令和3年7月23日 金曜日.. 今日は何の日?
すったもんだしたあげくに一年延期で開催されることとなった
東京 2020 オリンピックの開会式の日なのです。
大枚をはたいて買ったビエラのポータブルテレビも我がヴォクシーの慢性的な電力不足が予想されたために連れてきておりません..
予想は的中。
今夜執り行われるようですが、「ま.. 観たいとも思いません」…
しべつ「うみの公園」オートキャンプ場で目を覚まして..
釣り堤防で魚釣りをしてみましたが.. ぼうずでした。
ブログの更新をして.放浪の旅 北海道編 17日目をアップしました。
キャンプの後片付けもしました.. タープをしまって、食器を洗い、衣類の洗濯もしました..
10時がチェックアウトなもんで大変でした。
オートキャンプ場の隣が釣り公園の駐車場になっているために、早々にそちらに移動して洗濯ものを干して、
やれやれやっとこ、遅い朝飯にありつけたのです。
その時に1本吞んでしまったために..
あとはまったりキリギリスに..
人っ子一人いない駐車場で、海鳥を相手にウクレレの演奏会です..
アロハオエに始まり、コンドルは飛んでゆく、最後は北海道が生んだ歌姫 中島みゆきの糸でしめました。
「なかなかやるじゃねいかい」なんて自分のウクレレの腕に感動島倉千代子.. 耳がわるいんです..
上の写真のこの標津番屋という建屋につり公園管理のスタッフが詰めているようで、時々おばあちゃんが出てきては公園内を見廻っているんですが、おそらく彼女がスタッフじゃないかと..
我がヴォクシーが見張られているようで 落ち着きませんが、洗濯ものが乾くまでの辛抱です。
ウクレレに飽きたらキャンプ場ガイドなど見て、そのあとは、うたた寝で鼻ちょうちんなんてことに..
こんなのどかな所でこんなことをすることを欲していたんです。
やがて洗濯ものが乾いて、時計を見れば..
「もう15時かい、風呂でも入ってくるとしようか」なんて..
ホテル川畑さんで温泉に浸からさせていただきました。
これがなかなかの温泉で、浴室こそ こじんまりとしておりましたが、源泉かけ流しで..泉質は申し分なし。
時間がなかったので効能などが書いてある能書きは読んできませんでした。
さて今夜のねぐらの方ですが、飛び込みでホテル川畑さんに泊めてもらうことも考えましたが、
やめておきました..
理由は聞かないでください、文章を書くのがめんどうになりますもんで。
網走に行くことも考えましたが、羅臼にしました。
網走までは100km弱ありますが、羅臼ならば50km弱..
時刻はすでに16時になろうとしております、これから危険な原野の中を走ると思うと..
距離の短い羅臼を選ぶことにしました。
このタイムトンネル↑みたいなのをぬければ.. 「羅臼はもうすぐにちがいないぞ」なんちゃって…
タイムトンネルに入る前の標識の写真では羅臼まで26kmと標示されていたのに..
トンネルをぬけたら羅臼まで8kmとなっておりました。
やらせみたいですね…
とりあえずは 原野の中を無事に通り抜けて、やってきました道の駅 知床・らうすです。
狭い駐車場の中は観光客の車でごった返していて.. 車中泊どころではありません。「ここはパスじゃい」と..
付近のキャンプ場をあたることにしました。
「これはなんでんしょん」?..
これは野生動物がキャンプ場内に進入してこないように張られた電線のようです..
「これなら、夜トイレに行っても大丈V」なんて..
それではと、一泊お願いすることに..
知床国立公園羅臼温泉野営場です、一泊¥300-也。
この野営場は知床森林生態系保護地域内にあり、また羅臼岳への登山口にもなっているようです、この標識↑の右手の登山道に取り付けば羅臼岳まで登れるようです。
トイレにはこんなのが貼られていましたので簡潔に紹介させていただきます。
エサやりがクマを殺す。 ソーセージの悲しい最期
このヒグマのコードネームは97B-5 またの名はソーセージ..
親離れしたばかりの少女時代に観光客が与えたソーセージの味を覚えて、人や車を恐れなくなり、ひんぱんに道路付近に出没するようになる。
ソーセージ見たさの観光客の車列ができるようになると、ますます人を恐れなくなり、町場をのんびりと歩き回るようになった。
関係機関ではこのヒグマを山へ戻そうと、人が怖いものだということをさんざん学習させたにもかかわらず、ある時 小学校付近で死んだシカを食べているのを発見.. 即刻殺処分とした。
たった1本のソーセージが野生動物の運命を変えた..悲しいお話です。
野生動物に餌を与えないで!
野生動物に餌を与えないで!..
ショック.. ガビ~ん
「カモメに昨日、餌を与えちゃったぞ」..
釣ったカレイがかわいそうで、おいらも食べたし、のこりはカモメに分けてやったんです。それがカレイのためかと思って..
魚肉ソーセージは大好きで.. いつもヴォクシーの車内に常備しておりますが、おいらは決して野生動物にはあげません…
さんま蒲焼重を食ったら寝たいと思います。
18日目の行程です↑
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コメント
こうかいすることのないやりたいホーダイしホーダイでありたいものですよね♪
その通りです
横須賀先輩、凄い勢いで北海道を廻ってますね。
もう少しペースを落として本当の北海道の良さを味わって下さい。
もちろん、あの伝説の熱い温泉に入るのですよね。
いつ帰れコールがかかるかしれないのと、電気が足りなくなるもんで走らざるを得ないのです
ソーセージの悲劇…。
横須賀さんがこのことをブログに載せていただいたことに、本当に感謝いたします。
これは、是非多くの方に知っていただきたいことです。
私も毎年、そこのキャンプ場に行くたびに、やはり、横須賀さんと同じように、その張り紙を見て胸が締め付けられる思いをしています。
熊は何も悪くないのですよね!悪いのはいつも、人間の方と決まっています…。
「熊の湯」にゆっくりつかって、是非、知床を堪能してくださいね!
なかなかいい文章だったので、実際の文章が読めるようにリンクを貼ろうかと思いましたが。ネット環境が芳しくなくて、それもかないませんでした。
ソーセージのお話、少しウルッ(涙)ときました。
ここ数年、北海道(特に羅臼)のヒグマは増え過ぎて餌が捕れず、犬みたいに痩せ細った個体もいると聞きます。
横須賀さんがソーセージにならないように、万全のご注意でご放浪下さいね。今ヴォクシーが居るそこは多分、ヒグマ牧場の真っ只中です。
おいらのソーセージですか、それはそれは小さすぎて熊も食べないんじゃないでしょうか..
知床のヒグマについて
観光客の皆さん
ヒグマにエサを与え無いで下さい。
とつくづく思いました。
動物園の檻に入っている熊を見るより確かに大自然の中で生きている
熊を観たり、写真を撮りたいという
気持ちはわかりますが…
人間にエサをもらったばかりに
命を失うクマのことを考えると
人間の行動一つで、クマの行動を変えてしまうということを知らなければいけない。
クマの命を守るため、
地元の方の安全な生活を守るため
そしてこれから知床に行きたいと思っている観光客の安全のためにも…。
横須賀さん
道中お気をつけて付けて
気を付けます。