令和4年4月22日 金曜日 時刻は3時56分、なんでこんな時間に目が覚めてしまったのか..「わかりません」..
寝るでもなく、起きるでもなく.. 結局うだうだと5時過ぎまで寝袋の中におりました..
「ここは、どこだったっけか」？なんて.. 自分の泊った道の駅の名も知らずに、
とことこ歩いて確認してきました、「えっと、ここは“道の駅 うきサンサンうきっ子字城彩館”だとー」
こんな長い名前にしなくたって いいような気もしますが..
朝飯も食べずにブログの公開だけをして、道の駅を飛び出しました..
目指すは鹿児島 桜島。
鹿児島まで113km..「えーい、もうひとがんばりじゃい」なんて
今回の旅の目的のひとつは城山から桜島を見ることでした、できれば車中泊をして朝の桜島も見てみたかったのです。
が..
城山公園の駐車場へ入ってみれば.. 「桜島なんか見えやしないじゃないかい」ガックシ..
ヴォクシーを駐車場に停めて、展望台まで歩きました..
この姿を見たくて、はるばる三浦からやって来たんです..
明日以降は曇天の日が続くということで、今日しかないと思いました。
「来て見て良かったぞ、感動島倉千代子だばってん」.. 桜島から目をはなして、展望台の周辺に目をやると..
数人の観光客にまじって一匹の猫が、
「なんじゃ、こら」..
「展望台利用者のために設置されたベンチだろうが」..
毛並みはいいし、人を恐れる様子もなく、気持ちよさそうにベンチを独り占めして、どまんなかで寝ております..
「気楽でいいやね、1年365連休のフーテンのトラ猫は」..
この猫を見て思いました.. 猫だからいいけど、これが定年退職した親爺さんで..
嫁には会社へ行ってくると言って家をでる、平日はほぼほぼ毎日 公園のベンチなどで時間をつぶす.. 夕方になったらまた家へ帰るの 繰り返し..日本のどこかにそんな親父さんがいるんじゃないかと思うと..考えてしまいますね。
おいらの場合は、そんなのがいやだから、 嫁にはこう説明しております「こんど九州へ行くのは仕事だからね、行きたくないけど仕事じゃしょうがねいやい」..
「車中泊ブロガーなんかに、なるもんじゃないね」..
猫を見たために話がそれてしまいましたが、本題に戻りましょう..
桜島のあとは、指宿方面に進路をとります。
鰻温泉に浸かって、そのあと開聞岳を見ようかと..
西郷どんが愛したひなの里.. それが鰻という地区で、そこにあるのが鰻温泉。
大きな看板です、
鰻温泉まで、あと3kmのようです。
ヴォクシーを砂利の駐車場に停めて、駐車場の坂をちと上れば温泉の受付です。
「温泉に浸かりたいんですが」..
料金は￥200-で、浴室にはボディソープもシャンプーもおいていないとのこと、
「それじゃ、おばちゃん 石鹸をひとつもらえる」なんて言ったら、
奥から「これ私のだから、つかいなはればってん」なんて石鹸をかしてくれました。
小柄で美人で優しいおばあちゃんで、若い頃は結構 男を泣かせたんじゃないかと思われます。
受付の右側に温泉があります、赤の暖簾が女湯で紺の暖簾は男湯です。
紺の暖簾をくぐると脱衣所があり、そこですっぽんぽんになります、
ガラガラッと引き戸を開けると、楕円形の湯船が1つに洗い場が3つ..
サッと身体を洗って、温泉に浸かってみれば.. アチチ..アチチ..の、久しぶりに味わったこの熱さは知床は羅臼にある熊の湯以来です..
源泉かけ流しなんてあたりまえで、泉質も申し分なし。
ムム.. 「知床羅臼の熊の湯もいいけど、総合評価では鰻温泉かも」..今まで入った温泉の中で一番いい温泉はここかもしれません..
ここではこれ以上書くことはひかえさせてもらって、後日、知床羅臼の熊の湯と鹿児島 鰻温泉の比較に関するレポートなど書いてみたいと思います。
いい温泉でした、鰻温泉は池田湖の湖畔にあるものだとばかり思っていましたが、実は鰻池という池の岸にあったのです。
鰻池の岸辺の駐車場を池田湖の湖畔の駐車場だと勘違いして、そこの案内板をみて知りました。
池田湖の隣に鰻池があって、そこに鰻温泉があったんです。
「鰻温泉の次は開聞岳ですばってん」..
今回の旅で開聞岳を登るつもりでしたが、天気が良くないのでやめておきます。
快晴のもと開聞岳を見て..
長崎鼻も見ました..
これはなんでんしょん？..
そんなこんなで夕方を迎えて、今夜のねぐらをさがしましたが、道の駅 山川港では駐車場は狭いし、明日は土曜日です..
結局..鰻池のきわの駐車場に戻って泊まることにしました。
だれもいない駐車場でヴォクシーのハッチバックを開けて、立ったままで軽く一杯..
何だか 仕事帰りの立ち呑みみたいで、これはハマりそうですね。
カウンターをもう少し高めにして、ハッチバックから暖簾を下ろしたら楽しいんじゃないでしょか..
「おっと、忘れるところでした」..
この旅 6回目の給油をしたんでした、「レギュラーガソリンを満タンでお願いします」..
カードを渡して.. 27リッターで￥4,968-也 → ￥184/L
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