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ちょい旅(1日目)

令和4年10月11日、 3連休明けの火曜日です。

今週は天気が良さそうなので旅にでようかと..

そんなこんなでやってきました近所のスーパー ヤオコー.. 食料の調達です。

ダイワの6面真空パネルのクーラーボックスと、

エンゲル冷蔵庫にも食料と飲み物を入れて。

いざ出陣..

目的地を富士の裾野あたりにして、

湘南の海岸線をブイブイ..ブイブイ..

昨日から吹きあれている南寄りの風に、左手に見える海には白波が立っております。

相模川を渡って.. しばらく北上して、この先を左に曲がって宮ケ瀬ダム方面を目指します。

中津川沿いには、以前から気になるところがあったので、ちと覗いていくことに、

宮ケ瀬ダムは放流中のようです。

中津川を渡って、やって来たのは左岸に広がる河川敷で、ようやく見つけた入り口から河川敷に下りてみたなら、平日にも関わらずあちらこちらに車が停まっていて、まるでキャンプ場のようでした。入り口付近で火を熾していた親爺さんの言うところによれば、ここはルールさえ守れば無料でキャンプのできる場所だとか..

「ラッキー池田」.. この先の有料キャンプ場に泊まる予定でしたが、今夜はこちらにお世話になることにしました。

買ったばかりのロゴスの焚火台を河原において炭を熾そうとしていると、さきほどの親爺さんが火のついた薪を分けてくれました。

一台の軽トラが来たと思ったら、薪売りのようです、薪はもっていないけれど買うのはやめておきました。

炭を熾して、さっそく一杯.. 肴は炙った椎茸で..

新潟名物の栃尾のあぶらあげも焼きます。

焚火は浪漫ですが、今回のこの焚火は隣の親爺さんの焚火なのです。

隣の焚火は良く見える.. おいらの焚火台で焼いた肴と宝焼酎ハイボールをもって隣の焚火の脇に椅子を置かさせてもらって、ご一緒させていただきました。

やがてこの焚火に3人の見知らぬ親爺が集い、グビグビ.. 旅先ではこんなことがよくあるんです。

「きんちゃん、焚火の火がとろくなったから薪をくべたほうがいいんじゃね」なんて..

きんちゃん → ここへ着いた時に最初に話しかけた親爺さんの名前。

ロゴスの焚火台で焼いた高級ビーフステーキなんてごたくを並べて、食べてもらったステーキでしたが、実はオージービーフの安い肉でした。

この河川敷は下が硬いのでおいらのアルミペグはささりませんでした。

そんな話からペグの話題で盛りあがって、

そのうちにペグうちの実演がはじまり、ペグの種類や価格の話まで.. 初めてであった親爺が3人、中津川河川敷の夜は更けていきました。

焚火はメラメラ..

なにかの拍子で仕事の話になり、おいらときんちゃんはすでにリタイアで、齢60の親爺は整体師であることが判明..

テニスのやりすぎで両肩が痛いことを言ったら、さっそく施術してくれて両肩をグルグル回されて..「痛ててて」.. 肩を回されて痛かったけれども、「肩を回してみてください」と言われて、そのあと肩を回してみたら、あーら不思議、痛かったはずの肩がスムーズに動くようになっていました。

きんちゃんは5年だか前に交通事故で生死の境をさまよったとかで、いまだに背骨に痛みが走ることがあるとか..

すると整体師がきんちゃんのあたまを両手で押さえて、ウィーんなんて感じで念を入れて 「これで痛みは出ないはずですよ」なんて..

それを見ていて..

「実話かよ」なんておいらは思いましたが、無料でやってもらっているんだからそれもいいんじゃないかと、

初めて出会った親爺が3人、焚火を囲んで楽しいひと時をすごしました。

そのうちピカッ!と、閃光が走ったと思ったら..

ドタッ..と大きな音がして、

音の方向に目をやったら整体師の親爺がキャンプ椅子から転げ落ちていました。

「奥さん.. お宅の旦那さん吞み過ぎちゃったみたいで、椅子から転げ落ちちゃった」..

それを機に初めて出会った3人の親爺による焚火を囲んだ呑み会はお開きになったのです。

そのあと隣のテントから呑んだくれの親爺を叱る奥様の声が聞こえてきました。

ちょい旅ルート図↑  1日目 A:ヤオコー三浦初声店, B:神奈川県 愛川町 中津川河川敷

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コメント

  1. maruma より:

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