出汁の話…

やりたいことが多すぎて寝不足気味です。仕事さえ辞めてしまえば一日のやりたいことに使える時間は丁度いい塩梅かと思うんですが、小遣い銭が無くなってしまえば、やりたいこともやれなくなるし… どうしたもんでしょうか。

横須賀へ帰ったおりにあごだしつゆの話を嫁と娘にいたしました。「そんなつゆは邪道だから、ちゃんとしたつゆを使わなければだめなんだよ～」… 「なにが昆布つゆだい」… 「つゆはあごだし」… 「おいらはやっとたどりついたんだ～」「あれどうしたい… 喜多方のあごだしつゆ、正月休みに持って帰ってきたやつ」…　「そんなのあったけ～？」「バカヤロイ」… 食料品をストックしている戸棚を調べてみたならば…「あるじゃね～かい、か～ちゃんこれよ～」… しっかりとしまっておりました、それも昆布つゆの後ろあたりに。「まっいいか～、喜多方よりもいいあごだしつゆをおいらはやっとこみつけたのよ～」… 「青い紙パックに入っているやつで、久しい原と書いて、くばらと読む、福岡産の逸品よ～」「このつゆでそばなど食べたら最高なのよ～」…

そんなことを語らっておりましたら、か～ちゃんが、やおら立ち上ってキッチンから袋に入った出汁を持って来て、「お父さん、この出汁もなかなかだから東北に持ち帰って使ってみなさい」… 「てやんで～、出汁は久原に決まってい・る・の」…

「そもそも出汁の基本は、日高の昆布か大分の干し椎茸や枕崎辺りのかつお節じゃねいのかい」…

出汁をつかいたいのなら、前日から水でもどして、「野菜を煮付けられるようになれば一人前よ～」…

「ほ～ら、こんなもんよ～」… 凝りだしたらしつこいくらい、若かりし頃のか～ちゃんにまとわりついたりなんかしたのは、遥かな昔。

こんなのも大好きだし…ヴォクシー車中泊用ベッドの製作。

ベッド下の物を取り出すために蝶つがいを使って開くようにしたりと…　凝りだしたら時間は惜しみません。

寝心地だってバッチリです…時間をかけているもんで。

こんなんも好きだし…

こんなんもほぼ毎日だし… 時間が足りるわけはありません。

か～ちゃんがこのお出汁の袋をおいらの目の前に持って来た時に、「うさんくせ～袋の意匠だぜ、いけすかね～」… そんな感覚になりました。そんな感覚を最近どこかで感じたように思いましたが、その時には思い出せませんでした。

しばらくして、「そうだ、ブログ仲間のコッチさんの投稿で感じたんじゃなかったか」…

調べてみたらその通りでした。それにしてもおいらに先んじて、かやのやのだしを調達するなんて… か～ちゃんもすみにおけません。茅乃舎のだしだかなんだか知らないけれど、おいらがヨークベニマルの日高産昆布使用の切り出し昆布と大分の干し椎茸の出汁より美味しいならば認めますが、不味かったならゴミ袋へサヨナラです。男のくせに出汁にまでこだわっているもんだから、時間が足りなくなるのは当たり前です… こだわりの断捨離などをちと考えるのもこれからの人生に必要じゃないかと思いました… ちなみに茅乃舎のだしは久原の製品のようです。

毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ