ビルの風に吹かれて

「下の写真、何だかわかりますか」?…

「バスの車窓です」…

まだ7時前の、それもどしゃ降りの中を走る通勤バス… 「なんでこんなバスに乗らにゃいかんのよ～」…

本日、令和二年７月６日（月曜日）の京急三崎口駅の朝はこんなんでした。律儀に会社へ赴く生真面目な労働者諸君がこんにちの日本を支えているのでしょうか… 取りあえずは、おいらもその仲間の一員なのです。

半端ない強雨でびしょびしょの濡れ鼠。たった５分くらい雨にうたれただけなのに、まして傘をさしていたにもかかわらず。京急線上り青砥行きの電車に乗り込んだおいらの下半身はびしょ濡れでした。「労働者はつらいぜ～」…

いつものように電車が走りだすまで、スマホで優良ブログの閲覧をします。「どれどれ」…「フムフム」… ブログの師匠のむーちんさん、「やるじゃねいかい… 優雅だね～、ブルーシートのターフでも、心の底から楽しんでんじゃないの」… 羨ましいかぎりです。

通勤電車の中でブログを見て朝寝をして、やって来ました横浜黄金町… 三浦ほどではありませんが、こちらもそこそこの雨が降っておりました。「てやんで～…週初めくらい晴れやがれってんだい！」…

靴の中はすでにびしょ濡れで… 歯を食いしばって事務所まで、若いお姉ちゃんのお尻について耐え忍びました。

サボりたかった事務所です。午前中の仕事をそつなくすませて、唯一の楽しみの昼の弁当（￥450也）を食べました。食べる前に写真を撮る予定でしたが、完食したあと… 「いけね、全部食べちゃったじゃねいかい」… 本日も美味い弁当の写真を撮ることはできませんでした。そんなこんなで一日の仕事は無事終わりました…

通勤途上にいくつかの高層ビルがあります。見てくれはいいんですが、おいらは好きではありません。このビルディングに入っていく姉様やヤングな兄様がちとすかしているようで、憧れてしまいそうです… 「洒落てるよな～」…

ただ、この洒落ているビルディングが曲者で、普段から強い風（ビル風）を吹きおろすのです… 晴れの日ならばいいのですが、これが雨だと最悪です。傘をさしてはいられず、無理にさしていれば傘の骨は折れて、女性であればスカートはめくれ上がり、かつらの親爺さんならば、かつらは吹き飛ばされ、おいらの場合は全身ずぶ濡れ…「誰がこんなもんを作ろうと思ったんじゃい」….　そんな感じです。