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夏の思い出、知床羅臼 熊の湯

知床の岬にハマナスの花が咲くころ、思い出しちゃう熊の湯のことを..

仕事を辞めてはや3年の歳月がたちましたが、毎夏北海道に出向いては知床羅臼にある熊の湯を堪能させてもらっております。全国各地を周ってみて、よかった温泉はどこかと訊かれれば.. 「鹿児島の鰻温泉か北海道の熊の湯かな」なんて思う私なのです。

鰻温泉のいいところは、温泉はもちろんのことそこを取り仕切る地元のおばちゃまの優しさでしょか.. 一方、熊の湯のいいところは、温泉はもちろん、観光客に正しい温泉の浸かり方などを指導してくださるこわもての漁師さん達の存在かと思っています。

今回は北海道 知床羅臼の熊の湯を紹介させていただきましょか..

まずは所在地の説明から、 電車やバスの最寄り駅等は不明ですので、とりあえずは道の駅 知床・らうすまでは車やバイクか自転車等で来てもらったとして、そこから先のルートを案内させていただきます。

道の駅 知床・らうすから熊の湯までのルート地図↑3.9km 車で7分  

道の駅を出たら左折して知床峠方面に進路を取りましょう.. 国道334号線をゆけばやがて道は上り坂になります、しばらく走れば右手に知床羅臼ビジターセンターが、ここまでくれば左前方には白煙が立ち昇っているのが見えるはずです。その先..左手を注意しながら進めば、道路脇に駐車場があるはず、そこが熊の湯の駐車場になります。普通車が15台くらいは停められるでしょか.. 駐車場の端に上の写真の看板が立っているのですぐわかるはずです。

熊の湯を拝見..

看板の手前に橋↑があります、羅臼川に架かる橋で施設の故障や早朝の掃除の時などは橋のたもとにロープが張られて入浴禁止の看板がかかっていて渡れません、その時は入浴禁止です。

熊の湯は国道の反対側、羅臼川の対岸にあるんです。

看板とロープが外された上の写真の状態なら入浴は可能です、それでは熊の湯を覗いてみましょう。

トントントンと橋を渡れば温泉は左側にあります、板が敷かれているのでわかるはずだと思いますが、高齢の方は足元に注意が必要かも..

板敷きのスロープをおりると前方左手に女湯の文字が見えます、文字の先、白い扉が女湯の入り口になります。

女湯の奥に男湯があるんですが、衝立等はありませんので、女湯の前を通り過ぎれば、パッと丸い露天風呂が見えるはず.. 外からでもどんな方々が今はいっているのか一目瞭然.. 「若い観光客が2人に、知床の漁師さんが6人.. 今はやめておこうか」なんてことも可能なのです。

夜間 22時頃の熊の湯の様子です↑..この時は朝の早い漁師さん達がいなかったので、入浴されている方々の了承をいただき写真を撮らさせていただきました。漁師さんのいる時には写真撮影なんて無理じゃないかと思いますね。

熊の湯でこのリラックスムードは珍しいのではないかと思います、漁師さん達と一緒に入っている時には湯は半端なく熱いことが多く、露天風呂の空気感にはピリッとした緊張感があります。なれるとそれが堪らなくなってくるんですが.. ←個人の感想です。

日々だらだらと暮らしているあなたへ.. 緊張の夏、羅臼の熊の湯などいかがでしょか、昭和の時代の怖くて優しい先輩達がここにはいまだ普通にいるんですよ..

青い桶をみたらきっと思い出す、ひと夏の経験..あなたが望むなら 知床羅臼の熊の湯に浸かってみてはいかがでしょか?.. お湯の熱さと漁師さんからいただく緊張感は忘れられぬ思い出になること間違いなし。

この夏も熊の湯の対面にある知床羅臼温泉野営場を利用して熊の湯を堪能させていただきましたが..

「さっき熊の湯にはいってきたけど、また若い観光客が漁師さんに注意されてて.. ”ケツを洗ってから温泉に入るだぞ”なんて」..

この夏もこんな話を何度聞いたことやら.. 「普通に入れば注意されることもないのに」..

そんなこんなで考えました、3年間の熊の湯の経験から得た漁師さんに注意されない熊の湯の浸かり方、近々まとめてみようかと 近日中にアップする予定です.. この秋旅で知床羅臼を訪れる方必見..こうご期待。

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