車中泊放浪の旅 北海道編 7日目

テニス仲間のだれだかが、

「青森県は、津軽半島はいいけれども下北半島はぜーんぜん」…

「ただただ..暗くて荒涼としていて、あんなところにいくもんじゃないですよ」.. などと言っておりました。

たしか、青森県は黒石市出身の歯医者の親父じゃなかったかと記憶しております。

その時に、おいらもそれに同調して、

「そうそう、もうあんなところ二度といくもんかい」なんて言ってしまいました。

そして本日、

上の写真のような景色を見てしまって…

「申し訳ありませんでした、おいらの思い違いでした」と..

黒石市出身のいいかげんな歯医者の親父がわるいんだと思いました。

そんなこんなで、これより車中泊放浪の旅 北海道編 7日目の報告にうつらさせていただきます。

簡潔にいかせてもらいます..

フェリーの乗船がひかえておりますもんで。

令和3年7月12日 月曜日の朝を道の駅 浅虫で迎えて、

速攻.. ポタ電を空にさせるわけにはいかないと、走りに走って下北半島の付け根付近までやってきました。

車窓から何気に外を見てみたら、怪しそうなタンクを発見…

「なんじゃあれ」？…

「まさか、原発の放射性廃棄物の貯留タンクじゃないだろうな～」..

「この辺りは、おそらく六ケ所村だぞ」…

「そんなことはどうでもいいやい、おてんとうさまがでないもんで、おいらの電気もアップアップよ～」..

「だから、ソーラー発電はあてにならないんじゃい」なんちゃって…

電気がなくなりゃ、それなりな生活をすればいいだけだと思っております、おいらは原発は好きではありません。← 個人的考え

尻屋崎まであと26Kmのところまで来ました …

大分走ったから、とりあえずはポタ電の方は大丈V..

腹が減っては戦はできず…

ゆとりパーキングにヴォクシーを停めて、日清ラ王を作ります。

タンパク質は魚肉ソーセージから..

「元気ですか～？」！

「ボチボチでんな～」なんちゃって…

ラ王を食べて、再び尻屋崎灯台を目指して走っていくと、

行く手をふさぐゲートがでてきました..

正直「なんじゃこりゃ」と思いました。

「まさか、料金をとるんじゃないだろうな～」..

料金をとられるくらいなら行くのはやめようかとも思いました。

ヴォクシーをゆっくり進めていくと..

ギーッとバーが上がって.. ほっとひと安心。

ゲートを通過して しばらく走ると、

左手には 透き通るような綺麗な海が..

右手には 湿原に咲くニッコウキスゲです。

「そろそろ寒立馬がでてくるかもしれないから、運転には注意するんだぞ」なんて.. 自分に言い聞かせました。

「なんで～、馬なんかいね～じゃねいかよ」プリプリ..

土産物屋の脇の駐車場にヴォクシーを停めて、ふと後ろを振り返れば..

「なんでんしょん」？… 燃えて短くなったロウソクのようなものが..

歩いてそばまでいってみたら、霞のかかった尻屋崎灯台でした..

it’s good !

大きな馬です..

灯台下暗し…

馬が灯台の付近だけにしかいなかったもんで、夏場は馬がいないもんだとばかり思っていました。

馬は見れたし、尻屋崎はいいところでした…

「本当に下北半島って、いいところだぞ」…

帰りは余裕でゲートを潜り抜けて..

今夜のねぐらである大間崎を目指しました。

大間崎に到着…

7日目の行程です↑

明日のためにその１..

フェリーふ頭の位置を確認すべし..

確認OK！

そのあと 地元大間の温泉に浸かって、スーパーで酒と肴を調達して..

本日のねぐらである大間崎の駐車場にヴォクシーを停めたのです。

横浜ナンバーのハイエースと高知ナンバーのキャラバンの間にヴォクシーを滑り込ませて..

毎度のごとくに、軽く一杯 呑ったのです。

「おっと.. 忘れるところでした」…

ここのところ物忘れがひどくなったようで、大切なことを忘れてしまうところでした。

この二人は、高知ナンバーの日産キャラバンで犬づれで車中泊旅をしている夫婦なのです。

「長期休暇を取って、北海道旅行ですか、結構な御身分ですこと」？…なんて言ったら、

「いえ仕事を辞めて日本一周しているんです」なんて言うもんだから、

「今流行りのユーチューブか何かで、自由に生活しようってやつじゃないのかい」？..

「その犬をだしに使って」…

「今まで地道に働いて、ためた貯金がどんどん減っているだろうが」？

「そいで、そのユーチューブのほうはどうなんだい」？

「観てくれる人はいるのかい」…

え..「フォロワーが28人」…

「それじゃ、犬もろくなもんを食ってね～だろうが、かわいそうに」…

こんな会話のあとにおいらは考えました。

映画「男はつらいよ」の寅さんだったらどうしただろうかと…

「よっしゃ、おいらがひと肌ぬいでやるぜ」なんちゃって

「おいらのブログの読者の方々は、皆心根の優しい親爺さんばかりだから、きっとあんたのユーチューブを見てくれるから」…

なんて恰好をつけてしまったのです。

「なんていう お題目なんだい」？

「えっ..むぎぶ〇×▽？… なんじゃそれ」

犬の名前が”むぎ”だそうで、それに部を付けたそうです。

会社を辞めてユーチューバーになった若夫婦と犬のむぎの動画は

こちらから→むぎ部

ちと覗いていってくだされば幸いです。

明日はいよいよ津軽海峡を渡ることになります…

苦節7日、いよいよ車中泊放浪の旅 北海道編・本編の始まりとなります。

後は野となれ山となれ、やりたい放題し放題の車中泊放浪ブログを引き続きお楽しみください。

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