↑”あゆ かんざらし”と読みます、道の駅 天童温泉 車中泊の旅で立ち寄った山形県は白鷹町のあゆとぴあで購入しました。
上の写真が鮎 寒風干しになります。 売店のおばちゃんが、「兄さん、袋に調理の仕方を書いたプリントを入れておきますから、しっかり読んで焼いてくだされ~」… 「へい、わかりました」…
今日は花金、仕事を一時間だけ早引けして… 大好きなヨークベニマル亘理店へ
串にさした岩手県産の旨味鳥(生)があまりに美味しそうだったもんで、買って帰りました。成人病予防のための体操をして、その後シャワーを浴びて、旨味鳥を焼いてみました。
焼き鳥の面倒をみながら、豆腐もあたためました
「え~い面倒じゃい、ここでやっちまえ~」と、流し台をカウンターにして、餃子にポテサラ 焼き鳥に、熱々の豆腐などもいただきました。椅子がないので立ったまま食べてしまいました。
この熱々の豆腐がたまらないんです…
いい具合に焼きあがった岩手県産の旨味鳥をいただきました、it’s good ! 肉に旨味があります、焼きたてなので申し分のないお味でした。
立ち疲れたもんで、次へと場所を移動して、座ってぽん酒をいただきました。「そうだ、鮎の寒風干しがあったじゃねいかい」… おばちゃんがくれたプリントを読んで、「フムフム」…
※ 寒風干し鮎(かんざらしあゆ)とは… 日本一のヤナ場のある当店(あゆ茶屋)では厳冬期に鮎の寒風干しを作ります… 「フムフム」 鮎の内蔵を取り除き、秘伝のたれに漬け込み…
最上川に吹き荒れる寒風にさらされた鮎は、凍ったり、解けたりを繰り返すことで、徐々に水分が抜けて、身がしまり、油がのり、甘味が増す… 最上川の冬景色を思い浮かべながらご賞味ください… 「フムフム」… 「プリントの能書からは、いい仕事をしているように思われますが、どんなもんでしょうか」… 焼き鳥のタレと油のついた網を洗いました、グリルの火を弱めにして、焼きに挑みます… 色はきつね色だそうです。このあいだ 道路でひかれて死んでいたきつねの色を思い浮かべて… こまめに裏返して こんがりと焼き上げました。
「どれどれ」… 手でちぎってしゃぶります。ほのかな川魚の香りと 奥深い旨味、カリカリとした皮の歯ごたえと 相反するような身の弾力… 「参りました、 最上川の恵みを良くぞここまで仕上げたもんです」… 「いい仕事をしていますね~」… 「美味しいです、上品なお味で」… ただし手塩に掛けて丁寧に焼き上げることが出来て、なおかつ 焼きたてを食べられればの話ですが。「怠惰な人間が焼いたんじゃ、炭のようにしてしまうでしょうし。だらしのない主婦が焼いたんじゃ、あじの干物の匂いが移ったりして」…「素人衆にはちと難しいかな~」… ※ 完全に上から目線の発言ですが 怒らんでください。それほどに繊細なもんで、こだわりをもって対峙しないと この旨味を出すことが出来ないと思われまして…
阿武隈山塊から吹き降ろす寒風にさらされたおいらは、ある時は横須賀に逃げ帰りたいと思ったり、またある時には仲間の励ましに踏ん張ろうと立ち直ったりを繰り返して、気が付けば痛風の薬を飲むようになり、血圧が上がり、中性脂肪までも… 血糖値も微妙に増して、この春をもって 横須賀に帰ることとなりました。 阿武隈川の景色と東北の空を忘れぬように心に刻んで持ち帰ります。本社へ提出するプリント(報告書)にはきれいごとだけを書いて、実話は決して書かぬように気をつけます。いい仕事をしていたようにまとめる予定なんです… ウッシッシ
毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ
コメント
亘理町在住です。
毎日見ております。
今月で単身赴任を終えて横浜に帰られるとの事で
見慣れた風景がブログで見れないのが寂しくなりますね