神奈川の田舎も..なかなか

本日、3月31日の三浦半島は天気晴朗なれど風強し.. 昨日、4月から播磨へ転勤するテニス仲間の送別の宴でちとやりすぎました。

三浦半島 諸磯へヴォクシーを置いて家へ帰ったために、今日はバスで油壷入り口まで来るはめに..

この日の昼飯は油壷入り口にある豚骨ラーメンずいずいで食べることに、しばし行列に並んで暖簾をくぐって、

「ラーメンの中盛りにビールももらうよ」なんちゃって、ビールを冷蔵庫から取り出し、プッシュっと、迎え酒ってやつです、 頃合いを見計らって若女将が、焼き豚の端切れをあてに出してくれました。

かれこれ20数年前に初めてこちらのラーメンを久里浜で食べた時には、 「醤油がとんがりすぎているんじゃね」なんて思いましたが.. しらぬまに「とんがった醤油がいいのかも」なんてことに、今じゃそのとんがり醤油にはまってます。

脂身のない焼豚がちと物足りないけど、中太でもちもちの麺に茹でたほうれん草と、紅しょうがにゴマを入れた豚骨スープが焼豚を補っているような感じで、おいらには大満足の一杯なんです。

食後は油壷入り口から諸磯まで歩くことになるんですが、これがまた.. たまらなく心地いい徘徊になるんです。

県道216号線をスタコラ..

今時期の三浦半島は菜の花が咲き乱れて、

特産の春のキャベツも満開です。

ネオン輝く町場の飲み屋街もいいけど、うららかなる春の田舎道もなかなかなもの..

「いや～、 三浦半島はやっぱりいいぞ～」！..実話です。

話 変わって.. 上の写真は丹沢山塊の麓、厚木市七沢657番地にそびえたつヒマラヤスギなのです。

今をさかのぼること50数年前は半分くらいの樹高だったかと、今や半端ない大きさに成長しすぎてます。

訳ありまして青春時代をこちらで過して、15年に一度くらいは訪れている..我が心の故郷。

こちらで学んだことが我が人生にたいそう役立ちました。

4月2日に平塚に住む孫の高校入学の祝いに、自転車をプレゼントしに来たついでに訪れました。ちょうど孫と同じ歳で、この地を踏んだと思うと.. 「ゲゲッ..今から50年も前のことだぞ」なんて微妙な感じ..

当時こちらの建屋↑は県の林業試験所でしたが、

今じゃ自然環境保全センターに。

試験林のあったところは現在 自然観察園になったようです。

当時はせいぜい野ウサギくらいしか見かけなかったところに、今流行の熊が出ているみたいな..　ドキッ!..　

こちらは自然環境保全センターの坂をくだったところにある酒蔵で、その名も黄金井酒造.. 昔は中へは入れませんでしたが、

今じゃ酒蔵の中に売店↑があるようです。

当時は酒蔵の外に小金井酒造の酒屋があって.. 夕方になると先輩の指示のもとリヤカーを引いて15分も山を下って買い出しにいかされたもんです、　運がいいと酒屋の美人の娘が店番をしていて..うふふ..なんて舞い上がったりして.. 懐かしき思い出です。

高校時代は酒は隠れて少しだけ.. 今は堂々と毎日ですね。

黄金井酒造の酒蔵で米焼酎を買って帰りました。孫の高校入学に「乾～杯い～」..

ところで店番をしていた姉様は今.. .. .. 「当時2,3歳先輩だったと思うから」.. 「ゲゲッ、70歳弱じゃね」..

今、どんな老後を送っているんだろうと思うと.. ドキドキしちゃう親爺の胸。