目指せ! しまなみ海道(19日目)
こちら↑は四国の道後温泉本館.. 本来ならば、今頃はしまなみ海道で自転車を漕いでいる時間なのですが、わけありましてそれを中止して松山におります。
4月18日 火曜日の朝、逃げるようにして大三島をあとにしました。
当初のしまなみ海道ポタリング計画では大三島から尾道と大三島から今治とを2日間かけて走りきる予定でしたが、1日目を実行したあとに.. 「こんなのやってられるかい」なんて思い、「思い込んだら試練の道をゆくが親爺のど根性」だなんて.. 思い込んだけど、それが長続きしなくて、ど根性も最初だけで.. そんなこんなで2日目は中止にしました。
往復80km自転車を漕いでわかりました.. 「これ以上 こんなことをしてたら、ろくなことにならないぞ」なんてことが、もう歳なんです、だから温泉も一般より安く入れるし、65才は高齢者というくくりに入る年齢なのです。
そんなことに気がつき、急遽しまなみ海道ポタリングを中止にして、三浦へ帰ることにしました。またいつ来れることかと、どうせなら道後温泉には浸かりたいし、松山に寄って帰ることにしたんです。
大三島から今治に出て、松山へ向えば三浦へ帰るには遠回りにはなりますが、それでも道後温泉には浸かりたいし、秋山兄弟の産まれ育った土地を見たかったのです。
午前11時ちょうどに道後に到着..
道後温泉本館を見下ろす駐車場にヴォクシーを停めて、タマモで松山市内を走ってやろうかと..
本日の予定 → 松山市内をポタリングしてから道後温泉に浸かって、そのあと洗濯をして買い出しもする.. 夜は駐車場で車中泊、トイレもあるし。
「それでは行ってきます」と、スーっと駐車場の急坂を下って、道後の町場を確認してみれば..
秋山好古の墓があるようです、「これは行くっきゃないでしょ」..
まずは道後温泉駅から、そして松山城へ..
城の方向はあのあたりだろうと、ギコギコ.キコキコ.. 歩道をゆっくり走っていると、後ろからビューンとお姉さまの乗る自転車が.. 「チッ.. 歩道を飛ばしちゃあぶないぞ」..
松山市内を走る自転車の早いこと、おじいちゃんもおばあちゃんも、兄さんも姉さんも、歩道も車道も我が物顔で半端ないスピードで駆け抜けていきます.. もたもた走っているとそのうちに事故をもらいそうな予感。
遠くからは見えた松山城でしたが、近づきすぎて城が見えません。山の裾野をぐるりと周れば、いつかは城にたどり着けるはずとギコギコ.キコキコ..
それでも城の入り口にはたどり着けずに、
通りがかりの自転車青年に、「松山城へ行きたいんだけど、入り口が分からなくて.. ?..」と声をかけたら、
「どうぞ、私も城の入り口を通りますので、あとをついてきてください」なんて..
青年のうしろからギコギコ.キコキコ..
「駐輪場がそこにありますから、城へ登るなら徒歩でいったほうがいいですよ、階段があるから」なんて青年は行ってしまいましたが、感じのいい青年でした。
昨日の疲れから、上るのもかったるいし、上の写真だけ撮って松山城をあとにしました。
お次は坂の上の雲 ミュージアムへ
こちらも入り口が分かり辛くて、一度通り過ぎてしまいました。
こちらがミュージアムの入り口ですが、展示物の撮影は禁止で.. なので写真はありません。
館内には司馬遼太郎の「坂の上の雲」の自筆原稿が展示されて、小説に書かれた文章も切り取られて壁に展示されて、その文章の美しいことに改めて司馬遼太郎の凄さを思い知らされました。
ミュージアムをあとに道後温泉本館に立ち寄り温泉に入れるか確認したところ、整理券を配布するので入浴時間を決めてくださいとの事.. 15時00分入浴の整理券を受け取り、次なる目的地の秋山好古の墓へ向かいました。
道後温泉本館から急な坂をギコギコ.キコキコ.. こちら鷺谷墓地に秋山好古の墓があります。
階段ではタマモを担ぎました、この先右50mに好古の墓があるようです。
秋山好古の墓↑です、気が利きませでした、「酒でも持って来ればよかったぞ」と後悔島倉千代子。
松山市ポタリングルート図↑
秋山好古の墓参りのあと駐車場に戻ってタマモを片付け、道後温泉へは徒歩で向かいました。
3度目になる道後温泉は最高でしたが、改修中で休憩室が使えなかったのが残念です。
入浴の後にコインランドリーで洗濯をして、洗濯のあいまに食料の調達、道後の駐車場に戻ろうかとも思いましたが、道の駅なら無料だし、暮れなずむ渋滞の松山市内を抜けて道の駅 なかやまに向かいました。
山の中の道の駅はとても寂しい所で、スーパーで買った寿司を肴に宝焼酎ハイボールをグビッとやって眠りにつきました。
あすからいよいよ帰路につきます。
目指せ!しまなみ海道(19日目)ルート地図 Ⓐ道の駅 今治市 多々羅しまなみ公園, Ⓑ道後温泉駐車場,©道の駅なかやま
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コメント
お疲れ様です。
しまなみ海道ではないですが近くの「岩城橋」の建設に多少なりとも関わって来たので
愛媛関係の記事はうれしく思います。
自分も時間を作って「車中泊」で見に行きたいと思います。
お帰りも「ご安全に」。
コメントありがとうございます。一人で四国は初めてでしたが、瀬戸内の空気感がたまらなく好きになりました、四国オタクになること間違いなし。