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動く別荘(トヨタ ヴォクシー)..

「知らない海を眺めていたい」なんて贅沢を言っちゃいけません。 この海もなかなかなもんです..

「知らない街を歩いてみたい」.. のどかなる漁師町を歩けば十分でしょ..

こんな風光明媚な三浦半島に暮らして..「ねぼけたこと言ってんじゃないよ」なんておこられそうですが.. おんなじ暮らしに疲れてしまうと どこか遠くへ行きたくなってしまうのです。永六輔やかまやつひろしも言ってました、「どこか遠くへいけば、どうにかなるさ」なんちゃって..

そんな歌詞を好む性分が定年退職を機に放浪旅用に車中泊仕様のヴォクシーを作らせたんです。

上の写真..手前がベッドで奥が居間、たたんだサードシートの背もたれの上に置かれた板がちゃぶ台になります。いつもの暮らしに疲れると、ぷいと三浦を飛び出して全国各地を彷徨うのが私の癖なんです。

放浪旅もはじめは新鮮でいいんですが、長くなると楽しいことばかりじゃありません。長雨にたたられてヴォクシー車内で缶詰め状態になったりすると車外に出るのがおっくうで、家の良さを痛感させられます。そんな時に「そろそろ三浦へ帰ろうか」なんて思ったりするんです。 雨の日の車中泊をいかに快適にするかが ここ最近の課題なんです。

雨が降っていても運転席からの乗り降りはさほどおっくうに感じないのに、スライドドアからの乗り降りだとストレスを感じる、「なぜなんだろう」?と考えてみれば.. スライドドアだと居住空間に雨が吹き込むし靴の脱ぎ履きが面倒だから.. そこで今回考えたのが居住空間から運転席への移動をスムースにして雨の日は運転席から出入りしやすくすることでした。

まずは運転席と助手席の間の床部の改善を考えました。 今までは床部の電源ケーブルを2本ばかり踏んづけて居住空間と運転席の間を行き来してましたが、ケーブルを踏むのはよくないと、廊下?を作ることにしました。廊下..  とりあえず廊下です。 巾0.18m、長さが0.60mの廊下です、床下を電源ケーブルが敷設されたれっきとした廊下..

そんなこんなで木工ボンドを使おうとしたら、ボンドが出てきません..レレレのレ?.. 口の部分に白い塊が詰まってるんだと思ったら、

白い塊じゃなくて透明の塊が、初めての経験でした..「木工ボンドが腐ると透明になるのか」?知りませんでした。

木工ボンドを使うところを両面テープに変更して木ねじで固定しました。

廊下板↑の完成です。

電源ケーブルが潰れないよう廊下と床の間を1cm開くように作りました。

ヴォクシーの居住空間と運転席を結ぶ廊下の完成です。

廊下は完成しましたが、これだけじゃ不十分なんです。運転席と助手席のアームレストが通行のさまたげになるのでこいつも取り外します。

固定するボルトの目隠しキャップを取り外して、ボルトを外そうと思ったら.. ゲゲッ..

ボックスレンチが合いません、13じゃなくて14のようです。

テニス仲間の元自動車会社に勤めてたトヨタ親爺にお願いして、14のボックスを借りてここはすんなり作業は完了。

ついでにもひとつ.. 基本使わないのに積んでいるベッド下のエンゲル冷蔵庫の開閉時に開け閉めするベッド板を開状態にするためのフックを付けてみました。

これで両手を使ってベッド下の冷蔵庫や収納ボックスにアクセスできます。 

阿蘇の麓で

とりあえず今回のプチ改良が厳しくてつらい強雨の中での車中泊放浪を多少なりとも快適にするんじゃないかと親爺は思っています。めでたしめでたし..

お次は車内調理の改善に取り組みます。

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