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阿寒湖畔キャンプ場

2023年 北海道放浪(13日目)

8月8日の14時、2日間おせわになった道の駅 阿寒丹頂の里から阿寒湖畔キャンプ場に移動..

雨の中、阿寒湖温泉方面へヴォクシーを走らせます。

キャンプ場に着いた時には雨は小降りになっていました。

夕方には雨があがって、

久しぶりの青空です。

キャンプ場には自分を入れて利用者は3組だけ.. そのうちの1組は西洋系と東洋系の親爺連れでした。

キャンプ場にはやたら鹿が多くて、人がいたって関係なしにシカトで草を食んでおります。その鹿を撮っているのが西洋系の親爺で..

キャンプ場に到着して、しばらくヴォクシーの中でブログの作業をしていると、西洋系の親爺組が2人でテントのポールを持ち出してなにやらはじめました.. 遠目に見た感じではポールに紐を通そうとしているようですが、なかなか紐が通らない..

そこで「助太刀いたす」なんちゃって、針金とペンチをもって2人に近づき..「May I help you」?

そしたら東洋系親爺が、「ポールの端がかけてしまったんです」.. ここでひとりは日本人であることが判明。

針金に紐をくくって、それをポールに通してみましたが針金に紐をくくるとそのぶんくくり目が太くなってポールの穴を通りません..はて.. .. .. おっとガッテン!

そこで考えたのが、まずは針金に釣り糸をくくってポールに通して、ポールを抜けた釣り糸にこんどは紐を結んで釣り糸をひけば、紐がポールを抜けるはず.. 日本人親爺にそのやりかたを説明して、「Ok?.. Let’s try」!なんちゃってやらしてみました。 外人さんのほうは、ただ参ったという表情をしているだけ..

「やったぜ!baby」.. 無事に紐が通って、ポールの修理は完了。happy

しばらくしたら西洋系の親爺が一人やってきて.. おいらが得意技の英会話で話しかけてもうまく通じず、そのうち親爺さんがスマホを取り出してスマホに話しかけたら.. 「私はフランス人です」なんてスマホから日本語の音声が.. おっとこれがスマホの翻訳アプリか?

フランス親爺は55歳で、観光で九州、四国を経て北海道へと旅をしてきたとか、このあと横浜へ行くと言っていました。

そんなこんなでそのあと楽しい時間を過ごしていたら..

ふたたびフランス親爺の登場.. 先ほど二人でアイヌコタンへ食事に行ったみたいで、テントへ戻る途中でおいらの方に近寄って来たんです。

「先ほどはありがとうございました」と、サッポロ黒ラベルをわざわざ買って持ってきてくれました。

物をもらったから言うんじゃありませんが、「草の根の国際親善、すばらしいことですね」..

国際協調路線に乾杯..

私がキャンプ場で注意していること、それはよけいな音をださないことです。とくにラジオ.. 以前仲間でイワナ釣りに行ったときのこと.. 「山の中にわざわざ来て、ラジオはないだろう、沢のせせらぎの音、風のそよぐ音を聴きながら人生を語り合って酒をくみかわすんじゃないのかい」..と先輩からの一言がグサッ..

それ以来、キャンプ場ではラジオを極力聴かないようにしていました。 でも.. 本当は聴きたいのです。

本日も聴きたかったんです。我慢していたら..

前のテントから演歌が流れてきて..夢追い酒でした。「あなたなぜなぜ私を捨てた..」♪しびれましたね.. それじゃってことで、ラジオのスイッチを入れたんです。

呑んだあとのしめはらーめん、北海道だからサッポロ一番.. これが定番。

らーめんを食べていたら、夢追い酒のサッポロナンバーのお父さんの登場..

「親爺さん、演歌好きですか.. おいらも好きです、呑んでいる時に聴くとしびれますよね」..

お歳は76歳で札幌に隣接する市に住んでいるとか、魚釣りが好きで昔はよくやっていたけど、今はやっていないそうです。そんな会話をしながら、阿寒湖畔 1日目の夜は更けていったのです。

13日目ルート地図↑Ⓐ道の駅 阿寒丹頂の里阿寒湖畔キャンプ場

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