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最後の晩酌…

最後の晩餐はレオナルド・ダヴィンチ、最後の晩酌はおいらがブログ、はっきりいって くだらない親爺の女々しい独り言になりますが、聞いてやってください…

宮城県亘理郡山元町⇒ミヤギケン ワタリグン ヤマモトチョウなんて所があることを出向が決まるまで知りませんでした。 今を遡ること9年前の話になります… 横浜は鶴見の事務所で仕事をしていると、大きな地震に見舞われて、事務所は停電になり 古びたビルがつぶれてしまうのではと思いました。三浦の自宅には帰れず 家族の安否も分からず、事務所に寝泊まりをして復旧作業に取り組みました。横浜もそこそこに被害があり、現場を駆けずり回ったことを懐かしく思い出します。トラックのラジオからは東北で町役場が全滅して機能不全になっていることなどが報道されておりました。その翌日だったでしょうか、福島の原発ではメルトダウンが起ったこと、福島県は浪江町の仲間の実家が津波と原発でどうにもならないことなどを聞かされました…  2~3ヵ月後 横浜が落ち着きを取り戻した頃に上司に進言させていただきました。「東北の復興の仕事がでたなら、おいらを行かせてください」と 56の歳に初めて山元事務所に入って、58で一旦横浜に戻りました。60で定年退職をして、会社を辞めてしまおうかとも思いましたが、目先を変えて一年間だけ東北復興の仕事に戻って、嫌ならその後 仕事を辞めればいいんだと思っておりました。とりあえずは2年間働かせていただき、明日 横須賀へ帰ります。「ありがとうございました、わがままなおいらにお付き合いしてくださりまして そんな気持ちです。

仙台でサクラの開花宣言が出た翌日に阿武隈山塊が雪化粧をして、本日(令和2年3月30日)は天気晴朗なれど肌寒い一日でした。

我がヴォクシーのフロントガラスにも霜がおりていました。

東北単身赴任での現場仕事は今日が最後になります… いくつかの現場を周って、途中協力会社の事務所に伺いました。「横須賀さ~ん、お久しぶり、覚えてます」?… 「覚えているに決まってんだろ、Mちゃんだろ… 誰だいその子は、「私の子供」…

「横須賀さん、この写真」… おいらとMちゃんと仲間で撮った写真が事務所に飾られておりました。「ちょっと待ってて、旦那が今日来ているから、紹介するから」…「またもやおいらは三枚目かい 紹介された旦那さんは優しそうな青年でした。「横須賀さん、写真撮ろ撮ろ」…

Mちゃんの旦那がパチリと撮ってくれました、おいらのカメラで。左に写っている小生意気なケン坊はトリミングで消してしまって、夫婦の写真を作ってしまいましょうか… おいらがパパで、Mちゃんがママ、3歳のむすめはおいらの娘… 定期入れに写真を偲ばせて、誰彼となく見せびらかしたりして…自慢なんかしたりして。ウッシッシもんです。

ひと様の妻なもんで、顔を出す訳にはまいりません、花で例えるなら↑こんな花や、

サクラのようなお嬢様です。ふとお腹を見れば… 二人目も出来たんでしょうか、「そうかい、二人目かい、幸せに、安産を祈っているから

初めて会った頃は、透き通るように白い肌の華奢な感じの娘でしたが、いい大人になっておりました。「Mちゃん、旦那を大事にして、ほんわかと暖かい家庭を作るんだぜ~、おいらは手を引くからなんちゃって!

そんなこんなで 仕事を無時終わらせて、終業の鐘とともに職場を去りました。ヨークベニマル亘理店のやきとり竜鳳で焼き鳥を買いました。

バーベキューテーブルを部屋の中央に出して料理を並べました。今夜が山元での最後の晩酌になります。

久々にブログ相手に酒を呑みました、むーちん師匠の「青の風に吹かれて」から、「旅芸人ブログ」を覗いて、アウトドア自由人のブログへと …

明朝までには部屋を綺麗に片付けて、「立つ鳥跡を濁さずレレレ~、もう23時じゃねいかいおっと吉田類の酒場放浪記も見忘れてしまったじゃないかい」「シャワーだって浴びてないしふろの掃除もやっていないし 午前様どころではありません、明朝部屋をあけ渡せるのでしょうか… 「トホホ」です。

毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ

コメント

  1. しん より:

    いよいよお帰りになられるのですね。
    ご自身が志願されての東北でしたとは…恐れ入ります。
    本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

    横須賀に戻られてもブログはお続けになるのですよね?これからも拝見させていただきます。
    得体の知れないウィルスに因る肺炎がどんどん拡がっており大変な世の中になりつつありますが、何よりも命あっての、健康あっての人生!どうぞお身体をお大事になさってこれからも楽しんでください。