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続 三浦大根

三浦大根の話の続きです…

「よ~.. かーちゃん、ちと諸磯まで行ってくるから、おそらく誰もテニスはやっていないと思うけど… そしたらヴォクシーを置いて自転車でうらりまで行ってマグロでも買ってくるから、何かほしいものはあるかい」?…

先日 NHK 新日本風土記の三浦半島編の中で三崎はうらりの干したトマトやトマトピューレが紹介された、あればそれを買ってきてほしいとのこと。 干したトマトは分かりそうだけれども、トマトピューレってなんでんしょん?…

トマトピューレがなんだかわからないまま、とりあえずは諸磯に向かいましたが、着けばテニス仲間が楽しそうにゲームをしていたもんだから… 「やめた、やめた~、うらりになんか行っている暇はねいぜ」なんて… ゲームに参加したしだいです。

結局うらりには行きませんでしたが、テニスの帰りに地元のスーパーエイビイまで酒を買いに行ってきました。嫁に電話を入れて… 「今エイビイだけど、何か欲しいものがあったら買ってやるよ」… 泥ネギとほうれんそうが欲しいというんで買いましたが、ブリのあらがあったのでそれも買って、長い休みの楽しみに日本酒やら缶の酎ハイにプレミアムモルツなどを買い揃えました。 家に帰ってドアを開けた瞬間、すぐにわかりました「大根を煮ているな」… ほうれんそうと泥ネギをわたして、ついでにぶりのあらも…

そして夕飯、ブリ大根が出て来ました、大根はいいし、使っているかやのや出汁も申し分なし、ぶりのあらも入っているし、「もう少し煮ればもっとおいしいのに、もったいない」… 「いそがしいから今日はそこまでやっていられなかった」とか… 「それなら明日食えばいいじゃねいかい、十分に食えるけれども、明日食ったほうのが旨いに決まってらい」… 声にだすとおこられそうなのでやめておきましたが…

そんなこんなでブリ大根の第二段はおいらが作ることに、明日の夕飯にそなえて今晩からじっくりと火を入れていきます、米のとぎ汁があればいいんですがそれがないのが残念無念… 大根を輪切りにして皮をむきます、面倒なので面取りはしません…

あとはグツグツグツグツと… 水から.. 沸騰したので中火にしました。しばらくして串でつつくといい感じです、味付けは食べる前、約2時間前にやればいいでしょう、ぶりのあらは明日マグロを買うついでにうらりで探そうかと、出汁はかやのやを使うとして… 「食べて腰をぬかすなよ~、ざっとこんなもんよ~」なんて嫁に言ってやります。

今の世の中の悪いところは、やたら時間が出しゃばり過ぎていることと規格にこだわりすぎのところでしょうか… 精密機械はそれでいいとしても、酒にしたって、食べ物にしたって品質をそろえようとする風潮が行き過ぎていて、旨い酒も全国区にデビューした途端に味気のない酒になってしまったり。野菜や果物だって、形や色(見てくれ)にこだわるあまりに味はそっちのけ… 陳列のしやすさから始まり、運送時間や運送のしやすさに製造コストの縮減まで、全て儲ける側のご都合主義?… 「呑む側や食べる側のことを考えなさい」って…

食べる側(自分)のことを考えて時間をかけて作ったブリ大根とはどんなもんなのか明日お見せいたしましょう… 出来る男はちがいます、皮だって大事に干したりなんかしているし。

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コメント

  1. コッチ より:

    さすがさすがの三冠王でことしもくれよとしています
    そしてカウントダウンもそろそろですね♪
    らいねんもよろしくおねがいいたします♪