鎌倉幕府の時代じゃなくってよかったのは、戻って来いって言われてもヴォクシーをとばせば簡単に勿来の関を越えて7時間ほどで三浦に戻ってこれること、これが鎌倉の世であるならば 北条さんちのまさこ様が戻ってきなさいといったならば、徒歩か馬でテクテクと一週間ばかりはかかったんでしょうか、帰る途中で行き倒れたり山賊に襲われたりして… それにしても、いきたくねーぜ 会社へは。
ガタンゴトンで走り出して そのうちビュ~ンと、京浜急行の快速特急ははんぱなく速いんです…こわいくらいに。
京急三崎口駅から電車に乗って黄金町についた… ここは港町、女は泣いていませんが、最近は中国語やタイ語や韓国語が飛び交っております。ゆらりゆらりと路地などを歩いていると、よこちょから声がかかります… 「お兄さん、あそびましょうよ」てなぐあいに… 「会社にいかねばなりませんので」…
お昼時なもんで… 飯をたべてから本社へ向かいます。 ブログねたを求めて徘徊します伊勢佐木町を… 横浜の伊勢佐木町といえば、青江三奈の伊勢佐木町ブルースです、喘ぎの声にそそられます。大きな看板と…
墓石のような… 下にボタンがありまして やさしくふれれば喘ぎます、「ア~ん、ア~ん」と。
ひとしきり伊勢佐木町ブルースが流れます、昼間なもんで今日のところはやめときましたが…
たしかここら辺じゃなかったか、横浜が発祥だというサンマーメンの有名店は。 玉泉亭の前を通り過ぎて、細い路地(親不孝通り)を南下してゆくと、「あそびません、お兄さん」と事務所のような建物から女性の声がかかりました。声の方向をちと見てみれば、風俗店の紹介事務所…
「すみませんが お姉~さん、ここら辺りにサンマーメンで有名なお店がありませんでしたっけ~」?…
「それなら玉泉亭じゃありません、サンマーメン発祥の店と書いてありましたよ」… 「あそんでいきません」… 「股間が痛むもんで、今日はやめておきます」…
なにげに怪しい店に見えたもんで通り過ぎてしまいました… 「旨いんだろーな~」
「サンマー麺 ひとつ」と注文して、トイレで用をすまして、お席にもどれば、もうサンマー麺が… ちょ~早いです。
スープをすすると… 「ちと薄くね~」麺は細目で..「細くね~」… まずいほう まずいほうへと.. 味を否定する方向へ、「あんかけの野菜も、少なくね~」…
二口 三口と食べているうちに一転 … 「旨くね~、スープが上品じゃね~、やさしい味じゃね~」… 喜多方ラーメンも旨いけれども、こっちのほうが…なんてしゃれた味なんでしょう。「恐るべし玉泉亭」…
濃い味付けになれてしまっていたようです… 薄い味にうま味が、さいごの一滴までスープを飲みほしてしまいたかったです。やっぱりすごいぜ、横浜 伊勢佐木町は玉泉亭。
「おっといそがねば」.. 横浜橋商店街を抜けて、この商店街の北側に今は亡き桂歌丸の住まいがあるんですが、先を急ぐもんで…
いきな下町だそうです… 「異議なし」
ガキの頃のまんまです、いまだに人情があふれているようです…貧しそうだけれど。しょんべん臭かったり、吞兵衛や外国人が多いけれど、癒されます。 「会社にいきたくねーぜ」… 最近の会社の人間関係はやたら人情味が希薄になって… おいらを筆頭にインテリがおおすぎるからなんでしょうか…? それでもいかなければなりません、これがインテリ サラリーマンの辛いところ、それでは いってまいります。
↓下の60代オヤジか車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたしま~す …
コメント