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2024年 夏の知床羅臼

2024.夏の車中泊放浪(32日目)

今夏は知床 羅臼温泉野営場に2泊して、2泊とも 夜 雨に降られました。

昨夜は強雨に降られて大変でした、強雨は23時にはあがっていましたが..

今日は朝から快晴で こんな朝は忙しいんです、洗濯をして寝具を干して、昨日釣ったニジマスは干物用に処理しました、食べるのが楽しみです。

ブログを書いて..

そうこうしているうちに、お隣さん(むーちんさん)との別れの時.. 「いろいろと、おせわになりました」..「また来年お会いできることを楽しみに..」 バイナラ.. 

いってしまいました、どこへ行くんでしょか?..

北海道はどこが好きかと訊かれれば、知床は羅臼でしょうか..

「羅臼のどこがいいのよ」なんて訊かれたら..

「羅臼温泉野営場でしょか」..1泊¥300-だし、¥100-の袋を買えばゴミも処分してもらえるし。

管理員のおいちゃんおばちゃんも親切で人情味があるし.. ここに集まる人も好きです。

こんな看板を見るとちと不安だけど、「安心してください」!

キャンプ場をぐるりと電気柵が守ってくれてます。

電気柵の向こうにたもぎだけです、2日間の雨で生えてきたのか..

電気柵は3年前のヒグマ騒動によって張り巡らされたようです。

3年前の今頃.. 上の写真の奥をヒグマが走り抜けたんです、当時は電気柵はありませんでした。ガサガサと音がして、写真中央のキャンピングカーの持ち主がヒグマを見て「ヒグマだ~」と叫んだんです。わたしも藪をこぐ音だけは聞きましたが..

そのときにヒグマを見たのがこの↑親爺さんで、

野田さん(仮名)です、特技は手のひらを拳銃に仕立てて、愛犬に向けてバーン!とやって愛犬を倒すこと。

今日もやってもらいました、親爺さんの愛犬のわんこが一発でこのとおり..笑っちゃいます。

ヒグマの話のつづき..

野田さんが見て管理員さんに報告すると、役場の職員が2人だか来て、なんじゃら.かんじゃら..

そしてその翌年来てみたら、キャンプ場全体が電気柵で囲われていたんです。

「熊の湯も好きです」..

温泉の維持管理のために寸志をいれて入浴させてもらっていますが、泉質はいいし、その半端ない熱さがやみつきになります。

地元漁師さんたちとの交流を苦手に思う人もいるようですが、私はそれほどでもありません。

トントントン!と羅臼川に架かる橋を渡って、

熊の湯温泉と書かれた板切れを左に曲がって、

板敷きのスロープを下れば、

左手に塀で囲われた女湯があります、男湯はそのさき左手にある露天風呂なのです。

こちらが男湯(露店風呂)です。※1日目に撮影、このときは漁師さんとの出会いはありませんでした。

今回は2回利用させていただきました。1日目は漁師さんはおりませんでしたが、2日目は4人の漁師さんと入浴しました。緊張の夏..漁師さん達と入浴する熊の湯はちと緊張します。

以下に私の熊の湯の入り方を箇条書きにしてみました。(漁師さんに注意されない熊の湯の利用のしかた)

①脱衣所..ぬいだ靴は入り口左手の下駄箱へいれる、そして奥の募金箱へ小銭をちゃりんといれて衣服をぬいだら、露天風呂入り口の左下にある 青い桶をもって露天風呂へ..

②露天風呂へ(その1).. 露天風呂へ入るときに青い桶は忘れずに、挨拶くらいはしたほうがいいかも、「こんちわ~」なんて、青い桶でのかけ湯は必須、ただし入り口付近でのかけ湯はNG..「そこは通路だろうが」怒なんて漁師さんに注意された人を見たことがあります。すいたところを探して、しぶきに注意してかけ湯をしてから温泉に浸かります。

②露天風呂へ(その2).. 「熱いよ、熱いよ~」なんて泣きを へたに漁師さんに聞かれようもんなら..「熱いなら川にでも入ってろ」なんて言葉が飛んでくることもあるそうです。

とにかく青い桶をもって、挨拶をして、周囲に気をつかって入浴すれば漁師さんに注意されることはありません。

ここ最近のしら~っとした人間関係よりも、昭和の昔がなつかしい漁師さんとの熊の湯での交流も悪くはないんじゃないかと思っています。

「羅臼国後展望塔がある望郷の丘も好きです」..

急な坂を上って..

頂上に到着..

羅臼国後展望塔の屋上から

はるか国後を望むんです。 雲が多くて見えないことのほうが多いような気もしますが..今日は微妙な感じです。見えるような、見えないような..

望郷の丘に上がってウクレレで知床旅情を演奏するのが楽しみで、今回が4回目です。

知床羅臼温泉野営場熊の湯望郷の丘.. 北海道旅では外せない好きなところなんです。

知床羅臼から別海町へ移動します、2024年夏の羅臼も最高でした。

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