実録 鼠径ヘルニア日帰り手術（術後）

私が受けた鼠経ヘルニア日帰り手術（腹腔鏡手術）は、初診 → 手術前検診 → 手術の説明 → 手術 → 術後の診察と5日かかりました。※鼠経ヘルニア＝脱腸

たまプラーザで初診、手術の説明、手術を受けて、手術前検診だけを金沢八景のクリニックで受診しました。

そして本日、手術から1週間が経ち、術後の診察のためにたまプラーザを訪れたのです。術後2,３日、半端ない痛みに苦しみ、手術したことを後悔しています。

半端ない痛みとは → ヘルニアで膨らんでいた辺りの痛みで、ずきんときたそのあと焼け火箸でも押し付けられたような..※焼け火箸など押し付けられたことはありませんが..火傷したような激痛に見舞われて、痛みのピークを過ぎると、すーっと痛みが引いてゆく..その間 20秒くらで..　前かがみになった上半身を起こしたときなどに激痛がおこるんです。まさに熾るという感じ..

早朝、激痛に目を覚まして、寝返りも打てずに急ぎ鎮痛剤を飲み..　激痛がさるのを待ちました。激痛を3波も食らえば、「もうどうにもたまらない」..二度と経験したくないその痛みに対して恐怖の念が増幅するばかりで..地獄でした。

痛風の痛みなんかちょろいもんで、今回の痛みはその数十倍..「このまま痛みがとれなかったらどうしようか」？なんて思いで術後の診察を受けてきました。

術後の診察のあと、手術の憂さを家へ持ち帰るわけにもいかず..横須賀中央で途中下車して軽くひっかけることにしました。

席についたら、すっとボトルがでてきました。湯豆腐にまぐろのやまかけ..ホッピー氷入りをグビっといけば、「能天気に変～身」..「後は野となれ山となれ」「なるようにしかならないやい」なんちゃって..アルコールが弱気の自分を奮い立たせてくれるのです。

激痛について医者に相談したら、「電気メスで切開しているので、痛みがでるのは当たり前、身体の中にいれたメッシュがなじめば..　..日々快方に向かっているはずだから、もうしばらく鎮痛剤を飲んで様子をみましょう」なんてことを言われました..　噂を信じちゃいけないけれども、医者の言うことくらい信じても.. 10日分の鎮痛剤をありがたくいただき帰ってきました。

呑んで考えてみれば..「そうだ..その通り、医者の言うとおり」！..なんて思えば気が楽になって元気はつらつ、ホッピー中を濃い目でもう一杯..　呑むと痛みがやわらぐような感じで、しめに串カツも注文しちゃいました。

とりあえず鼠経ヘルニアは改善されたということにして、ぼっち快気祝いはお開き..これにて我が家へ帰ります。

駅に向かうとYデッキの下でバンドの生演奏をやっていました。

it’s good!. やっぱりひと前で弾く人はお上手でした。

おれもいつかはあのレベルに..　横須賀中央から電車に乗って家へ帰りました。

上の写真が医者が処方してくれた消炎鎮痛剤のセレコキシブ100mgです、通常ならば1週間分のところが、ねばったら1日2錠で10日分出してくれました。術後10日経つ今も腹部に痛みが残っていますが、薬を切らさぬよう注意して飲んでいるからか、ここ5日間は激痛に見舞われていません、薬のおかげか、それとも時間の経過か..

どちらにせよ、後は野となれ山となれ、なるようにしかならないのが人生..痛みがとれるまで追加してもらった薬を飲み続けるだけです。

術後５日くらいからテニスができると思っていましたが、甘かったようです。今日から11月..三浦半島 長浜の駐車場も来年のゴールデンウィークまで無料になります。

さっそく長浜駐車場へゆき、ヴォクシー車内で早昼をとり、夕方までウクレレの練習をしてきました。

生まれて初めての手術でした、日帰り手術だといってたかをくくっていました。が..身体にメスをいれるということの大変さを痛感しました。再び激痛にみまわれることがありませんように..