時は2023年の7月12日.. 東の空から太陽が昇ってまいりました、ここは富士山須走口五合目の駐車場です。
「思い込んだら試練の道をゆくが親爺のど根性」なんちゃって、ちと富士山に登ってきます。
「なぜ登るのか」?ですか、「そこに山があるからだ~」、なんて言うわけはありません、ブログのねたにしたいだけです。
駐車場の背後に見えるのが、日本一の富士のお山になります。
富士の山に雲がないと思っていたら、駐車場から見下ろす高さに雲海が広がっていました、「ガッテン、頭を雲の上に出し」🎶ている状態のようです、富士山は。
腹ごしらえをすませて、いざ出陣.. 天気晴朗なれど風強し、きびしい登山になるはずですが、頑張ります。
5時15分に富士山 須走口五合目を通過..
最初の難関、前方に関所を発見..
富士山の保全に協力してくださいと言うもんだから、すなおに¥1,000-を支払ったら、こんなんくれました、ちいさな木の札です。石畳を歩いて まずは古御岳神社まで、
神社を過ぎると本格的な登山道に.. 涸れ沢づたいに標高をかせいでいきます。
「まってろよ、今登ってやっから」なんて、この時はまだまだ余裕のよっちゃん..
眼下にひろがる山中湖と雲海は感動ものでした。
前方に登山者を発見、おいこしざまに「おはようございまーす」なんて余裕を見せたりなんかして..
新六合目に到着.. 時刻は6時03分でした。地図のコースタイムでは須走口五合目のバス停からここまで60分とありますが.. 48分ほどで到着しました。
外人さんの登山者が多かったけれど、みな登山ウエアに身をつつみ、富士山の山開きのテレビニュースで騒がれたサンダル履きで短パン・タンクトップのような姉様はおりませんでした。
岩のごつごつしたこんなところがほとんどです、サンダルやハイヒールでの富士登山は無理です。
新六合目を出てしばらくして、思っていたよりも身体が動かなくて、「これじゃ頂上は無理かも」なんて弱気になってきた私..
そんなこんなで本六合目に到着したのが6時33分で、新六合目から本六合目までのコースタイムは地図上では30分なので、ピタリ賞ですが..気分は最悪、ペースが落ち始めていました。
この歳になっても、コースタイムの半分の時間で山に登れると思っていたのに、ついにおじいになってしまったみたいで..ガックシ⤵の意気消沈..
新六合目で引き返そうかとも思いましたが、とりあえずは本六合目まで来てしまいました。
「あとは野となれ山となれ」なんて心境でした..
上に見えるのは七合目の小屋じゃないでしょか.. 「あそこまで登ってみようか」なんて
登ってみたら、山小屋 大陽館でした。時刻は7時15分..
眼下に広がる景色に癒されて..「 引き返さなくてよかったぞ」..
そのうち腹に鈍痛が.. 朝起きてから大はしていませんでした、そろそろくるんじゃないかと思っていたんです。
大陽館でトイレを借りようとしたら、「なにー¥500-だと~」
ここは我慢の島倉千代子、「も少し登ってからにしよっと」..
結局、本七合目の見晴館(標高3,200m)まで来てしまいました.. 時刻は7時57分でした。
地図のコースタイムでは本七合目の見晴館まで3時間かかるところを、2時間42分で到着.. 「嬉しいような悲しいようなムカムカしちゃう親爺の胸」..
もう、我慢の限界.. ウッ.
¥200-ならいいでしょと、トイレをお借りしました。
大でも小でも一回¥200-のようです、大は小を兼ねるなどと申しますので、大をしながら小もすませてみました.. 町場の定食屋ならば、ライスの大と小では¥100-くらいの差があるのに.. 山場はちがうようです。ジュースを買えば、う〇こし放題なんて山小屋があってもいいかと思うのですが、いかがでしょか?..
個室には「燃焼タイプのトイレです」と書かれておりましたが、ようはやけくそってやつなんでしょか..。 写真右側のホースの先に付いているノズルのながいピストルのようなものは、便器に着いた汚物や紙を流すための道具のようです、間違っても肛門や〇〇〇には向けないでください、危険なので。
トイレをすませて20分ばかり歩いたでしょうか、こちら↑の分岐点に8時26分に到着、 右にいけばヴォクシーの待つ駐車場への帰りのルートに出られるのです..「帰ろかな、帰るのよそうかなー」なんて..標高3,000mを超えた辺りから酸素が薄くなってきたのか?、時々すーっと気が遠くなったりして、そのままこてっといきそうないやな予感が.. 下るべきか登るべきか..「リンダ迷っちゃうー」なんちゃって、どうすりゃいいのさこの私..
つづく..
65歳で富士登頂は出来ますか?の登山ルート図↑
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