「静かさや 岩にしみいる 蝉の声」… 山形県は山寺にきております
ヴォクシーを駐車場に停めて「ちょっくらいってまいります、運動不足の解消に」…「40分くらいで戻ってくるから」…
参道の土産物店には目もくれずに、立石寺の登山口に向かいました
いざ勝負です… トントントンと石段を上り
立石寺の本堂に到着しました、こんで終わりのはずはありません。
本堂に手を合わせて左に進みました… しばらくいくと左手に何やら親爺がお二人、切り株かなにかに腰掛けております
はげの頭のほうはそらで、頭巾をかぶったほうが松尾芭蕉先生です… 「師匠、ご無沙汰しております」…
芭蕉先生とそらの像の先をすすむと山門の下に登山口の標識です… 山門をくぐりぬけて先へ進もうとすると、左側から何やら声がかかりました。「拝観ですか~… 拝観料は¥300になります」…「おっと気が付きませんで」… ¥300を支払い、「奥の院まで行きたいんですが、どれくらいかかりますかね~?」… 「一般的には往復で一時間くらいでしょうか」… 「あ~そうですか、それじゃ30分くらいですね」… 「できるもんならやってみてください、お気を付けて」…
石段を上ります、 トントントントン… 「ハ~」とため息をついたら、すれ違いの美人妻がクスッと笑って「奥の院は開いていませんでしたよ」とニコリと笑顔で
美人のお言葉と笑顔が力になるんです…「横須賀は頑張ります」…
グイグイと標高を稼いで
気が付けば 何やら舞台の上に… 絶景です。
「奥の院はどこなんじゃい」… 絶景の風景を見た舞台を後に、境内の道を少々戻ると左手に上る階段の脇に奥の院の標識がありました。「あと160段、ちょろいもんじゃねいかい」… トントントンと上ってたどり着きました 奥の院です。
さあ、戻りましょう。
トントントン と石段を下って、スススッ~と石畳を滑るように下りて
下界に戻ってまいりました… 「ほれ見たことかい、30分だろが」…
下界に戻ると、山寺立石寺なる案内マップがありました。歩いたルートを確認してみました…「左のあれが舞台だから… 戻って左に上れば、奥の院だよ… まちがいねいや~」
やれやれ… 道の駅 天童温泉の足湯に浸かっております。山寺で張り切り過ぎたもんで足裏に汗をかいてしまいました。足湯に浸かりながら、くだらないことを妄想しました。いにしえに 芭蕉とそらが巡った奥の細道… 5,7,5で情報を発進する俳句ってもんは取り組んでみたら結構楽しいんじゃないかと。令和の時代の芭蕉の弟子に自称ほらという横浜生まれの弟子がいたとして、天童の足湯に浸かって処女作などを作ってみました… ①ブログネタ 求めて遥か 山寺へ ②冬の旅 山寺ははや 春模様 ③山寺で ほらを気取って 句を作り… 「旅芸人のお方~、こんなんでどうでしょか」… 今日は道の駅天童温泉でお泊りです、ちと飯を食べに行ってきますんで失礼いたします。
毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ
コメント
なんとなーくはじめた句作ですがすくなくともボケぼうしにはなるのかなあと
ほらの俳号は秀逸ですねえ
さしずめ師匠の俳号は青風ってそのまんまですねえ
尼寺の庭先かなにかに青風とほらの像でも建立されるよう精進いたします