「横須賀さんよー、いいもんあげるから持ってかえんな～」…「へい、先輩 ありがとうございます、喜んでいただきます」…
何でしょうかと袋の中を覗いて見れば、1Kgくらいのイシダイでした。活きは最高、おそらく今朝捕れたものかと… 定置網で水揚げされたものなのか、それとも釣り上げられたものなのか、その辺まではちと判断はつきませんでしたが、なかなかな魚です… 「活き締めしてあるじゃねいかい、これは岡もんの仕業じゃねーな～」…
※岡もん → 漁業関係者でない、土方や大工や会社勤めのサラリーマン等々のこと
「すっこんでな～」…「おめ～がさばけるような魚じゃないよ」… か～ちゃんには手出しはさせずに、ササッとさばいてみました。まずは頭を落として三枚におろしました…水道の水は極力つかわないようにして、身についてしまった血と鱗の類を少量の水で洗い流して、余計な水分はキッチンペーパーとざるで処理しました。真水を吸った魚くらい不味いものはありませんので…
あらは適当な大きさに切り分けて、当然頭は二つ割に…
「イシダイって魚はよ～、漁師のおかみさんはさばけたとしても、岡もんの嫁にはちと難しいんだよ」… 「ひれの類がやたら尖っていて、指に刺したらサー大変、骨も硬いし、頭も硬い」…
サッと、熱湯をかけて… さすが、元釣り漁師気取りのおいらです、イシダイの一枚くらいはちょろいもんです。だれも褒めてくれないので、有森裕子のように自分を褒めてやりました。明日は久々のお仕事なので… 「か～ちゃん あとはたのんだぜっ」…
その翌日 …
ゴールデンウイーク明けの横浜の空です、東北の空に負けぬくらい綺麗な空でした。仕事は可も無し不可も無し… 一日の仕事を無事やり終えて、寄り道もせずに横須賀の我が家へ帰りました。
飲み物を切らしていたもんで、三崎口駅のセブンイレブンで日本酒を調達しようと思いましたが、いい酒がなかったもんで発泡酒と缶酎ハイで我慢いたしました。
そんなこんなで、家に帰ってイシダイのお造りとあら煮で一杯やりました。こんなんが三浦の岡もんの晩酌なのです… 本日はこのへんで。
放浪車中泊の旅を記録するためにはじめたブログでしたが、いつしかハチャメチャなブログに成り代わってしまったようです。ここ最近の新型コロナの影響から、ブログのネタは放浪車中泊の旅からますます離れるばかりです。いつかはきっと放浪車中泊の旅に出るはずですので、懲りずにブログ村のバナーのクリックのほう よろしくおたのもうします。コロナが終息したその時こそ、おいらの放浪の旅の始まりなんじゃないかと… 今は思っております。
コメント