退職を迎える年に横浜ベイブリッジの下でやる工事に関われたなんて、おいらは”はまっこ”として幸せ者だと思いました。
久しぶりに埠頭の現場に顔を出し、ちとした確認事など…
確認を済ませ事務所に戻って昼飯を食べ、午後は書類の整理をしました。16時頃スマホが鳴って、仕事を休んで釣りに行った後ろの悪太郎からの電話でした「横須賀さん、アカムツが釣れたんで良かったら差し上げますよ、退職の祝いに」… 「真っ直ぐ帰って来るんですか」?… 「軽く呑んで帰るから遅くなるよ、家に嫁がいるから届けてくれよ」…
悪太郎君は事務所の後ろの席に座って背中合わせで仕事をしている釣り好きな後輩です。
自分のボートで釣り漁師を気取っているもんで、釣りからあがって1時間ほど片付けに時間を費やし、そのあと横須賀は佐島から茅ケ崎まで帰るのです…
「わかった わかった… 浜に着いたら電話を入れてくれ~、そしたら嫁に取りに行ってもらうから、30分ほどで行けると思うよ」…
そんなこんなで事務所を出るのが遅くなり、中央酒場に着いたのが18時半をまわってしまったのです… ここらあたりまでは昨日のブログの通りです。
中央酒場を後にして、家に帰ってほろ酔い気分で早速アカムツの下処理にとりかかりました…
初めてアカムツを見ました… 「これがテニスの錦織圭が言っていたノドグロなんだ」…
「そんなにノドクロの干物が美味しいならば、か~ちゃんに作ってやろっと」…
ササッと頭を落とし それを二つ割にして、胴は二枚下ろしにしました。 中骨の付いた側を干物用に塩水に浸け、もう片方は刺身用にラップにつつんでパーシャルの中へ…
塩水に30分ばかり浸けた中骨付きの半身に串をうち、流しの脇にぶら下げました、当然下にはボールを置いて…
「明日朝から天日干し… 夕方 取り込んだらラップに包んでパーシャルの中へ… 何日熟成させようか」…
ノドクロの干物はどんなに美味しいんでしょうか… 今夜(2月6日の土曜日)は刺身とあらを煮て食べてみましたが刺身は上品なのですが今一味がないような… コロナにかかってしまったのかと思いましたが、煮付けのほうは大変美味しゅうございました…
「か~ちゃんごめんなさい、魚の一番旨いところは皮と身の間のところなんだよ、皮をはいで刺身にしたのが間違いでした、鱗のついたまま剥いだ皮が台所に残っているから、塩を振って焼いて食べてみるから」…
「どれどれ」… 食べてみてみてビックらポン、鱗の着いた皮を焼いたら皮が厚くなってきて、口に入れたら旨みがジワ~ッと広がって、「捨てなくてよかったぜ」なんて… 「干物は絶対旨いにちがいない」と思いました、退職祝いにいただいたアカムツ、大切に食べさせていただきます。
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