2022 夏の北海道へ（21日目）

令和4年7月10日..

こちら知床 羅臼温泉野営場は朝から雨だす..それも強雨 。

車中泊放浪旅でなにがいやかって、雨がいちばんいやですね。

むーちん師匠が建てたブルーシートのタープ小屋、名付けて青の居酒屋があるから、雨の中でも調理ができる幸せに、

「師匠、どうもありがとうございます」なんて感謝感激島倉千代子。

焼きそばを作っていたら鹿が現れ、

焼きそばを食べていたら千葉の親爺さんが現れたのです。

車中泊ブログがお好きなようで、「青の風に吹かれて」にも出られた親爺さんで、おいらのブログ「ヴォクシーがゆく」も読んでくれているとか..

30分ばかりブルーシートの下で車中泊における電気の使い方の講釈をしてくださりました。

「先生.. ためになるお話、ありがとうございました」..「この旅を終えて、三浦へ帰ったなら..地道に働き、リチウムバッテリーを買いたいと思います」なんて..

千葉の親爺さんは、このあとむーちん師匠に挨拶をして、斜里のキャンプ場へ帰っていきました。

雨で釣りにいくわけにもいかず、 ヴォクシー車内でウクレレの練習..

「知床の岬に、ハマナスの咲くころ.. 思い出しておくれ.. きまぐれカラスさん」..♫なんてウクレレを弾いていたら、窓の下で鹿が聴いていました。

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狭いヴォクシーの車内でウクレレを弾いたり、昼寝をしたり..

そのうち「やってられるかい」なんて、

「むーちん師匠.. ちと早いけど、やりませんか」？なんて声をかけたら

「OK牧場」..

肴は揚げたイカでいい、お酒はぬるめの芋焼酎、女は.. そんなのいるわけない。

宝焼酎ハイボールを呑みながらバケツコンロの炭をおこして..ジンギスカンに豚ホルモン、明るいうちからグビグビ..パクパク.. これが年金車中泊ブロガーのいいところなのです。

そのうちに雨もあがって..

師匠は山へきのこ狩り。

こちら↑がたもぎ茸です。

師匠の採ったたもぎ茸をおいらがきのこ汁に..

具は豚肉に、たもぎ茸となすと長ネギ..

味噌がないので袋にはいったしじみの味噌汁を鍋におとして、

さあ、できあがりました..

ズズッとすすれば.. it’s good !のdelicious. ついでにたまりま千昌夫。

たもぎ茸のいいだしが出ており、絶品です。

そんなこんなで夜も更けて..

「むーちん師匠、おいら明日、この野営場を出ようと思っています」なんて言ったら、

青の中で二次会をやろうなんて..

「師匠すみません.. ずっと釣りを教えてあげたいところですが、家から町内会のことで電話が入ってしまって」..

「頑張って、あのでかいニジマスを釣ってくださいよ.. たぶん釣れないと思うけど」なんてグビグビグビグビ..

いつのまにやら師匠は寝落ちか..

ドスン！..と音がしたもんで、見てみれば、通路で前のめりに倒れていました。

「あちゃー、呑みすぎじゃね」..「まさか、毒きのこだったの」？..

「師匠、大丈夫ですか」？って訊いたら..

「OK牧場」なんて..

16時から呑み始めて、気が付けば21時20分です..

青のトラックの荷台から慎重におりて、ヴォクシーに帰って寝ました。

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