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NHK ラジオ深夜便からの贈り物

東北のとある町は朝から雨でした、おそらく夜中は雪だったようでヴォクシーのフロントガラスには薄っすらと雪が積もっておりました。昼間降り続いた雨も夕方には上がって… 昨夜 北海道から戻って来た隣人(石狩のだんな)から夕食でも食べにいかないかと声をかけられましたが、調べたいことがあったもんで丁重にお断りして 寄り道もせずに部屋に戻ったしだいです。

NHKラジオ「ラジオ深夜便」が好きなもんで、毎晩ラジオは朝まで点けっぱなしにしております。朝方 へんな夢を見ました… 現役時代の職場の先輩と どこなのかは分からない田舎で、石小屋の中にある温泉に浸かろうと思っているんですが なかなか湯船にたどり着けずに、先輩がどうにか湯船にたどり着いて湯に浸かっているのを離れたところからただ眺めているだけ… 「先輩はどこを通って湯船にたどりついたんだろう? 目が覚めるとラジオから三橋美智也の「いいもんだな故郷は♪」※明治製菓のカールのCMソング♪ が流れていたんです。おそらく三橋美智也の歌が田舎の温泉の夢につながったんでしょう… それから暫く眠れないままにラジオに耳をかたむけていると、NHKアナウンサーと大藪晴彦新人賞を受賞した作家との対話(明日へのことば)が始まったんです。話の概要は下記のようでした…

「本は子供の頃から好きでした」… 「今だから言えるんですが 卒業論文はずいぶん書きました、仲間にたのまれて、卒論の評価しだいで謝礼をもらって… 最後に自分の卒論を書く頃にはネタが尽きてしまって、自分の卒論が一番出来が悪かったんです」… 「大学を卒業して、大手の消費者金融に就職をして」…「そのあと起業をして、一時は大変に羽振りのいい時代があったんですが」…「そして3.11の東日本大震災の発生とともに宮城県にいって、土木作業員として石巻の病院の建設や道路工事などに携わってきました。その後福島県で除染作業などに携わりましたが」… 「東京に出てきたのは60を過ぎてからで、所持金は5000円だけでした」… 「金があればネットカフェで、無い時には公園で寝ました」「仕事は風俗店の客引きなどをして」…「現在の生活ですが、夜中に集中して執筆をしております書斎はネットカフェです」… 「家はもっておりません、現在知人の所にころがりこんでおります」…

こんな対話(明日へのことば)を最後まで聴いて、再び寝たのが5時過ぎでした。目が覚めて時計を見れば7時半…朝そばもシャワーや髭剃りも無し、餅を二つ食べて職場へ向かいました。

先ほど作家を調べてみました、第一回大藪晴彦新人賞の受賞作品は「藻屑蟹」”もくずがに”、著者のお名前は赤松利市(あかまつりいち)、1956年2月5日生まれ 関西大学文学部卒、おいらより2歳先輩のようです。なかなかいいお話でした、興味のあるかたは”らじるらじるNHKネットラジオ”の聞き逃し番組で聴くことができると思います。

本日もまた無事に仕事を終えて カレンダーの8に✕をくれました。横須賀に帰る時には、腹巻にまんしゅうをいっぱい入れて故郷に錦を飾りたいもんです。

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