スポンサーリンク

阿寒アイヌコタン..

2023年 北海道放浪(15日目)

阿寒湖畔キャンプ場の朝.. 久々の快晴です。

神奈川県川崎市から来たというIT親爺さんがバイクに旅の道具を積みこんでおります。昨夜たしか、知床方面を目指すとか言っておりましたか..

「お気を付けて旅をお楽しみください」.. ブイーン..と行ってしまいました。6時55分、一般的にライダーは朝がはやいような気がしますね。

そしてこちら、神奈川県は相模から来たという職業不詳のご夫婦を見てみれば..

「タープのポールが抜けなくて.. 石鹸をつけてやってみたんですが、まったく抜けそうになくて」なんて困っている様子、「抜けなきゃ車に積み込めないから、リンダこまっちゃうーなんて..

しばらくそのやり方を見ていて、「それじゃだめじゃね」.. 穴と竿関係なら、ちっとは自信があります、昨日もフランス人のポールを直した実績あり。「穴と竿の関係は微妙なのよ.. 穴に竿を入れたきゃやさしく、それを無理やり入れたのがまちがいじゃね、旦那さん」.. 旦那さんに受け側のポールを握ってもらって、おいらは挿し側のポールを握って、逆方向に力を入れたら、1cmくらいは抜けましたが、そのあとがいかない.. それじゃってことで台の上に置いた物が滑らないように加工されたゴムのシートとペグを打つ時につかうハンマーをヴォクシーから持ってきて、ハンマーで軽く接続部を叩いてから、ゴムシートをポールにまいて、手が滑らぬようにし、二人力を合わせて..「いえやー」.. このやり方でもう5mmは抜けた感じ..

そんなことを何度か繰り返しているうち、やれやれやっとこ抜けたんです。

ポールの受挿し部に砂粒が付いたまま差し込むもんだから、抜けなくなったんじゃないかと..

ポールが抜けてめでたしめでたし、夫婦は紋別方面を目指して去っていきました。バイナラ..

そのあとブログを更新してたら..

東洋系と西洋系の若い姉様が二人「オジサン、スミガアマッテイルノデ、ヨロシカッタラツカイマセンカ」?なんて開け放ったヴォクシーのハッチバック側から声をかけられたんです、よろこんでいただきますと答えたら、「ソレジャ、クーラーボックスノワキニオイテオキマス」なんて東洋系の姉様が中国なまりの日本語で言って戻っていきました、おそらく留学生じゃないでしょか、一人は中国人、もひとりはおそらくオランダ人、感じのいい姉様達でした。

上の写真、手前が頂きものの炭になります。留学生女子二人も、テントをたたんでキャンプ場を去っていきました。みんないなくなってしまいましたが、おいらは管理棟へいき今夜も一泊お願いしました。

そしてブログを更新してからオンネトーへ、まずは温泉に浸かります。

野中温泉というひなびた宿の日帰り入浴で料金は¥500-也。

硫黄臭の強い天然温泉で、色といい熱さといい、どれも最高、風情のある浴室にはそそられました。

温泉をあとに湖を見てみましたが、

ガスがかかって雌阿寒岳は見えず、モノクロのダークな感じがいまいちでした。

天気の良い日に朝から夕方までまったりと過ごしていれば、きっといい写真が撮れるんでしょうが..

阿寒湖アイヌコタンからオンネトー ルート地図

阿寒湖畔にもどって、ちと遅いけど昼飯.. 喫茶ポロンノが開いていたので、こちらへ入ります。

緊張の夏、阿寒の夏.. 「ドキドキしちゃう親爺の胸」.. 歌姫の姉さまはいるんでしょか..

暑いなか地道に働く労働者の皆様には勘弁してもらって、昼間っからビールを注文.. 温泉のあとのビールは最高でした。

何にしようか..

「ポッチェピザをひとつお願いします」..

こちらが↑ポロンノのポッチェピザです。

生地はポッチェイモで、コリコリとしたその食感がたまりません、サラミとチーズがのって..季節のきのこや山菜ものっているようですが、なにがのっているのかは素人にはわからず.. ただ一言、旨いピザです。いろあいが堪らなくすてきで、芸術品みたい.. 食べるのがもったいなかったけど完食..

感想 → it’s good !のdelicious. ついでにたまりま千昌夫..☆3つということにしておきます。

お勘定の時..こっちから話しかけたわけじゃないのに歌姫が..「どちらに泊まられているんですか」?なんて.. ゲゲッ「俺の事、覚えていたんだ」なんて「名乗るほどの宿じゃありません、年金暮らしだから」..「うれしいような怖いような、ドキドキしちゃった親父の胸」でしたー..

気分はるんるん.. Happy!なんちゃって、

とにかく、知らない町にきたなら、何度でもその町を歩くこと、どこにどんな店があるのかそらで言えるくらいに.. などとわたしは思ってます。

こちらこそは、昭和33年に平成の天皇が皇太子時代に立ち寄って買い物をした店の様です。昭和33年といえば、おいらが生まれた年です。

「味のゆりかご」だそうです、ちょい呑みレストランちょい呑みというフレーズにそそられて写真を撮りました。

.. .. ..

そして夕方.. 大好きな夕飯タイムの始まりです。今夜も焼肉でちょい呑み、これができるのがキャンプ場のいいところですね。一泊¥1,000-はちとつらいですが、あとは野となれ山となれ..

夕飯の途中でちと暮れなずむアイヌコタンの写真を撮りたくなって撮った写真が下の二枚になります。

たいした写真じゃありませんが、

夕暮れ時のアイヌコタンを感じていただければさいわいです。

当ブログはにほんブログ村に参加しております、「車中泊の旅」「60代オヤジ」のどちらか一つでかまいませんので バナーのクリックをお願いいたします。

コメント