島の始まりは淡路島？

目指せ！ しまなみ海道（9日目）

昨夜 無事に淡路島にたどり着いた時には.. 正直ホッとしました。

「二度と夜道は走らないぞ、特に雨の夜道は」なんて思ったりもしたんです。

でも.. 来てみてよかった淡路島、「国の始まりが大和の国なら、島の始まりは淡路島.. 泥棒の始まりが石川の..」←映画「男はつらいよ」の中で寅が啖呵売をする時の口上です。

島の始まりが淡路島？.. 「もしかするとそうかもしれない」..

あの橋を昨夜渡ってきたんです、過度の緊張の代償に手にしたものは、ポタ電の電気とフェリーに乗れば余計にかかったであろう、わずかな差額分の小銭でした。ふー

でもね、淡路島はいいところかも.. そんな気がするんです。

のうがきはおいといて、とりあえず 島を巡ってみることにしましょう..

前方に明石大橋が見えます、橋の下をくぐって反時計回りに島を巡ります。

いちど通り過ぎてしまった北淡震災記念公園でしたが、戻って見ていくことに..

公園の中にあるのが野島断層保存館で、入館料は￥730-でした。

野島断層を後世に伝えるために、あえて断層の上に建屋を建てて保存したようです。

震災当日のテレビニュースで見たものと同じ情景が入り口にありました。

1995年1月17日 月曜日..　おいらは金曜日にやった徹夜で、この日は明けの休みでした。

時刻は朝5時46分..　その時間はぐっすり寝ていました、その朝 夢を見たんです、地震で町が壊れていく夢を.. 今思えば嫁がつけた朝のテレビニュースが寝耳からはいって、夢にでたんだと思います。

目を覚ましたら、それが現実だったんです..

マグニチュードは7.3..関東に大きな地震がくるとは思っていましたが、阪神にこんな大きな地震が起きたのか不思議でした。

そして神戸の町はこんなん↑なってしまったのです.. 涙

それからのテレビは震災一色で、今も心に残っているのは、がれきの下敷きになったまだ息のある家族に水をおいて、やむなくその場を離れた話..

そんな番組を見るたびに、悔しくて、悲しくて、涙..涙..の日々を過ごしました。

あれから28年、やっと来ることができました。北淡町に..

こちらが阪神淡路大震災の現況となった活断層です、垂直方向にずれたものだとばかり思っていましたが..活断層は水平方向にも動いたようです。

こちら↑の畔がそのことをかたっています..

こちらの宅地の煉瓦も、本来なら直線であるはずが、左右に1ｍばかりずれています..

以上、阪神淡路大震災の話でしたが、興味のある方は野島断層保存館の見学などいかがでしょうか。

北淡震災記念公園をあとに、どこか長閑に過ごせる場所を探して、トロトロ..

晴れた空、そよぐ風..「天気晴朗なれど風強し」ってところでしょか..

風がなけりゃ最高なんですが..

ここらで車中泊出来ないものかと思いましたが、海からの風が半端なくて、ヴォクシーが錆びてしまいそう..

そして見つけたのがこちらの海水浴場..

やけに騒々しいと思ったら、風力発電が一機建っておりました..風が強い分、音も半端ないです。

真新しい綺麗なトイレもあります。

今日は1日こちらでまったり過ごさせていただくことに、昼の焼きそばを食べて、そのあとウクレレの演奏..ポロロン.ポロロン..♪

やがて16時になり、風呂でも入るかと、行ったところはさんゆー館.. お肌がすべすべになるいい温泉でした。

風呂上りに寄ったスーパーはイオン南淡路店です。

最近お気に入りのスーパーの寿司を買って、道の駅 福良にいき、軽く一杯やって眠りにつきました。

目指せ！しまなみ海道（9日目）ルート地図

Ⓐ淡路下りSA Ⓑ北淡震災記念公園 ©新都志海水浴場 Ⓓイオン南淡路店 Ⓔさんゆー館 Ⓕ道の駅 福良

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