まにあいましたぜMGC、鳥海山に登ることをやめて追波川でハゼを釣ることに変更してまで観たかったんです。
若かりし頃はよく見ていたんです マラソン放送。朝日国際マラソンが福岡国際マラソンに名前を変えて… 東京マラソンなんて比較的新しい大会じゃないでしょうか。福岡を観戦する前には しっかり20Km走り込み、シャワーを浴びてからテレビの前に寝転んで…目が覚めるととうにレースが終わっていたりして、そんな時代もありました。
レースを観ながらいろいろと考えました…
スタートするやいなや設楽が飛び出しキロ3分前後で独走状態、どこまでいって、どのようにまとめるのか… みものです。
※ 「あらら..とびだしちまったよ~、だいじょうぶなのか~ 他の選手にひっぱってもらって、最後に刺せば楽だろうが」…20Kmくらいまでは、まさかこのまま逃げ切ってしまうのではと思ったくらいで、走りもきれいだし。 30Km以降のタイムの落ち込みかたによっちゃ~ 独走のまま優勝できるんじゃないかと期待をしました。 関係ないのに 設楽の飛び出しの結果次第ではおいらも会社組織を飛び出しちゃって、いい目をみてやろうなんて思ったりして。年金だけじゃ、たりないもんで2,000万円必要だとか、65才まで働かないと年金給付額も少ないだとか、出来るだけ会社にぶらさがっていたほうが得だとか、 耳に入ってくるのはケチな話ばかりで… イヤ、そんな話ばかりをあえて選んで聞いているのは自分自身なのかもしれませんが…。
大迫や神野大地が実業団チームから独立して 川内が埼玉県庁を退職してプロに転向するなんて、古い陸連体質からは考えられないことでした。※「プロに転向した青年達よ、老後のために個人年金と2,000万円の積み立て貯金くらいはしておいた方がいいですぜ~」 60過ぎて子供は全て成人し、年金の権利もキープしているにもかかわらず まだ何気に心配で、「やっぱり… 65才まで会社にぶらさがっちゃおうかなんて…」 ケチなことを考えている自分がなさけなくなってきました…。
レースも進んで 37km付近で設楽選手が2位集団につかまってしまい…
※「5Km 17分台まで落ちちゃったんかい… やっぱり無謀な賭けだったんだよな~。大迫のように好位置につけて、様子を覗いラストの勝負どころだけに集中しとけば良かったんだよ~」
※「なんにつけても集団を離れて動きまわるって~のは大変なんだな~」「やっぱりおいらも会社組織を飛び出すのはやめておきましょうか…」
でました伏兵の中村選手… 駒沢大学出身で大八木監督の愛弟子です。
大八木監督の現役時代をおいら知っているんです…彼はおいらを知らないけれど、 彼が神奈川県は川崎市役所 陸上部に所属している頃で、鮮烈な神奈川デビューをはたしたんです… おいらの好きな会津若松の出身だったのは知っておりましたが… 箱根駅伝に出場するために あえて実業団チームを辞めて川崎市役所に就職していたとは知りませんでした。駒沢大学の夜間部に入学し 箱根駅伝に出場して5区と2区で区間賞をとり、その後 川崎市役所を退職して実業団チームのあるヤクルトへ…。そして母校にもどって駒沢大学の監督に…。
当時の川崎市役所陸上部には何人か知っている選手がいたんですが、神奈川選手権等の大会結果で大八木の活字が出るたびに想像ばかりが膨らんでしまい、どんなやつなんだろうと… 最終的に想像したのは、ヤギみたいな顔をしている大男… そのあと実物をみてみれば、眼鏡をかけた一目で長距離ランナーだと分かる男で納得したのを覚えております。
大八木監督の話はちとおいといて…勝ってしまいました中村選手(駒大→富士通)、二位は服部選手で三位は大迫選手 … 設楽選手は残念(14位) でした。
上位二人は実業団選手で、3位の大迫選手はプロ… 設楽選手は実業団選手です、あの独走もチームの協力なしにはできなかったでしょう。
さておいらのお話しになりますが、近々 来年度からの仕事について進退を決めなければなりません。会社組織の好位置(仕事が楽なところ)につけて勝負どころで飛び出す作戦でゆこうかとも思っているんですが… ただ、どこらあたりが勝負どころなのかが分かりません。勝負どころに気が付かなくって気が付いたら65才になっていたりして… 「なんで~、再任用をまっとうしちまったぜ」とかなんとか…
65才まで会社組織に残ってしまった場合には 車中泊放浪の旅はどうなるんでしょうか.. 65才からの車中泊放浪はちと厳しいように思われます。そん時は車中泊放浪じゃなくって車中泊徘徊になるんじゃないかと…
久々に面白いレースを観させていただきました。設楽選手の独走がレースを面白くしたのは間違いないでしょう。寒くなったらもう一度、日本記録の更新とオリンピックの出場権を狙って走ってもらいたいと… 「設楽君、もう1億円もらっちゃいましょうぜ~」
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