続 三浦で年金暮らし..

40歳ではじめたテニスを退職 (2021年3月末）を機に63歳できっぱりとやめて、車中泊放浪の旅へ出ました。

最初の車中泊放浪旅（北陸～京都）へ出てみて、車内で暮らして旅することの危うさを強く感じて「こんなことしていたら、一年もしないうちに身体をこわして、70歳を前に寝たきりになるぞ」なんて.. 若いころから運動をして健康を保っていたから、63歳で運動ができない状況に身を置くことに無理があるように感じました。

危うさ → 運動不足による高脂血症と高血圧、狭い車内の生活からくるエコノミー症候群など。

そんなこんなで、旅から帰ってテニスクラブに復帰させていただきました。

三浦にいる時くらいは なるべくテニスをやるようにしていますが、あらためてやってみるとこれがなかなか面白くって。

ここ最近は「放浪旅よりもテニスの方が面白いんじゃね」なんてことに、おそらく仕事の憂さが無くなった分だけ、旅がおもしろくなくなったからだと思っています。

そんなこんなで2,3日前にテニスシューズをネットで注文、今朝届いたもんで、さっそく履き心地を試してやろうかと諸磯へ行ってきました。

諸磯へつくなり、富士周遊の旅で使った寝具を干して、

車内の白いフローリング床の雑巾がけも。

車内の掃除はこんなところで、あまった時間でテニスの壁打ち、新調したテニスシューズの履き心地はなかなかでした。

毎週金曜日はぼっち夕飯、諸磯の帰りにスーパーに立ち寄り晩酌の酒と肴を調達、

帰宅する前に夕景の富士の写真を撮ろうかと公園へいくと、お散歩中のご近所の老夫婦とばったり..

サラリーマン時代は地元の人間とふれ合うことなどめったになかったのに、町内会の役員をやるようになって地元で顔がひろくなり、道路端で立ち話などすることも最近 多くなっております。

「そうそう横須賀さん、いつだったか音楽を教えてもらえないかと言っていましたよね」？..

「はい」..

近所の親爺（齢75歳くらい）が言うところによれば、最近お茶を飲みにいったお店にウクレレが置いてあったことから、オーナーと音楽の話に花が咲いて、よくよく話を聞いてみれば、店内でウクレレ教室もやっているとか、その時に横須賀さんのことを思い出して、ここの教室で習えばいいんじゃないかと思ったもんで、声をかけたんだとか..

公園であったこの親爺さんは近所の学校に出向いてブラスバンド部を指導したり、チェロを教えているようで、音楽関係の仕事をしていることは知っていましたが、よくよく今日訊いてみたら..

「チェロをやっていました、若い頃はヨーロッパで2つの国の楽団に所属して、主席チェリストで」..

「今は音楽はやってませんがギターは得意ですよ」..

老夫婦と10分ばかり立ち話をして、別れ際に奥様へ訊いてみたんです、

「旦那様が今話したことは実話なんですか」？..

そしたら奥様が「実話ですとも、フフフフフ」..

ゲゲッ！..

家へ帰って晩酌のはじまりはじまり、さきほどの公園での立ち話について「世の中にはすごい人間がいるもんだい、実話だったら凄いことだぞ」..

そんなことがあったもんで、晩酌のあと当然ウクレレの練習をしました。

ウクレレ練習のあとに親爺さんの名前でググッてみたところ、チェリスト親爺の顔写真がパソコン画面に現れたもんで、たまげてしまったという今日のお話でした。以上..

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