキしちゃった親爺の胸。若奥さんの説明では麺類は馬肉支那そばのみだとか..「それじゃ、馬肉支那そはをお願いします」.. ドキドキ..
これが馬肉支那そばだ!..
昔からこの界隈で食べられてきた?馬肉支那そば.. スープは熟成醬油で濁った感じ、うっすらと脂が浮かんでます。トッピングは焼き馬が2枚、細切りの支那竹に刻んだ長ねぎ.. お味はいかに?..
スープは ぼくとつとした感じで、寒い土地柄だからこそできた味じゃないでしょか.. 透き通ってさっぱりしたスープが好きですが、冬の寒い日にはこちらのスープが温まるはず。 ぱさぱさとした食感の黒い焼き馬.. 年老いて農耕でつかえなくなった馬の末路が焼き馬なんじゃないかと思ったら..他人事じゃないような くらい気持ちになりました。
ずずっと完食、夏の猛暑のなかで食べましたが、なかなかなお味でした。 冬の寒い日に食べたらもっと旨かったはず。ただし焼き馬は.. 脂多めの焼き豚に変えたらいいと思いました。←個人の感想です。
支那そばで腹はいっぱい.. 買い物は済ませたし、あとはねぐらを探すだけ。
田んぼや畑を貫く道をトロトロといきます。
道の駅 白鷹やな公園へ行くつもりでしたが、工事のために橋は渡れず、やむなく最上川左岸の細道を落石に注意しながら下っていきます。
しばらく走ると橋が架かっていたのでそれで右岸に渡りました。が..道の駅 白鷹やな公園へは2kmばかり戻ることになるのでやめておきました。
橋を渡って左折して、やってきたのは大江町健康温泉館..
その名はテルメ柏陵.. 入浴料は¥400-、この日帰り温泉の泉質が好きなんです。
ここへくると必ずやるのが血圧測定です。穴があればやたらと突っ込む.. 締りがいいからくせになるのかも。
今回の結果はいかに.. 最高血圧134、最低血圧85..脈拍71.. サントリーのからだを想うがついに血圧まで改善したのかも.. これならまだまだ血圧の薬をのまずにいけそうです。
テルメ柏陵の裏を流れる最上川でNHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケがおこなわれたようです。
こちら↑が証拠..テルメ柏陵の裏の坂の途中にある立て看板です。
何度見ても涙なしには見られない、↑有名なシーンのロケ地なのです。
ロケ地紹介..
おそらく上の写真..この辺りがロケに使われたんじゃないかと..←親爺の想像。 手前側に泉ピン子、対岸には伊東四朗.. 水面に浮かべた筏の上にはおしん..
テルメ柏陵で温泉に浸かって、ねぐらはお隣の道の駅 おおえに移動.. 日が暮れたのに外気温は30℃..ドアを閉めると室温が上がってたまったもんじゃありません。22時近くまで右のスライドドアを全開のまま寝てました。
道の駅 おおえの改修工事の結果はいかに.. 車中泊ブロガーの私は大成功だと思います。改修後の駐車場は広くて停めやすくなりました。テルメ柏陵は安くて泉質も施設も申し分なし、おそらく車中泊愛好家の人気の道の駅になるんじゃないでしょうか..もうひとつ、おしんの聖地でアジア諸国に宣伝すれば、海外からの集客も期待できるかもしれません。
コメント