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宇都宮先輩は話好き

今夜のねたは 道の駅 喜多の郷で出会った先輩のお話です…

この中華そばのスープはいい感じに尖んがっていて、好きな味です… 焼き豚は白身が多くて柔らかで ほんのりと甘く、麺にはこしがありました。 its good!

中華そばは¥700でした、喜多方はあべ食堂の逸品です。美味しいそば を作るところは よく気が付くし 優しいんでしょうか… 。店に入ったときはポツリポツリと降っていた雨も、「ごちそうさま」と店を出るころには 本降りになっておりました。

おばちゃん、傘を使わせていただきます」…「返えさなくてもいいですよ~」…

蔵々亭に寄って 切らしていた あごだしのつゆを買いました。

痛風にはよくないらしいんですが、こいつがなかなか美味いんです。

くぬぎ山コーヒー店で切らしていたコーヒー豆を購入して…

炒りたて、挽きたてのコーヒーの旨さを知りました…

その夜は道の駅 喜多の郷での忘年会、今年最後の車中泊で 会場は愛車ヴォクシーの車内です。独り楽しく呑みました。

岩子様にとりつかれて、朝方まで眠れずに… 目を覚ましたのが7時半でした。外に出ると車中泊をしていたらしいスズキエブリが… 「おはようございます」… 「おはよう」… むっつりしているようで、あまり感じがよくありませんでしたが…

話を車中泊改造にふったとたんに… 嬉しそうな顔になり、「ガラガラッ」とサイドドアを開けたんです。「電子レンジじゃないですか~」ポットの下の床板を開けるとバッテリーが2台設置されておりました。木製・手作りの収納が充実していて 小ざっぱりと室内は片付けられておりました。床板を開けると食材がきれいに収納されているし、小さな電気炊飯器もきっちりと収納されておりました。車内の造りはシンプルなんですが、丁寧な仕事ぶりがうかがわれます。「近所の仲間に頼まれて、何台も作ってやったんだ~」… 「兄さんはそのヴォクシーかい」… 「軽の箱バンで十分よ~ こいつで6台目なんだ」… 「そうなんですか… おいらもエブリに乗っておりました」… 「ソーラーパネルはいらないな~」「走行充電だけで 今のところは十分だね」… 「それほど電気は使わないし」…

「渓流釣りが大好きで、若いころから釣りの会に入っていたもんだから」… 「去年、骨折してしまい、今シーズンはやらなかったな~」「おいらも渓流釣りはやりますよ」…やおらスマホをとりだした先輩は 写真を見せてくださいました。その凄いこと、凄いこと… 尺をゆうに超えた鼻の曲がった大イワナの写真の数々、一枚の写真に写っている数がはんぱなく… そうとうの腕前のようです。「若い頃はザイルをしょって 沢に入って、滝壺にこんなのが」… 両手を50Cmほど広げて「うようよ泳いでいたりして」… 「この辺だって、兄さん まだまだ釣れるから」… 車中泊改造といい、釣りの腕前といい、車内の清潔さといい、この先輩ははんぱなく凄いです。「兄さん、横浜かい… 横浜はどこかね?かれこれ40年前にマリンタワーの周りの植栽の仕事をやったんだよ~」…

瓜生岩子の足跡をたどるべく そろそろいかねばなりませんが、話があまりにも面白いもんで… 「宇都宮ですか?」… 「お幾つなんですか?」… 「74才になるんだけれど、嫁が亡くなったもんだから自由気ままな車中泊」「これから 見に行きたい川があって、もう一泊して明日帰るんだ」… 「ここでよく車中泊しているから、また会いましょう」…「おもしろいお話をありがとうございました」…

岩子の足跡を訪ねたポタリングを無事に済ませて 道の駅 喜多の郷へ戻りましたが、先輩のエブリはありませんでした。宇都宮ナンバーの車中泊改造エブリのオーナーは74才の先輩です、名付けて宇都宮先輩… できる男は違います。

あべ食堂でいただいたビニールの傘は今もヴォクシーの車内にほっぽったまま、それにしても車内がちらかっております、頭のわるさが見てとれるようです… あー 恥ずかしや~。

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