2023年 北海道放浪（14日目）
今日は8月9日水曜日..
阿寒湖畔キャンプ場の朝、夜中に雨が降っていたのか、ヴォクシーの窓には雨粒がつき、
昨日は乾いていた路面もぬれております。
8時に朝飯のマルちゃん焼きそばを食べて、そのあとブログの更新..
管理棟へ出向いて連泊の手続きをして、そのあと阿寒湖が望めるスキー場へ..
スキー場には展望台があるらしいのです。
ロッジまでの道は舗装されていましたが、その先は砂利道になり、
砂利道を上りきったところが駐車場で、これより先は歩いてくださいと案内板にありました。
「ゲゲッ」..
運動不足の解消に歩きたいけど、駐車場にはヴォクシーが1台だけだし、展望台までの距離も時間も不明、ざっと見上げたところ展望台らしきものも見当たらないし、樹林の中を結構歩くような感じで.. 「やめておこ、ヒグマが怖いから」.. ツキノワグマなら脅かしておっぱらうか、急所を隠して死んだふりしてりゃ、どうにかなりそうに思いますが、ヒグマじゃちと無理..
そんなこんなで、ゲレンデから撮った阿寒湖の写真です。
晴れ間をむだにしてはいけないと、速攻でキャンプ場に戻って、
洗濯から布団干しまで、実は観光なんかよりも放浪旅でやるこんな他愛のないことが楽しいんです、生きている感があって..
家事労働をすませたら、お次はウクレレ..
樹林をぬけるそよ風に吹かれて、昼飯も食べずに夢中でウクレレ、こんなのが本当の贅沢ってもんじゃないでしょか..
ウクレレに飽きた頃、昼飯を食べていなかった反動が出て 「そうだ、アイヌコタンから阿寒湖畔を散歩して、帰りに居酒屋で軽く一杯やってくるか」なんて名案が浮かんで
アイヌコタンへ行ったんですが、あてにしていた店は2軒とも準備中で17時30分から夜の営業が再開されるみたい..この時15時40分でした。
しょうがないので、お土産屋をのぞいて、
湖畔を徘徊し、途中のローソンで調理パンを一つ買って食べながらキャンプ場に戻りました。
まだちと早いようだけど、昼飯を食べていなかったので、17時前から夕飯にしました。
今夜も焼肉..
18時をすぎると、
お隣に夫婦連れが登場.. 熾った炭が残っていたので差し上げたことから会話がはじまり、神奈川県在住であることを知り地元の話題から仕事の話にテレビの話題まで.. グビグビのペラペラ..
旦那さんは大阪の出身で、現在52歳だったか..2,3年前に会社を辞めて、それいらい夫婦で車旅を続けているとか.. 今回北海道へ来たのは漫画 ゴールデンカムイの影響からだと言っていました。
そこにも一人参加したのがこちらも神奈川県在住のIT関係の会社に勤めるという中年親爺.. 北海道に来てかれこれ1か月、カワサキのオフロードバイク乗りです。
「一か月も会社を休めたわけ」？と訊いたら、休ませてくれないなら別の会社へ移りますよなんて言ったようで、無理くり休みを獲った感じで、「リモートでも仕事ができるからでしょ」なんて言ったら、「よしてくださいよ、遊びにきたら絶対に仕事なんかやりませんよ」なんて、どこまでも強気な発言、夏の北海道には変わった方が多いように感じますが、自分に自信と実力があれば、やりたい放題し放題のこの国のかたちをあなたは好きですか？
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