昨夜は道の駅 くろほね・やまびこ(群馬県 桐生市)に泊りました… WiMAXが使えず ブログ更新は出来ませんでした。
ブログ更新のため 早々に道の駅をたち 市街地に出ました。コンビニの駐車場をお借りして投稿したしだいです。
やれやれ ブログを書きあげると、11時をちと周っておりました。「早く信州に行かねば」… 前橋の市街地を走っていると一台のトラックがヴォクシーの横をすり抜けて行きました。荷台を見れば 豚が乗っております… 「豚かい」…
しばらくは並行して抜きつ抜かれつ走りましたが、何処だかの交差点で右折をすると道は片側一車線となり、豚を積んだトラックが前を走り 直後をヴォクシーがゆくことに…
しばらくトラックの後ろを走り、豚たちの様子を窺うこととなりました。初めは動かないように見えていた豚も、よくよく見れば窮屈な荷台の上で結構動いておりました。「これから仕事かい… いままで楽して給料(餌)もらって」… 「今日が最初で最後の仕事かい」… 考えれば考えるほど不憫でなりません。ブ~と産まれたその時から豚生が決まっていて、何か月後には肉として人様に食べられる定め… 「次に生まれてくるならば、せめて猪に生まれてくるんだぜ~」…「おいらもお前らの世話になっているから、真摯な気持ちでお前らの分まで生きるからな~」… 橋を渡るとトラックは右に曲がって川沿いの道を走って行きました…
「人が生きるってことはよ~… 生きとし生けるものの命の上に生かされているんだから、もう少し弱い命について考えねばいけんのよ~、自分が強いからって、傲慢な生き方は感心しねーな」「豚に教えてもらったぜ、放浪の旅もまんざら捨てたもんじゃないね~」… 「おいらも齢60を超えて強い部類には入らないけれども一年365連休のご高齢の先輩達よりはちった~健康だろうから、この帰省をすませたなら、おとなしく家に引きこもっていようじゃねいかい」…
妙義山を前に横須賀は誓いました… 「当分、会社帰りの寄り道は控えます」…
豚を乗せたトラックと別れて、ヴォクシーは国道18号線は碓氷峠の上りに挑んだのでした。
途中荻野屋の釜めしを発見して「昼飯に一つ買っていくかえ」… 荻野屋が経営するドライブインの前で改造した軽トラックで販売しておりました。ドライブインの駐車場を借りて昼食タイムにしようかと、トイレを借りようと入口へ近づいてみると… 「臨時休業」…
販売員のおじさんに… 「外にトイレはないんですか」?… 「ここにはありません、横川の駅にトイレがありますんで」…「車でしたら1、2分です」…
トイレを求めて駅に移動しました。初めて来ました横川の駅、駅のまわりが公園のように整備されていて なかなかなもんです。「来てみて良かった」…
駐車場のさくらも満開で、半分開けたヴォクシーの車窓から花びらが舞い込みます
ノンアルビールをエンゲル冷蔵庫から取り出しました。何度食べてもこいつがたまらんのです、お値段は¥1,100也。
峠の釜めしは最高でした。碓氷峠を越えて信州入り、目指すは小諸の懐古園です。
初めての懐古園です…散策券は大人¥300也 浅間山が見えます…
千曲川が眼下をとうとうと流れております…
明治維新で廃城処分となった小諸城(牧野氏の居城)の荒廃を憂いた旧小諸藩士達が資金を集めて城を払い受け、整備をして懐古園とした… 「小諸なる古城のほとり雲白く遊子かなしむ…」
なかなかなもんです懐古園、来てみて良かったと思いました。
男はつらいよの渥美清も好きだったという 小諸の町… 懐古園に隣接した土産物屋の店先にポスターが貼られておりました。こんなご時世でなければ 店内に入って、 寅さんのお話など聞かせていただきたかったのですが、やめておきました。「コロナが収束したならば、また来ますもんで、その時にお話をお聞かせください」…
今夜はわさび田で有名な安曇野辺りで泊まろうかと、先を急がねばなりません。 途中別所温泉に立ち寄り、湯に浸かりました。
真田幸村公の隠し湯…
石湯に浸かって¥150也
「いい湯でした」… 暮れなずむ温泉街を駐車場までとぼとぼと歩きながら 「どうしようか」?…
YiMAXはバッチリだし、トイレもOK、酒や肴の準備は完璧。いつだったかこの駐車場で車中泊をしたこともあります。「こんなご時世だ、横浜のナンバーが灯りをつけて車内で酒を呑んでいたら」と思うと… 温泉街住人の会話⇒ 住人A「よう、駐車場に停まっている横浜ナンバー見たかい」…「今夜、泊るみたいだけれど」…住人B「そうよ、うちのかか~が、心配しているんだい… まさかコロナじゃ な~んて」…住人C「できれば、帰ってもらいたいよな~、温泉だけで満足して帰ればいいんだが」…長老A「あれはコロナではない、若い頃にコロナに乗っていたからよく知っているんです、いい車だったな~… もう少し様子を見て、20時を過ぎてもいるようならば、わしが駐在に連絡するから」…
別所温泉駐車場での車中泊はやめておきます。いたずらに平穏な温泉街の空気を乱すわけにはいきませんので…
そんなこんなで 慣れない夜道を50Km 移動しました。ここは道の駅 安曇野松川、今夜はここでお世話になります。ケン坊(山元事務所地元採用職員)にもらった乾坤一の口を開けます… 「三浦先輩 申し訳ございません、口を開けずに三浦へ持ち帰るつもりでしたが… 今夜開けてしまいます」…
毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い山元事務所の頃ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰った今、毎日のブログ更新には無理があると痛感しております。奮闘努力をして更新を続けてゆく所存であります。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただける喜びを糧に、ブログ更新を継続してまいります。…ペコリ ペコリ
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