呑んだら寝るな、寝るなら呑むな

仕事が終わればその開放感から寄り道をしてちと呑んで帰るなんて当たり前、そんな生活を現役の頃に５年間一日も休まずに継続していたら痛風になってしまいました…こんなのも「継続は力なり」と言うんでしょうか。

今回の帰省は雨にたたられると思っていたもんでタマモ（自転車）はつれてきませんでした。

今日も朝からいい天気、昼から”やぼよう”があったもんで朝食後に運動不足の解消のためカメラ片手に街歩き…

35才、バブルがはじけて一年後 移り住んだのが三浦半島はこの漁師町、横浜に持ち家なんて買えるような時代じゃなかったもんで…住み始めて かれこれ26年になります。

この道を歩くと思い出す 粋な爺様がおりました。

プラプラしているおいらを見つけると…「お～、横須賀さん、よってけや～」「どうも～」「ちと、あがっていきな～」奥へ通されると、おばーちゃんが冷えたビールと大根の漬物に、乾きものなどを出してくれてひとしきりお話ををするんです。

爺様はおそらく当時75才くらいだったんでしょうか、おいらが38,9才の頃でした。かくしゃくとした物腰とべらんめえ調の話し方がとても気もち良くて、楽しい時間を過ごさせていただきました。おいらが50の頃にお亡くなりになったと思いますが、亡くなる前は絶好調で、定年退職して公園デビューしたばかりのおじさんや近所のおばさんを子分のように従えて、公園の一画に椅子とテーブルを設置して、集会所のように占用しておりました。おいらがジョギングをしていると、「終わったら寄っていきなよ～」「は～い」「ごぶさたしております」と近寄ると、脇にいる子分のおばさんに「ビールとジュースを買ってこい」と金をわたすんです。おばさんもなれたもんで、「これも買ってきたから」なんて、よけいな煎餅なんかもでてきたりして…

カワハギ釣りがうまくって、クジラ穂先の和竿が自慢で。何回かおいらの舟でカワハギ釣りをしたんですが… 「ほーら釣れた、ほれまた.. おめーらなんかにゃ釣らせね～よ、腕の差よ～！」なんて..「弁当食いね～」「ビールも飲みね～」そんな感じの江戸っ子気質で。下船するときに、「爺さん気をつけてよ～」といったそばから波打ち際で転倒して… 情けない顔をして帰っていったのを思い出します。時は過ぎて、その頃の先輩達は一人もおりません… 仲良くみんなであの世に引っ越してしまいました。

この先の漁港でもよく釣りをしました。↑　引っ越してきたばかりの頃には、タコ専門で釣りをしている 不愛想な親爺さんがおりましたが、どうしているんでしょうか…

熊野神社なんかもあって、大晦日や正月には人が集まります。

こんどの台風はどうなんでしょうか…　東京ナンバーの車が結構停まっております、遊漁船は出ているようです。台風はそれほどでもないんでしょうか、この先をしばらくいってバスターミナルを折り返します。3Km行って戻ります、しめて６Km。

いい運動になりました、シャワーを浴びたらでかけます。

ここは久里浜、江戸の末期に黒船が来航したところ…

やぼようを済ませたおいらは、くりはま屋へ…

元旦以外は年中無休だそうです…　今日は日曜日ですが、そこそこお客さんはおりました。

焼き鳥主体の立ち飲み屋、ホッピーから始めて、冽（れつ）という山形の酒で締めました。「寝るんじゃね～ぞ、寝るんじゃね～ぞ」と暗示をかけて電車に乗って、「しまっておくんだスマホに財布」… 「リュックから出すんじゃね～ぞ」… とバスに乗りつぎ 無事に帰ってきました。家に帰ったら持ち物の再確認、「財布OK、スマホもOK、その他もOK」…

金曜日の夜、スマホを京浜急行の車内で紛失したようで、土曜日の朝気が付いて。タクシー会社と呑み屋に連絡、最後に京浜急行に連絡を入れると久里浜駅にそれらしきものがあるということで、久里浜へ行ったしだいです。呑むと車内で寝てしまい、先日は財布を落として今回はスマホを紛失。

そのうちにやってもいないのにはめられて… 横須賀で横須賀が痴漢したなんて。「酔っていて覚えておりませんでした」なんて…「しゃれにもなりません」…　くれぐれも気を付けたいと思います。

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