目指せ! しまなみ海道(8日目)
4月7日 金曜日、そぼふる雨の和歌山県は九度山で目を覚ましました。
いろいろと考えたんですが. 和歌山からの南海フェリーはやめて、大阪経由で淡路島から四国へ入ることにします。この雨じゃポタ電も心配だし、フェリーは高そうだし、それに真田幸村も九度山から大阪城にはいったようだし..陸を走ってポタ電を充電しながら行くことにしました。
「そうときまれば 試練の道をゆくが親爺のど根性」なんちゃって、電気に余裕があればフェリーにしたいところですが..
「腹が減っては戦はできぬ」と、昼はがっつり天丼をいただきました。
早昼をすませて、「いざ決戦の地へ」..← 「と言うか、苦手なコースでいきます」
12時をすぎたあたりで道の駅を出ました。雨の中、土地勘のない大阪と神戸を抜けて淡路島なんて、気がすすみませんでしたが..
安全運転でいきます.. トロトロ.トロトロ..と
紀の川に架かる橋を渡って..
国道24号線をトロトロ..
国道26号線を走っていると、岸和田の地名が出てきました、 耳では知っている大阪の地名にビビッて緊張.. アクセルとブレーキの踏み間違いには注意して、あいかわらずトロトロ..
雨が強くなってきました、サイドミラーに雨粒がつくと車線変更が大変なんです。
苦手な高架道路の下もトロトロ..
知らない橋を渡っていきます。
「おっと、兵庫県にはいったみたい、尼崎港、神戸に西の宮だとぉ~」.. 今しがた、甲子園球場が道路左側に突然現れて感動ものでした、車を停めて写真を撮りたいところでしたが、自動車専用道路なのでやめておきました。
17時をまわった頃に兵庫にはいったもんだから、夕方の渋滞にハマってしまって、
距離が稼げないうえに、暗くなるばかり..
やっとこ国道2号線に入って、多少は緊張がほぐれてきましたが、時すでに遅し.. 暗くなってきました。
ただでさえ夜道はいやなのに、雨もおまけじゃ、道路のラインが見づらくて、たまりま千昌夫のトホホです。
「ちと、寄らにゃならないところがありますもんで、お時間をいただきます」
寄りたかったのは、こちら↑神戸市 垂水区にある舞子ビラです、 平成7年2月に、こちらに宿泊して、阪神淡路大震災の災害復旧のお手伝いをさせていただいたんです。
あれから28年、来よう来ようと思っていながら今になってしまいました。
通りすがりに夜の長田町を見ることができましたが、普通な町に戻っていました..あらためて出直したいと思います。
当時のことを思い出すと涙が出そうで.. こちらの坂↑を毎朝下って、長田の復旧現場へかよったんでした..
いつまでも感傷にひたってはおられません、はやくねぐらに入らねば危険であぶない、逆走してもおかしくないよな、漆黒の闇と気象条件なんです。
この歳(65才)になると目がやたら疲れて.. 朝方は見えた活字も夜になると見えなかったり..
夜の道路はこんな感じ↑に.. 見えるわけはありません。ただ言えることは、黒っぽい服を着た人が若い頃より見えづらくて.. それが現実なんです。
命からがら明石海峡をこえてきました..「もう疲れちゃったぞ」..
今回は思い込んだから、試練の道を無事に走りきれましたが、もう二度と土地勘のないところの 雨の夜道は走りません。
今日の運転はつらかった、あとはコンビニ弁当を食べるだけ..
目指せ!しまなみ海道(8日目)ルート地図↑Ⓐ道の駅かきの郷くどやま, Ⓖ神戸淡路鳴門自動車道下りSA
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