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旅と楽器

左手首の腱鞘炎で今年の3月中旬以降 ウクレレを抱えていない親爺ですが、2025.夏の北海道放浪にはとりあえずウクレレを持ってきました。

旅人に優しい町 紋別に長逗留している三匹の親爺、飽きもせず毎晩 酒を酌み交わす怠惰な暮らしを送ってます。

昼間はそれぞれにやりたい放題し放題で自分の時間を満喫..

長老は暇さえあれば寝てるか、魚釣り..

青風親爺は鍛えあげた肉体とやらをトラベラー熟女達に見せたがってるみたい..「下心見え見えだぞ」.. 

そんな私はサービス氷と太陽光を集めるのに日々奔走しています。

そして夕暮れ時になると、18時だよ全員集合!なんちゃって、酒を酌み交わす毎日なのです。

この日も酒を酌み交わしていたら遠くから かすかに聴こえるウクレレの音♪.. 

音のする方向へ辿っていったら、音の出どこは軽箱バンの中のようです、窓から覗くと親爺さんが弾いていました。ペグを数えたら6ケで、テイラーのミニギターのような感じ..

「よろしかったら うちらとご一緒しませんか?..私もウクレレをもってきていますから」なんて声をかけて岡崎から来た75才の親爺先輩をテントへ案内しました。生演奏を聴きながらの贅沢な晩酌のはじまりです。

すると岡崎親爺(仮名)の演奏に誘われたかのように、もひとりの親爺さんも仲間入り、その名も埼玉親爺(仮名)。

岡崎親爺さんはギター歴35年で弾き語りのみ。埼玉親爺さんはギター歴55年で弾き語りからスリーフィンガーまでブイブイ♪.. ウクレレ歴5年の私は蚊帳の外。

暗くなるまで岡崎親爺さんの旅用ギター(テイラーミニ)の音が鳴りやむことはありませんでした。

暮れなずむ紋別の港湾緑地.. 「二軒目もいかかがですか」?なんて訊けば、「まってましたとやる気満々」こうなったら「リンダじゃないのに、もうどうにもとまらない」のが音楽好きで酒好き親爺の特徴です。

先日も賑わいを見せた青風親爺のBer BLUE WINDへご招待..

そこではじまったのが飛び込み参加の埼玉親爺のワンマンショー.. 私も楽器をはじめて5年、多くの生演奏を聴いてきましたが、さすが幼少期から始めたギターは凄かったです。

埼玉親爺は齢65才の年金暮らしで、美人奥様とバイクで北海道を周っています。ギターは上手いけど、最近太り気味だとかで..奥様は心配なご様子。

ご夫婦共に家でもホッピ―を愛飲していることを聞いて、サントリーのからだを想うをホッピー代わりに呑みなさいよ」なんて教えてあげました。

からだを想う中性脂肪高めの方はこちらから

会うは別れの始め、別れの朝..岡崎親爺はそうそうに港湾緑地をさっていきました。そして、埼玉夫婦も旅立ちです。

お気をつけて..またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。バイナラ..

遠くから聴こえてきたギターの音に見ず知らずの親爺達が集い酒を酌み交わした。旅の空の下で.. 楽器にはそんな力があるんだとつくづく感じた夜でした。楽器をもって旅をする.. おっしゃれ~じゃありませんか。

ううっ.. ウクレレが弾きまくりたいぞ、左手首の腱鞘炎が早く治りますように..

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