令和4年7月13日 水曜日.. ここは紋別 旧ベイサイドエリア、今年から名前が変わって有料になったとか、新しい名前は不明。もたもたしていると管理人さんが現れて、料金を請求されるんじゃないかとヒヤヒヤです。
逃げる前に気になることをちと..
津軽海峡を渡って、初日の恵山のキャンプ場で見かけた猫と紋別で再会です。
犬連れ車中泊トラベラーはよく見かけますが、猫連れはあまり見かけませんので覚えていました。
「親爺さん、おはようございます」..「恵山のキャンプ場でお見掛けしました」..
恵山では言葉も交わさず、挨拶もしておりませんでしたが、親爺さんもおいらのことを覚えていたようです。
この猫ちゃん、雄で齢6歳。赤ん坊の時から飼っているそうです。
飼い主のあとをリードなしに歩く姿は犬のようで、とても猫とは思えません。
親爺さんの言うところによれば、お手も お座りもできるようです。車中泊場所でその土地の野良猫と対峙すると、戦わずにすぐに車へ逃げ込む意気地なしだとか.. 犬は人に、猫は家に着くと思っていましたが、こんな猫もいるんだと驚き桃の木.. 「おい、ねこ坊.. 迷子になるんじゃねーぞ、旅を楽しんで無事に千葉へ帰れよ」..「じゃーな」..
千葉県は野田の先輩の猫と別れて、まずはガソリンスタンドへ、
三浦を出てから2,670km.. 「思えば遠くへきたもんだ」なんて..
またまたレシートをなくしてしまって、ガソリンをいくら入れたやら、
旅が長くなってきて、「そんな細かいこと、どうでもいいやい」なんて心境になりつつあります。
ガソリンを満タンにして、お次は食料の調達と氷の補充にイオン紋別店まで。
この先、大手のスーパーはおそらくないはずなので2日分の食料を買いそろえました。
そして、今夜のねぐらを目指してブイブイ..ブイブイ..
放浪旅が長くなると、文章を書くのが面倒になります。
ブイブイブイブイ….
ここでも、ブイブイ..ブイブイ.. 「あー、めんどくさ」..
そんなこんなで阿寒湖畔に到着しました。時刻は14時55分..
急がねば15時の上映にまにあいません。
イコロで上演されるロストカムイ.. こいつを観るためにわざわざ戻ってきました。
入場料は¥2,200-也.. 上映時間は30分ほどのようです。
トイレへいこうとすると、「あと20秒ほどで始まりますのでお急ぎください」なんて..
トホホ..トイレに入って落ち着いたところで観たかったのに..「えーい.. ここは我慢の島倉千代子」と薄暗いシアタールームに入ったのです。
場内の明かりが消えると、四方から流れる自然界をおもわせる音..
そのうち白い衣装のダンサーが現れ..激しい踊りを、
アイヌ民族の衣装を着た女性シンガー達の歌の数々..
「うっ、映像と歌と踊りがすごいじゃないかい」..
最初の10分間くらいは..「チッ.. だまされたぞ、こんなもんを30分も見せられて¥2,200-かよ」
「ペテンじゃね」なんて後悔していましたが、ダンサーと歌い手が出た頃からシアターは感動の嵐につつまれて。
やがてシアタールームに灯りがつくと、拍手の嵐..パチパチパチパチ..
阿寒湖畔に戻ったのは正解でした。
ヴォクシーに戻って、しばらくロストカムイの余韻に浸って.. シーん..
「感動島倉千代子」..
もひとついきたいところがありました。
こちらはアイヌコタンのポロンノさん、準備中の札がかかっていたけどドアが開いていたのでズカズカと入っていきました。「ごめんください」.. 「今日はこれで閉店ですが」..
NHKの午後ラジでこのお店の方が歌ったアイヌの歌「エアウア」を聴いて感動したことを伝えて、「エアウア」のCDでもあれば買おうかと思いましたが、店にはありませんでした。
歌をうたった姉様はおりませんでしたが、店の方からお話を聞けただけでまんぞくです。
そんなこんなで、今日は阿寒湖畔に泊ることに。
今日のねぐらは阿寒湖畔キャンプ場です。
ここ阿寒湖畔キャンプ場は、この旅3泊目になります。
管理棟で手続きをして、まずは足湯へ。
足湯の名前はユックの湯、ユックとはアイヌ語で鹿のことのようです。
足湯はこんな感じで、当然源泉かけ流しです。
ちゃっぽと浸かれば、it’s good !.. 身体ごと入ってしまいたいところですが、
むーちん師匠ならおそらく入ってしまったでしょうが..
まじめな横須賀はそんなことは致しま千昌夫。
足湯に浸かって、さあバケツコンロで炭を熾そうかと思ったら..
炭を羅臼温泉野営場に忘れてきたようです。
バケツコンロは諦めて、タフ丸Jrでフライパン料理をすることに、けれどガスカートリッジの残量も少ないようで、「これじゃきついぞ」..
アイヌコタンのむこうにあるセコマまで買いにいってきました..
1本売りでなんと¥270-ほど、なけりゃ調理ができないので我慢して買いました。
まずはお疲れさまと..
宝焼酎ハイボールをグビっとやりながら焼きそばを作り、
お次は、たまねぎと豚ホルモン炒め.. 「こいつは網焼きで食べたかったぞ」..
なんだかんだで無事に夕飯をすませて、時間があったので車内の整理整頓を始めたところ、
荷室の床下から、羅臼温泉野営場に忘れてきたとばかり思っていた未使用の炭がでてきたのです。
齢64歳にもなれば、こんなことは日常茶飯事、「チッ、早く三浦へ帰りたいぞ」..
2022年 北海道放浪ルート図⇩ 北海道放浪24日目は阿寒湖畔キャンプ場に再び来ました。
A :紋別ベイサイドエリア , D : 阿寒湖畔キャンプ場
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