
今回の車中泊放浪旅は福岡でのサッカー観戦から始まりました、大会が終わったのでこれより福岡を離れて熊本に向かいます。
どうも福岡は苦手です、三浦半島に住んでいる者にとっては都会すぎて.. 自動車の運転は怖いし、なにか落ち着けなくていけません。

やっぱり車中泊旅は田舎じゃなくちゃ.. 熊本で人とあう約束をしているのです。安全運転でブイブイといきます。

目的地の道の駅に到着..時刻は18時30分、ここいらでいいでしょとヴォクシーを停めました。
「いいところじゃあーりませんか」..これくらいの環境がちょうどいいような、すーっと心が和みます。

待ち人は遅くなると言ってたので、早々に夕飯のはじまりです。

ゴージャス?なイオンで買ったお弁当を宝焼酎ハイボールレモンで流し込みます。グビグビごっくん.. 至福の時です。

結局 待ち人は現れず..朝を迎えちゃいました。「そのうち来るでしょ」..

ここは熊本の道の駅、水辺プラザ かもとです。

昨夜は結構な数の車が車中泊をしていました、長逗留している車も多いようで、北海道の紋別ベイサイドエリアに似たような感じが..

そんなこんなでブログを書いてたら待ち人あらわる、演歌歌手 島津亜矢をラッピングしたキャンピングカーの持ち主で、その名は亜矢の先輩..
「奥にいるって言ってたから、奥までいっちゃった」「先輩、すんませんです」

先輩とは去年 夏の北海道以来の再会です。なにか忙しそうに連絡をとってます..

先輩をほっぽらかしで、朝から焼きそばを食べて、そのあとはヴォクシー車内でブログの更新。ブログを書くのに時間をとられる、これが車中泊ブロガーのつらいところ..
ブログを書いていて気になったのは、道の駅を訪れる多くの人が亜矢先輩のラッピングキャンピングカーのところで立ち止まる..中には先輩に話しかけてくる婆様まで、結構な数の人と島津 亜矢の話で盛り上がってます。 その話を聞いていて島津亜矢はこの道の駅の近所の生まれであることを知りました。
あまりに会話が楽しそうなもんだから、ブログの更新を中断して仲間に入れて貰いました。
なんかのひょうしに「田原坂に行ってみたい」と言ったら、 地元のおとうさんが「田原坂はすぐそこばい」..ていねいに行き方まで教えてくれました。

今夜は亜矢先輩と一杯やるんです。ワクワクしちゃう親爺の胸..
「先輩..ちょっくら田原坂へ行って来ます、そのあとビッグによって酒のつまみをみつくろってきますけど、何か注文があれば言ってください.. .. それじゃ18時にはもどってきます」..

そんなこんなでやってきました田原坂。

雨は降る降るじんばは濡れる、 越すに越されぬ田原坂.. 「沁みませんか」?..
鹿児島の城山にはいきました、萩の城下も松下村塾も、会津城も飯盛山も、京都伏見の寺田屋に壬生のとんじょも.. こようこようと思っていた田原坂に今回来れるとは思ってもみませんでした。「秀樹じゃないけど感激」なんちゃって..

こちらが田原坂西南戦争資料館の入り口です。入館料は¥300-也

西南戦争の始まりから田原坂の激戦に至るまでの資料や古文書と、この付近から発掘された銃弾に、当時使われた銃や刀等が展示されてます。

今風なのはスクリーンに再現される田原坂の戦い.. 映像も音響もはんぱない迫力で、 とてもよくできています。

こんなの↑まで貰って、入館料はたったの¥300-.. 「おちかくまでお越しの際は是非とも立寄ってみてください..そんはさせません」なんて感じでしょか..
資料館の外にもすごいのがありました。西南戦争のさなかに建っていた土蔵とかで、男根..いや、弾痕がはんぱなく白壁に残っているんです..
あまりの衝撃に写真を撮るのを忘れました。これよりビッグで買い物をして道の駅 水辺プラザに戻ります。
コメント
ありゃりゃ!亜矢先輩も九州を旅してたんですか!
わたしもそっちへ行きたい!!
楽しそうでなによりですね。
昨年北海道から帰ってきてから、ずっと多忙だったのですが、ようやく落ち着きそうなので…。私もそろそろ旅を考えています。
道中お気をつけて旅を楽しんでください。
亜矢先輩にもよろしく!
孫のサッカーがらみで急遽 旅に出た次第です、また旅の空の下で一杯やりましょう。
横須賀先輩
司馬遼の街道を行くで田原坂から久七峠への番組がありました。また佐伯泰英の時代小説『声なき蟬 下 空也十番勝負(一)決定版』に「狗留孫(くるそん)峡谷」が登場、外城衆徒との死闘の末、若者がこの峡谷の滝壺へと落下というのがあって、いつか行こうかなと思ってます。先輩もそっち方面へ行くなら覗いてみても面白いかもしれません。
今回は孫の入学式等あって、せかされた旅なんです。「旅先でまごまご島倉千代子」なんちゃって..