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関東甲信越と東海 小さな放浪旅(1日目)

気が付けば、北海道放浪旅から帰って2か月近い月日が経ってしまいました。

退職前には、あんなにも自由気ままに日本全国を放浪したいと望んでいたのに..

北陸と北海道の放浪旅で現役時代に貯めこんだ仕事の憂さとやらからきれいさっぱり解放されてしまったからなのでしょうか..

ここ最近は、「家に引きこもっているのもわるくないね」なんて気分でいます。

ヴォクシーの車検が済んで、車中泊再改造も完成しました。

「たまには車中泊でもしてくるかい」..

本当はテニスがやりたいけれども、最近テニスのやりすぎからか右肩は痛いし、左膝も..

家にいると絶対テニスをやりにいってしまうから、ここらで身体を休ませるためにも放浪旅に出ることにしました。

地元でテニスをやっている方が金がかからなくって、年金暮らしのお財布には優しいんですが..

「えいや~」とばかりにいつものように横須賀は林ロータリーを飛び出しました。

行先は、とりあえずは山梨県は道志村のキャンプ場です。

林ロータリーから逗子へ、そして鎌倉市街を通り抜けて..

藤沢→茅ヶ崎→平塚→伊勢原と渋滞の道をのろのろ走って..

そのうち車窓からは大山(おおやま)がまじかに見えてきました..

目指す山梨県道志村は大山の裏側に位置する村なんです。

「いそがねば」.. カーナビの到着時刻は17時10分となっております。

谷間にある道志村です、今時期で17時を過ぎてしまえば..

「真っ暗闇じゃね」..

そんなこんなで、やれやれ道志村は森のキャンプ場に到着、時間は16時25分でした。

橋の感じが羅臼の熊の湯みたいです、橋を渡れば管理棟があるはずです。

管理棟のお姉さまに¥1,800-支払いました、管理棟は17時に閉まるようです。

「どちらでもお好きなところにテントをお張り下さい」だそうです..

「それじゃ、ここにしよっと」.. 暗くて場所なんて選んでいる余裕などありませんでした。

秋の日は釣瓶落とし.. 管理棟で手続きしているうちにあっというまに真っ暗闇になっていました。

平日なので客は自分ひとりだけだろうと思っていましたが、12,3人のキャンパーがいるようです。

荷室最後部に新しく作って置いた、桐集成材の棚をテーブル代わりにして調理を開始..

三浦で調達してきた鶏もも肉をニンニクとコショウと塩で味付けしフライパンで焼きます、頃合いを見計らって細かく切ったレンコンとしめじをフライパンにほっぽりこみました。

完成..

鶏もも肉も旨いんですが、鶏肉汁のしみ込んだレンコンとしめじがこれまた美味なんです。

缶のエビスをグビグビ.. 肉汁のしみこんだレンコンをカリカリ、なにやら暗闇でガサガサ..

「何か動物がいるんじゃないの~」..

みてみれば家猫でした、北海道だと家猫の代わりにキタキツネだったんですがね..

寒いもんで七輪に炭をおこしていたんですが、やっと熾ったのは食事がすんだあとでした。

時間がたつにつれて寒さが増したもんで、カップヌードルもいただきました。

本当は焚火をやりたいんですが、焚火台が結構高価なので、昔買った七輪で我慢してます。

炎を見ていると癒されますね..

あまりの寒さにヴォクシーの車内に逃げ込みました。

ヴォクシーの車中泊再改造後初めての夜です、再改造後の使い勝手はどうでしょうか..

写真で見るとシックな部屋のようでいい感じでしょう..

ウクレレを弾いてみましたが、楽譜を洗濯ばさみで天井からつるせるもんで見やすくって最高でした。

パソコンをUSBテザリングでネットにつないでみました..

ブログ投稿作業は楽勝でしたがAmazonプライム・ビデオを視聴しようとしたらダウンロードに時間がかかりますとモニターに表示されました。

新しいベッドでこれからおやすみ、それじゃまた明日。

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