2024.夏の車中泊放浪(35日目)
阿寒湖へ来たら阿寒湖畔キャンプ場を居所としています。ほかに適当な車中泊場所を知らないもんで..
利用料金の¥1,000-は年金親爺には高いような気もしますが、居心地がいいので良しとします。
キャンプ場の水は雄阿寒岳に降り注いだ雨や雪が百年近くの歳月をかけ、じっくりと濾過されて湧き出すもんだから、夏でも冷たくて旨いし、
24時間浸かり放題の足湯↑もあります。
その名はユックの湯、ユックとはアイヌ語で鹿のことだとか..
足湯は上の写真の奥から源泉が流れ込み、手前から排水される、いわゆる源泉かけ流し..だと思います。
人のいないのをみはからい寝湯として毎晩浸かれば、実質キャンプ場利用料が半額くらいにはなると思いますが、「それをやっちゃ、阿寒湖です」..
足湯は足湯なのです。
やるとするなら源泉の流入部からバケツで源泉を汲んで、タオルでからだをぬぐうとか、利用のしかたは色々あるんじゃないでしょうか..工夫しだいですね。
こちらの管理員さんはとてもおおらかで親切な人ばかりです、そのあたりも阿寒湖畔キャンプ場の魅力のひとつかもしれません。
客層もいいような気がします。
この車↑がヴォクシーの隣に停まった時には正直ビビりました。「どきどきしちゃった親爺の胸」なんて.. 「ほかに停めろや」怒、心の中で..
話してみたら いい青年でした。横浜生まれの横浜育ちで、現在は札幌でお仕事をしているようです。盆休みを利用して母親と妹が横浜からスズキ ハスラーでやってきて3人でキャンプをするんだとか..
はじめは夫婦だと思っていたので、「立ち話なんかしてないではやくキャンプの支度をしたほうがいいよ、嫁が怒るぞ」なんて言ったら、「いや、嫁じゃありません、母と妹です」なんて..おどろきました。
翌朝わずかな塩をあげたら、母親が私のぶんまでおにぎりをにぎってくれました、横浜の住人は人情深いんです。
こちらの青年はバイクで北海道各地の渓流釣り三昧だとか.. 宮城県 閖上に住んでいて、震災直後は仮設住宅住まいで苦労したようです。山元町に単身赴任していた頃の話をしたら..「そうですか、そのせつはどうもありがとうございました」なんて..その言葉にググっときちゃいました。
単身赴任中にお世話になった名取の自動車屋さんの話をしたら、そこの常連だとかで、久しぶりに宮城県人と話したら、懐かしき東北単身赴任当時を思い出してウルウルしちゃいました。
宮城の青年は苫小牧から仙台港まで、16日のフェリーで帰るそうです。「それじゃ気をつけて」..バイナラ.. 仙台港で下りれば名取の閖上は目と鼻の先..懐かしいところです。
銭函親爺も移動するようです、撤収の様子を見させていただきました。
「昨日はごちそうさまでした」..「こちらこそ、たすかりました」..
居住スペースを片付けたら、せり出した部分を人力で押しもどします。ガラガラ..
屋根は電動ウインチで下げるようです。ウイ~ン~ン..
移動の準備完了..
「来年逢えたら、また呑みましょね」バイナラ..
ブイーン.. いってしまいました..いと寂し..
自分も旭川21世紀の森キャンプ場へ行く予定ですが、 週間天気予報によれば旭川方面はこのさき2,3日天気がよくないようすで、阿寒の方がいいみたいなので連泊することにしました。
連泊すると決まれば 余裕のよっちゃん、ブログをアップして、ウクレレを飽きるまで弾きます。
そして夕方のお散歩タイムに..
アイヌコタンを通って阿寒湖温泉方面へおりていきます、温泉街には土産物店にまじってセコマとローソンがあるので夕飯の買い出しもしてきます。
キャンプ場に戻って、
待ちに待った晩酌の時間です、今夜は炭やの塩ホルモンをいってみましょか。
なかなか旨い塩ホルモンでした。お次は焼きそば..
食べのこしの塩ホルモンを具に焼きそばを作るんです。
炭やの塩ホルモン入りマルちゃん焼きそばの完成です。 ずずっとすすれば、たまりま千昌夫.. it’s good !でした。
そろそろポロンノの開店時間です。いきたいような怖いようなソワソワしちゃう親爺の胸..
いくべきかやめとくべきか、ここが思案の島倉千代子..
やめておきました、金があるわけじゃなし..
阿寒湖畔キャンプ場の夜は更けていきます。シーン..
さあ、寝ることにしましょか..
コメント
楽しそうな飲み会続きにモツ。痛風は大丈夫?
銭函オヤジさん。枝幸で見かけた気がしますが…お話ししてないけど
それにしても楽しい出会い、旨い酒肴が羨ましい
台風被害は無かったけど蒸し蒸しの30度超え。また北海道に戻ろうかな…
旅もそろそろ終盤です、津軽海峡を渡ったら酸ヶ湯で一泊しようと思ってます。