令和3年4月19日 月曜日の朝 、一晩お世話になった道の駅 舟屋の里 伊根をあとにしました。
「お次は天橋立だい」と… 若狭湾を左に見て宮津に向かいます。
途中コインランドリーに立ち寄り、溜めてしまった洗濯物を片付けました。
やれやれ到着しました、道の駅 海の京都 宮津です… 「海の京都なんかよけいだろうが.. 道の駅 宮津でいいだろ」怒…
車中泊ブロガーを生業にするものにとっては1文字でも少ないほうが楽なのです。
「それにしても、この京都府は宮津の道の駅はいいですな~」…
大きなスーパーマーケットには隣接しているし、公園だってある…
それに美しき若狭湾を目の前に臨むこともできる… 「こんなところで車上生活をやれたらいいんじゃないの、季節のいい時期だけならばね」…
そんなこんなで道の駅 海の京都 宮津に一晩お世話になることに…
明日は朝から走るので昼間はのんびりと過ごしました。
夕方になり…
若狭といえば鯖じゃないかと.. 鯖の押し寿司とアジの南蛮漬けに菜の花の胡麻和えを買ってみました…
「今日もいい一日だったぞ」… 会社勤めをしていたころは→ 「今日の仕事もつらかった」…今もあの頃も後に続くのは→「あとは焼酎をあおるだけ」←ここだけは一緒なのです。
幸せな気分で夕飯を食べて、眠りにつきました…
翌朝(20日 火曜日)は天橋立まで旅ランです..「いざ出陣、行ってまいります」…
若狭湾を右に見て国道176号線を1Kmばかりひた走ると、右手にサイクリングロードの標識が現れました、標識に従い右に曲がるとよく整備された道が現れ、前方にはうっすらと天橋立の松並木が見えます…
2Kmばかり走ったところでジョギングをやめて歩くことにしました。
しばらく行くと前方に赤い橋が架かっております… 「あいつを渡ったところが天橋立だろう」…
橋を渡って天橋立に到着です。対岸まで松並木が2.6Kmほど続いているようです… 松並木は走ります。
赤い橋から600m地点です… 「対岸まで残り2,000m.. か」…
後期高齢者と思われる親爺さんを抜いて先を急ぎます…ス~ハ.. ス~ハ…
途中松なども見て天橋立を満喫しました…
双龍の松だそうです、平成16年の台風にやられてしまい…
今や大地に横たわり、その枯れた姿をさらしております。その昔は若木達に恐れられるような松だったんでしょうが、歳をとるごとに幹は太く大きくなったんだけれども、知らぬ間に中身が空洞になってしまって、若木達が耐えられた台風にも耐えることができずにポキッとおれてしまったんじゃないでしょうか… 生きることの無常さを考えさせられてしまいました。
こちらは船越さんちの松居一代さんでしょうか.. 「おっと船越の松でした」
船越の松です、胸高直径(地べたから約1.2m)はおおよそ1mほどあるでしょうか、大きな松なのですが杖をついて幹にはコルセットまで巻いております..
若い頃はしゃっきっと立っていたんだと思うと辛いところがあります…
そんなこんなで松並木を無事に完走…
走るのをやめて歩いていると背後から足音がきこえてきて、一気においらを抜いてゆく女子が… おかあさんです。
「おはようございます、早いですね~」から始まり、「股覗きの山に歩いて登りたいんですが、道はついておりますか」?と訊いてみました
ケーブルの駅の横に道がついているのでそこを上ればいいとのことでした…
左の階段を上っていきます…
傘松公園まで500mのようです…
急な階段を上って、やれやれ公園に到着です… 公園の写真を撮り忘れていました、さびれた公園でした。
傘松公園から撮った天橋立です…
上ってきた階段の反対側にも階段があり、それを下るとケーブルの駅にでました…
ケーブルの駅側から見た天橋立です。こちらの方は10mばかり標高は低いと思います…
目的は達成… あとは道の駅へ戻るだけです。
バスで戻ろうかとも思いましたが、1時間も待つようなのでやめておきました。
「お兄さん、上ってきたかね」… 山への道を教えてくれたおかあさんでした 「おかげさまで上ることができました、ありがとうございました、帰りはバスに乗ろうかと思ったんですが、すぐに来ないようなんで」… 「お兄さんは速いから歩いて帰りなさい、ところでお歳はいくつですか」… 「63歳になります」… 「まだまだ若い、私より一回り以上若いじゃないですか、気を付けてお帰りなさい」…
おかあさんは毎朝歩いているそうで、若い頃にはよく山に上って天橋立を見たといっておりました。
帰りは松並木はやめて、砂浜を歩くことにしました… 綺麗な浜です。
橋のたもとに人が集まっていたのでなにかあったのではないかと思いましたが… 橋が渡れないようです。
天橋立は北側は地続きなんですが南側は地続きじゃないために小天橋を使い人や車が行き来するようになっています。
ただし天橋立の東西を船が行き来するためには小天橋の架かる運河を通らねばならずに、よって橋が旋回することで船が通れるようになっているのです。
橋を管理している青年が、「もう直 船が通りますのでよろしかったら見ていってください」などというもんだから、暇なら捨てるほどあるし、「ちと見ていくかい」なんて…
どうも合図は通行する船の霧笛のようです… 船が霧笛を鳴らすと職員達が動き出して、通行人を止めるためのロープを張り、天橋立側にある橋を旋回させるための装置のある小屋にはいってボタンをポチッっと押すと、ギ~ィーっと橋が回り始めて
橋が90°で止まると…
船が通りすぎていきます… 通り過ぎれば元に戻して…
「さ~、お姉さんも お母さんも橋をお渡りください」なんて、
こんな感じなのです↑
のどかなる天橋立の旅ランでした。サイクリングロードの脇で釣りをしている御父さんがいたので何が釣れるのか訊いたところ、白ギスが釣れるとのことでした。
次は旅ランじゃなくてビール片手に釣りでもしたいもんです…
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コメント
横須賀さんこんにちわ
天橋立の「回転する橋」行かれたんですね。私も30年ほど前に行きました。
「笠松公園」に行かれたみたいですが、対岸には「天橋立ビューランド」があって互いに仲が悪そうでした。「ビューランド」側で宿泊して「笠松公園」に行ったというと不機嫌になりました。
今の状況は判りませんが。プチ情報でした。
初日に実は回転する橋までは行ったんです。丘に上って天橋立の写真を撮ろうと思ったのですが上り口が分からず… 翌日 傘松公園に上ったしだおです。コメントありがとうございます、今後とも「ヴォクシーがゆく」よろしくお願いいたします。