車中泊放浪の旅 九州編 9日目

朝出す..

山口県は角島の大浜海水浴場の駐車場で目を覚ましました..

ただただ広いだけの駐車場に、ヴォクシーが一台だけ..

道の駅やキャンプ場じゃないところで、たった一人だけの車中泊..

夜中にだれかにドアを叩かれたらと思うと、緊張島倉千代子でしたが..

何事もなく朝を迎えることができました。

「ちと海岸でも歩いてくるかい」..

旅に出るとどうしても運動不足になりがちで、それに反して酒量は増えるし..

なので、極力歩くようにはしております。今朝は15分ばかり歩いたでしょうか..

8時50分にブログを公開し、そして朝飯..

朝飯はキャベツにもやしと魚肉ソーセージを入れた塩らーめんでした。

天気晴朗なれど風弱し.. 「寝具でも干すとするかい」..

寝具を干している間に、翌日分のブログ更新の準備などして時間をつぶしました。

本日いよいよ関門海峡を渡るんです。

まずは角島から本州本土へ戻るために角島大橋を渡ります.. ブイブイ

本州本土に戻ってまいりました、

下関はこの先を右折して.. 「おっと、あと48kmだぞ」..

日本海を右手に見てブイブイ..ブイブイ..

実は本日、当ブログによくコメントを下さるふぁーんの方におよばれで..

不潔な身なりで行くわけにもいかずに、できれば下関辺りで風呂に入りたいと思っていたところ、

川棚温泉なる道路標識を発見、そこへ行くことにしました。

元湯 青竜泉なる銭湯で入浴して、料金は￥420-也 さっぱり爽やか..

川棚温泉をあとに福岡を目指します..ブイブイ

九州へ行くには、橋を渡るもんだとばかり思っていましたが..

ゲゲ..「まさか、海底トンネルを抜けていくんじゃないだろうな」なんて思っていたら、

ピンポーン！

左車線を走れというカーナビの指示にしたがって行ったところ.. そのうちに左車線は青く塗られて、白字で関門トンネルと標記されておりました。

「なに..料金所だと」.. ETCで通れるんだろうと思っていたら、

料金所の親爺さんに￥160-を支払うことに..

いよいよ海底トンネルにはいってまいります..どりゃー

関門海峡をついに渡ることが出来ました.. ここが門司なんでしょか？

とりあえず九州へ渡ったということですね..

おあとは頼りないけれども、「カーナビ任せでゆっくりと安全に行きますばい」..

この橋が若戸大橋なのでしょうか〇×▽？「ま、なんでもよかとよ」..

初めて伺うお宅へ手ぶらで行くのもなんだし..というよりも、最近スーパーでただで貰える氷にはまっているもんで、イオン若松ショッピングセンターで氷の入れ替えをさせていただきました。

イオン若松ショッピングセンターをあとにふぁーんのお宅を目指します..

ドキドキ..ドキドキ.. 緊張してます。

緊張島倉千代子なんてくだらんことを言ったなら、ふぁーんの親爺の奥さんに軽蔑されてしまうような、「昔の教育ママがかけていたような眼鏡で睨まれたらどうしようか」なんて戦々恐々..

去年の夏の北海道放浪旅ではaomori.n先輩の奥様におこられてしまい..あんな優しそうな奥様におこられてしまうんだから、これから行くお宅の奥様だったらと思うと.. 「あんた、もう二度と来ないでよ」グサッ..なんてことになったらどうしようかなんて..

「えーい、あとは野となれ山となれじゃい」なんてお宅へ伺ってみたのです。

そしたら、想像していた人とは別人のような奥様で、

これじゃ余裕のよっちゃん楽勝で、やりたい放題し放題..我が家にいるような展開に..

美味しい料理に旨いお酒と、優しくて美人な奥様.. 感じはいいし、「極楽..極楽」なんちゃって..

旦那さんの書いている文章からおいらは想像を膨らませてきたのです、2年近く読み続けて、奥様の人物像を自分なりに作ってきたのです。「おいらの想像力がわるいのか、それとも旦那の文章力か」なんちゃって..

ここの旦那様はコッチさんと言って「旅芸人の記録」なるブログを書いておりまして.. 俳句の上手いのは知っております。

こちらが →「旅芸人の記録」です

料理もなかなかやるようなんですが.. 今いただいておりますが、たしかにプロ級ですね。

音楽は楽譜が読めないなんて確か言っておりましたので.. よせばいいのに呑んだ勢いでウクレレ勝負を挑んでしまって、

「コッチ君、このウクレレ、音があってないぞ」なんて上から目線で言ってやったら.

器械も使わずに自分の耳だけでササッと調弦を済ませて..

「やるじゃねいかい」と.. びっくりしました。「そんなことができるんだ」汗..

「お招きいただきありがとうございます、それではおいらの十八番、遠くへ行きたいを演奏させていただきます」なんてウクレレを弾き始めたら.. それにあわせて音をからませてくる始末..

こういうのをセッションっていうんでしょうか？

ムム..「さすが、旅芸人を名のることだけのことはあるぞ」またもや汗..

その後、三線はでてくるはギターもでてくる、楽器だったらなんでもござれ.. ジャカジャカ..ポロポロ..♪

YouTubeで曲を聴いただけで、その音を同じように再現してしまうし.. おいらはウクレレを弾いたことを後悔島倉千代子.. トホホなほどに打ちのめされてしまいました。

楽譜なんて関係ないのか.. こういうのを絶対音感があるというのかと訊いたところ、「そうです」と言う..

「師匠.. おいらを弟子にしてください」と言いたかったけれど、 しゃいなおいらは口にだせずに..

盃を貰ったので、かってに旅芸人一座の末席に加えてもらうことにしました。

帰り際に次にお会いする時まで地道にウクレレの練習に励むことを約束し、昨夜の恥ずかしき言動の数々を反省して、筑豊のお宅をあとにさせていただいたのです。

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