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旅に出れねば 思い出話

水曜日が休みなもんで、火曜日の午後から仕事を休んで丹沢ホームへ行ってきました。楽しかった分だけ、昨夜は憂鬱でした。常に仕事にまとわりつかれて、いつになったら自由になれるのでしょうか…

職場へ出てしまえば、なんてことはないんですが… 現場が動き出せば やる事も多くなって、そのほうが時間が早く経って気分的には楽なんです。そんなこんなで木曜日の仕事も無事終わって、家路についたしだいです。

「山もいいけど海もいいでしょ… これが三浦の夕景です」… せっかく家に帰って来てもやらねばならぬブログ作業がなけりゃ最高なんですが…

本日は丹沢ホームの旅で撮った写真から、若かりし頃の思い出話などはいかがでしょうか…

今を遡ること39年前のちょうど季節は今頃、6月か7月だったと思います。場所は上の写真の通行止めの看板の向こう側です、5Kmくらい下った辺りだったでしょうか…

当時横浜市保土ヶ谷区の事務所に勤務しておりました。終業が16時半で、夏場であれば仕事後に十分遊ぶことが出来ました。渓流釣りを始めたばかりで、釣りがしたくて 休みのたびに丹沢に通っておりました。その日は金曜日だったと思います、終業のベルとともに事務所を真っ赤なトヨタ スターレットで飛び出して、一路中津川上流を目指しました。まだ宮ケ瀬ダムなどは出来ていない頃で、沢筋の狭あいな道をひた走って釣り場へ着いたのが18時半頃でしたか、いそぎ釣り支度を整えて小一時間の渓流釣りを楽しみました。酒や肴をどうしていたのか記憶にはございません… おそらく菓子パンか何かをかじっていたんじゃないかと思います。釣りを終えてその夜は車中泊。この頃から車中泊にハマっていたのです… 車中泊を始めた頃は怖くって、なんど金縛りにあったことやら… この頃になると慣れたもんで、スターレットの後部座席の背もたれを前に倒して、安物のシラフで寝ておりました。

そこそこに釣れたニジマスをクーラーボックスにしまって、眠りについたのです…「明日の朝もきっと釣れるにちがいない」 などと思いながら。その夜に起こったのです恐怖体験が… 「まさか幽霊にであうなんて」… 一週間の仕事と、仕事帰りの渓流釣りで疲れていたおいらはすんなり爆睡、グ~

夜中の何時頃だったのかは失念しました… 夢の中で音を聴いたのです… コツコツコツコツ… 夢のなかのおいらは、誰かが何かを叩いている夢なんだとばかり思っておりましたが、その音がだんだんと大きくなって… コツコツコツコツ… 夢じゃないことを覚ったおいらは寝ぼけた頭で考えました。「こんな山奥に警察官が来るわけはないし、近場には住宅は無いし、ついに来たかい幽霊が」…

恐る恐る薄目を開けると… 煌々と輝く光がスターレットの後部ウインドウから、おいらに向けられておりました。

「なんだいこの光は… 幽霊じゃないようだけれど」… えいや~とばかりにスクッと上半身を起こしました。と同時に、おいらを照らしていた光が大きく揺らいで、スターレットから離れていきました、ギャ~… 。後部ウインドウをグルグル開けて「何でしょうか」?… 詳細は以下の通りでした→ 三菱ランサー ラリー仕様で夜中の丹沢山中の林道を練習走行していた二人の青年が林道の脇に停まっているスターレットを発見、「なんでこんな山奥に、おかしな車だね~」… 往きにこんな感じでスターレットを発見して、帰りにもまだ停まっていたので様子を窺うために懐中電灯を車内に向けてみたそうです、何やら人が横たわって動かず… これはもしや自殺じゃないかと思ったそうです。窓を叩いても反応は無いし、警察へ届けようかと… も一度懐中電灯を照らしながら、窓を強めに叩いてみれば、死人が急に動き出したもんで、ギャ~となったとか…

寝ぼけた頭でその話を伺い、「渓流釣りをやっておりまして、明日も朝からやるもんで車の中で寝ておりました」… 「生きててよかったです」…

感じの良い青年達でした、年はおいらよりも2つ3つ年上じゃなかったかと記憶しております。

そんな出来事の後、ますます渓流釣り車中泊が盛んになり、こんな夢も見ました。

林道脇に停めたスターレットで車中泊をしている時に見た夢で、夢の中でもスターレットの運転席シートを倒して寝ているんですが、何かの気配を感じて目を開けると提灯をもった老人達(男女)がスターレットの脇をずらずらと一列で通り過ぎて行くのです、夢のさなかはさほどでもありませんでしたが、目が覚めて その夢を思い出した途端にゾッとしました。

車中泊をしていて怖い思いをしたのはこんなことくらいでしょうか…

本日も三浦の夕景の写真を撮りました。帰り際に鰻釣りおじさんを発見…「釣れますか~」…「いや~、今年はだめだね~」… 「そうだ、ブログ用に一枚撮っておくかい」とおじさんに気づかれぬように一枚写真を撮ったんです… それが上の写真です。

「おじさん、お気を付けください… 何やら鰻の悪霊がまとわりついているようですから」…

放浪車中泊の旅を記録するためにはじめたはずのブログでしたが、いつしかハチャメチャなブログに成り代わってしまったようです。ここ最近の新型コロナの影響から、ブログのネタは放浪車中泊の旅からますます離れるばかりです。いつかはきっと放浪車中泊の旅に出るはずですので、懲りずにブログ村のバナーのクリックのほう よろしくおたのもうします。コロナが終息したその時こそ、おいらの放浪の旅の始まりなんじゃないかと… 今は思っております

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