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知床羅臼 熊の湯の入り方..

知床羅臼の熊の湯は、まじ いい温泉です。

樹林の中の露天風呂に浸かりながら聴く羅臼川のせせらぎの音.. 源泉かけ流しはもちろん、そのお湯の熱さも魅力的で、なににもまして会員の方々の維持管理が行き届いているから施設が古そうなわりにはとても快適な温泉なのです..

関東ではその昔、伊東へいくならハトヤと歌われておりましたが.. 知床へいくなら羅臼の熊の湯熊の湯ははずせませんね。

この夏も熊の湯のお世話になりました。

去年はなかった貼り紙です、ちと読んでみましょか、フムフム..

施設の維持管理から修理や備品の購入まで、会員有志でおこなっている熊の湯にも、ここ最近の物価高騰はたいへんなようです。

「合点承知の助」.. 入り口から一番奥の壁にある募金箱に寄付金を入れさせていただきました。カチャン..チャリン.チャリン

旅人達のあいだで熊の湯の話題になると、募金箱の存在すら知らない人が多いように感じます。私も初めはわかりませんでした、脱衣所の奥まったうす暗くてごちゃごちゃっとしたところにあるからなんでしょか.. 意識して見れば入り口から一番奥、古時計の左側にちいさな募金箱のあるのに気が付くはず。

こちらの貼り紙も去年はなかったかも..

入浴心得だそうです、

◎かけゆはしゃがんで、 立ったままだと飛沫が入浴している人の顔にかかる為..

「がってん、当然のこと」、誰だって親爺の飛沫なんかかけられたくはありません、これが少女Aや美熟女Bの飛沫なら..「どきどきしちゃう、親爺の胸」なんちゃって..

◎入浴前に股間をよく洗う事 

今夏もかけ湯もせずに温泉に浸かった青年が漁師さんに叱られていました..「こら、ケツを洗ってからはいれやなんて..

◎使用した桶は元に戻す事

桶のことで注意される方は結構多いです、脱衣所ですっぽんぽんになり露天風呂に一歩近づいた途端..「おい!、桶があるだろ、桶もってはいれや」.. 熊の湯に浸かるにあたって、第一関門が青い桶の利用に関することなんです、温泉に浸かるためには青い桶、温泉に満足したなら自分が使った青い桶は片付けること、これが熊の湯の浸かり方の初歩です..

熊の湯が初めてだという方へ、よく助言するのが寄付のことと青い桶のこと.. この2つだけでも知っていれば漁師さんに注意される確率はぐんと減るはず。

上の写真の建物が男湯の脱衣所になります、ぽっかりと開いているのが入口で、入り口の中に見える緑色の人工芝が露天風呂への出入り口に敷かれた足ふき?なのですが..

熊の湯 備え付けの青い桶は、脱衣所から露天風呂への出入り口の左手、緑色の人工芝の横にあります。

こいつを持って入って、出る時はちゃんと片付けること、 使いおわった桶はさっと洗えばなおさらいいかもしれませんね。

漁師さんに注意されない熊の湯の浸かり方..

① 脱衣所にはいったら、人がいればニコッと笑って挨拶から..

②そして募金箱に寸志を入れましょう。お金のある方はお札も可..

③サンダルは下足箱へ、脱いだ衣類は専用の棚へ。

すっぽんぽんになったら、青い桶の出番です..

⑤露天風呂でも挨拶から、狭い通路です、横をすり抜ける時にも一声かけて「失礼しまーす」なんて..

⑥出入り口付近でのかけ湯は注意が必要、通路を考慮し邪魔にならないところで腰をかがめていたしましょか..

⑦身体を洗う時にも石鹸が湯船に入らぬよう注意して、排水溝際で洗うのがいいかも..

⑧いよいよ温泉に浸かってみましょう、熱いからドブンといかぬように注意、熱いからといって自分勝手に水は入れない方がいいと思います。

⑨上がる前に身体をよく拭いて、脱衣所の床を濡らさぬように気をつかいましょう。

以上、私の熊の湯の浸かり方です。

最後に漁師さんの言った名言の数々.. 青文字は観光客、赤文字は漁師さんのセリフです。

1.タオルを持たずに入った青年と漁師さんの会話..

「タオルはもってないのかい」? 「はい、タオルは使いませんから」.. 「それはダメだよ、タオルで身体と足をちゃんとふかないで脱衣所に入るから、床がびちょびちょに濡れちゃうんだよ」.. 「すみまん」..

2.マスクをしたまま温泉に浸かった青年と漁師さんの会話..

「なんでマスクをしたまま温泉に浸かってんだい」?.. 「コロナを感染させるわけにはいきませんので」..「.. .. そう思うなら、温泉なんか浸からなきゃいいだろうが」..

3.温泉が熱いと呟いた親爺と漁師さんの会話..

「あちち..あぢーぞ」.. 「羅臼川に浸かってろい」..

4.露天風呂入り口付近でかけ湯をしていた青年に対してかけた長老漁師さんの言葉..

ばっしゃ.. ばしゃばしゃ..←かけ湯の音 穏やかそうな長老漁師さんの表情が大魔神が変身する時の顔になって..「どこでかけ湯をしてるんだ!、そこは通路だろうが」怒..

こんな会話は日常茶飯事です。

緊張の夏、知床の夏.. 昭和が懐かしい方はぜひとも熊の湯に浸かってみてはいかがでしょか、この温泉に浸からずして温泉を語るべからず、知床羅臼の漁師さん達が管理する熊の湯は日本一の温泉だと私は思います。

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