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四万十川のうなぎの話

目指せ! しまなみ海道(15日目)

四万十屋のうな重(天然)

4月14日 金曜日の朝は道の駅 かわうその里 すさきで起床、朝飯はパンと牛乳、プチトマトも4粒ばかりいただきました。

「おっと、お遍路さんだぞ」..

歩き遍路も楽しそうですが、やったら やったでそれなりに苦労もあるはずです。雨にうたれたり、脚が痛くなったり..なかには来なきゃよかったと後悔して、途中で棄権する人もいるんじゃないでしょか..

いっぽう.. 身体が動くうちにやっておくべきだったと、やらなかったことを後悔している年寄りもいるかもしれません..

ブログを更新して、いざ出陣 ..

今日のねぐらは決まっています。愛南町の海辺のキャンプ場で仲間と合流して一杯やろうかなんて..キャンプ場に直行するなら余裕のよっちゃん、 昼には到着できるはずですが、ここまで来て四万十川も足摺岬も見ずに通り過ぎるわけにもいかずに、

天気は曇天で気はすすみませんが、四万十川と足摺岬は見ていくことにしました。

四万十市に入った辺りから、うなぎが頭に浮かんでは消えて.. そんなこんなで昼はうなぎを食べることにしました。

浜名湖のうなぎは養殖でしょうが、四万十川のうなぎと聞けば天然うなぎを連想します..私は。

「四万十川でうなぎを食べてきたよ」なんて地元に帰って自慢したら、「すき家のうな丼か」なんて言われそうですが..

そんなことを考えながら四万十川の脇を走っていて、見つけたのが四万十屋さん。

ガラガラッと..「おっと」..

.. 引き戸は開いていました。

「¥5,000-超のうな重かよ.. ¥3~4,000-ならまだしも..」 「天然じゃ¥5,000-超はしょうがないか、四万十川のうなぎだし」..

正直なところ、ちと迷いました、養殖の¥3,000-超と天然の¥5,000-超の値段の差に。

「どうしよ、どうしよ..リンダこまっちゃう~」なんちゃって

天然を食べずに三浦へ帰って後悔してはいけないと思いました、次はないかもしれない歳だし。

「よっしゃ」!

「天然のうな重を貰えますか」!..注文しちゃいました。

出された うな重を見て一目でわかりました.. 「後悔するなよ、後悔するんじゃないぞ」..

「天然うなぎなんだから、それが養殖との違いなんだから」..

かたそうだし、照りもいまいち.. 脂がないのが一目でわかりました。

一口ほおばり..ピンポーン!

だてに魚を釣ってはいません、捌いた魚の数はしれず。

今まで食べてきたうなぎが横浜家系の豚骨らーめんだとするなら、四万十川の天然うなぎはさしずめ、蕎麦屋のかけ蕎麦みたいな感じで、脂好きには物足りないでしょう。

養殖うなぎより当然旨いと思って注文したのに.. 比較できない味でした。

食べて後悔しましたが、この経験をせずに三浦へ帰ったならば、残り少なき人生を..「あの時に、四万十川の天然うなぎを食べときゃよかったぞ、小銭をけちったばっかりによー、おしいことをしたぞ」なんて後悔し続けることになったと思います。

土用の丑の日が近づくたびに.. 「いつだったか四万十川に行ったんだけどね、天然うなぎは食べられなかったのよー、養殖より¥2,000-も高かったから、あの当時..」「でもよー、あんときに食べときゃよかったと思うね」なんてことを語り続けていたんじゃないかと..

本日、四万十川の天然うなぎを食べて、今もすこしは後悔していますが、長い目で見れば、食べなかったことに後悔しないですむ分、良かったかと思います。もしかすると、養殖うなぎにならされたこの舌がいけないのかも.. 養殖うなぎは人工的な味で、四万十川の天然うなぎは自然な味ということで、こちらがほんまもんのうなぎの味だとおもえば安いかもしれません。

四万十川のうな重(天然)は¥5,600-也.. 四万十川にお越しの際は天然うなぎがいいに決まっていますが、養殖の方がいいかもしれませんね。

天然うなぎを食べて後悔するか、食べずに後悔するか.. あなたならどうする。

最後に四万十屋さんに提案です

養殖うなぎの味にどっぷりとつかった私には、天然ものの味を想像することができませんでした.. なので試食用に天然うなぎのかば焼き(無料)とは申しませんが、お試し用に天然うなぎのうな丼(特小)なんてものを¥1,000-程度で提供していただければ嬉しいです。¥5,600-は年金暮らしにはちときついところがありました。

目指せ!しまなみ海道(15日目)ルート地図 道の駅 かわうその里すさき, Ⓑ四万十屋, Ⓖ須ノ川公園キャンプ場

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