霧多布での出会い

2023年 北海道放浪（17日目）

8月12日土曜日の朝、ここは阿寒丹頂の里の駐車場です。

昨日の昼にRVパークの手続きをしようとしたところ、「申し訳ございません、本日は満車で..」そんなこんなで道を挟んだ対面の駐車場で車中泊をすることに、

盆休みに入ったことからでしょか、こちらの駐車場にも多くの車中泊車がともに朝を迎えていました。

朝飯のあとブログを更新、車内を整理して、いざ出陣.. 目指すは霧多布のキャンプ場です。

天気曇天だけど風弱し、霧多布キャンプ場へ入る前にお買い物です。もちろん釧路の街場にあるイオン釧路店で.. 「昼はまた、この豚丼でも食べるか」なんてワクワクしちゃう親爺の胸。

そしてイオン釧路店に到着.. 買うものが多いもんで、2回に分けて買い物をしました。

1回目は野菜類と常温でも平気な食料（パックご飯や即席ラーメン等）そして保冷用の氷をザクザク..

それを抱えてヴォクシーに戻り、2回目は昼飯を食べた後に、飲み物関係と肉類等の冷やさなければいけないもの、そのあと当然 保冷用の氷を再びザクッ..← 「これだけあれば十分だろう」なんて感じ..

昼飯はこの豚丼を食べても良かったんですが、最近肉類を食べ過ぎているようなので、ビビンバにしておきました。

そして以前から目をつけていた、美唄焼鳥・総菜炎なる店へ..「種類が多くて.. リンダ迷っちゃうー」なんちゃって、

悩んだあげくに買ったのが、ザンギのみみ￥300-でこれでもかという量でした。これで3日はつなげそうです。

それでは出発、あとは霧多布に向かえばいいだけの 余裕のよっちゃん.. 腹は満腹だし、食べ物に飲み物も沢山、なにが嬉しいかって.. 保冷用の氷がザックザクで3日は持つ感じ、ただポタ電がちと心配..

あとは.. どうにかぁーなーるさー♪

こちらの橋が霧多布大橋です、橋の先に目をやれば.. 確かに霧は多そうですね、今夜は霧にむせぶ夜になってしまうのでしょか？

霧多布温泉ゆうゆに到着、こちらでキャンプ場の使用申請をするのです。

申請書に必要事項を記入し、自販機でごみ袋券の￥50-をポチッ！ それを持ってフロントへ、申請書を提出して黄色い許可証とゴミ袋をもらって申し込みは完了。

きりたっぷ岬キャンプ場に到着です。

天気曇天なれど風強し.. タープを張る気にはならず、ヴォクシーに引きこもることにしました。

今夜は質素にベジタリアン、ザンギのみみを少々.. 宝焼酎ハイボールも1本だけ。

そして翌朝、霧にむせぶ朝.. 阿寒湖畔にいればよかったと後悔島倉千代子。

霧多布は以前から興味がわかなくて来なかったんです。晴れていりゃ、綺麗なんでしょが..

キャンプ場の駐車場があまりに混んでいたので、起きるなり展望台の駐車場に移動して朝飯にしました。

私が考案したラッキー親爺の年金親爺チキンサンド↑です、レタスたっぷりのチキンサンドで、これならラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーに勝てるかも、

それではいってみましょう.. パクリのモグモグ、it’s good !.. 「まあ、こんなもんでしょ」なんてところでした。

帰っていってしまいました.. 「わざわざどうもありがとうございました、感謝感激島倉千代子」！

食事をすませてブログを書いていたら..「ちっ..なんじゃい赤い服着たおやじさんは」..

ヴォクシーの車内を窺っている怪しき親爺.. パソコン画面に集中していたその時です、

「ヴォクシーがゆくの横須賀さんじゃありませんか」？なんて声を掛けられて..

ゲゲッ、怪しきあか服の親爺さんと、あお服の女性です。

よくよくお話を聞けば、おいらが東北のとある町で単身赴任をしていた頃からブログを楽しんでいてくれていたようで、宮城県 山元町にお住いのご夫婦でした。「ああ、宮病のご近所に住んでいるんですか、なつかしいですねー」.. 次々と懐かしき山元町の話を聞いているうちに、目がウルウルしてしまって、「私はね、その当時、ブログでは東北のとある町と書かれていたけど、これ絶対山元町よ、なんていいながらブログを楽しんでいたのよ」

「うちではね、横須賀さんがお仕事でかかわった県道相馬亘理線の事を、横須賀さんの道と呼んでいるんですよ」なんて、そんなこと言われたもんで.. ググっと感極まって、涙がポロッ.. .. .. すみれ色の涙ってやつ..

この春にあか服の旦那様が61歳だかで会社を辞めて、それを機に日本中を旅しているんだとかで.. 「しまなみ海道でヴォクシーを見かけた時に声を掛けようかと思ったけれど、勇気が無くて」

今日再び見かけることが出来たので、入念に確認してから、勇気をだして声をかけてくれたそうです。

シルバーのヴォクシーでソーラーパネルが一枚、決め手になったのがうしろに貼られた亜矢ちゃんステッカーだったそうです。亜矢先輩のキャンピングカーも九州の旅の途中で見かけたことがあると言っていました。

このご夫婦にお会いできて、とてもうれしかったです。東北単身赴任中のことが走馬灯のように流れて.. なんだか仕事がしたくなりそうな予感、

霧多布でラッコには出会えませんでしたが、宮城県 山元町在住のブログ読者に会えるなんて.. 思ってもみませんでした。

ひとつの出会いが人生を変えるかも..

この旅終えたら、「仕事にもどろうか」なんて思ってしまいました。

17日目ルート地図↑Ⓐ道の駅 阿寒丹頂の里 Ⓑ霧多布温泉ゆうゆ ©霧多布キャンプ場

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